・今の仕事給料低すぎ…転職しても同業他社じゃ似たりよったりだし…
・待遇面や労働環境が悪すぎる…他の業界に移りたいけど難しいよなぁ…
・異業種に転職したいけど、未経験じゃキツイかなぁ…
・今からキャリアチェンジするとしたらどんな業種がいい?
こんな人に向けた記事です。
筆者の僕は、転職4回を経て副業6年で独立し、サラリーマンの頃とはまったく違う業界で、ほとんどストレスなく平和に暮らせるようになりました。
マイナビという会社で人材業界にいた経験もあり、キャリア構築には詳しいです。
本記事では「異業種にキャリアチェンジして年収UPしたいけど、特別なスキルも無いしどこから手を付ければいいのかわからない!」という人に向けて書いています。
記事を読むことで「今からでも身に付けられるスキル、学習方法、その後のキャリア」までをイメージできるようになるはずです。
「一生今の会社は絶対無理だ…」と悩んでいた僕を救ってくれたのが副業とキャリアチェンジでして、控えめに言っても人生変わりました。
仕事は「人生を快適に生きるための手段」だと思っており、手段に振り回されて消耗し続けるのは本末転倒だと考えています。
そんな背景の僕が、未経験から副業でキャリアチェンジして年収UPできる方法をまとめましたので、是非ご覧ください。
【未経験OK】副業で異業種に転職して年収UPする方法
方法論の前にちょっとだけ補足説明です。
未経験からのキャリアチェンジはIT系一択です
理由は以下の3つです。
- 今なお伸び続けている業界だから
- 慢性的な売り手市場だから
- キャリアの幅が広いから
- 未経験からでも転職しやすいから
①については下記ツイートの通りです。
✅給料は能力や努力で上がると思ったら大間違いです。
・平均年収300万の業界で500万を目指す
→ハードモード・平均年収600万の業界で500万を目指す
→イージー寄りのノーマルモード給料が低いと感じている人は一度業界全体の年収をチェックしてみるのがおすすめ。
異業種に移った方が速いかも。— ガク@複業ブロガー (@GAKU_gflat) June 19, 2020
この辺りのことは以下の記事で詳しく解説しています。
>> 転職するなら今はIT業界一択です|理由と手順を解説する
想定するキャリアプラン(ゴール設定)
今の仕事をしつつ副業でスキルをを伸ばし、以下のいずれかのキャリアチェンジを想定しています。
- 副業+異業種に転職して年収UP
- 異業種でフリーランスとして独立
①は副業の時点で年収が上がりますが、副業と関連性が高い業種に転職することでさらに上がる可能性があります。
どちらにしても、キャリアチェンジまでに自分で稼げるスキルが身に付くので、働き方はある程度自由に選択できます。
転職して企業に属するか、独立するかはぶっちゃけ好みで選んでOKです。
おすすめ副業の5条件
以下5つの条件を全てクリアしているものを厳選しています。
- 現職が何であってもチャレンジできる
- 学習方法が明確
- スキルアップの方法が明確
- 経験を積むほど収入が上がる
- 上記を就職せずに個人で身に付けられる
「誰でもできる再現性」と「収入が増えること」を最優先にしています。
ただし「楽して収入が増える方法」ではないので、ある程度の努力は必須です。
キャリアチェンジで年収UPできる副業3つ
以下の3つです。
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
今からやるならIT業界一択です。なぜなら、業界全体がいまだに伸びているから。
低迷している業界にはお金が流れて来ないので、転職でも個人でも年収UPを目指すのはハードモードですね。
繰り返しになりますが、一見ハードルが高そうでも全然知識が無くても問題ないので、先入観を外して読み進めてみてください。
未経験からキャリアチェンジできる副業①:プログラマー
具体的な手順は「未経験から副業プログラミングで稼ぐ方法|職業訓練校は不要です」という記事で解説していますので、ここではざっくりと流れを理解していただけたら。
基礎理解:そもそもプログラマーって?
「プログラミング言語」を使ってシステムやソフトを作る人、という認識でOKです。
身の回りのありとあらゆるところでプログラムが使われていますが、分野によって以下のように分かれています。
Web系/ゲーム系/組み込み・制御系/社内システム系/アプリ系/通信系…などなど
どの分野を目指すかによって学ぶ言語が変わってくるという感じです。
おすすめの言語は?→「Web系」です
理由はシンプルで「一番稼ぎやすいから」です。今回の目的は「年収UP」なので、より早く稼ぐためにもWeb系を選んでおくといいかなと思います。
とはいえ「○○系をやってみたい」という感じで興味関心がある分野があれば、その道に進むのも全然ありです。
ただし、稼ぎやすさで言えば「Web系>アプリ系>その他」という感じですね。
Web系の言語とは?
HTML/CSS/PHP/JavaScript/Ruby など
「むむむ…すでにわけがわからん…こんなに覚えるの無理くさい」と思うかもですが、全然大丈夫です。
Web系の言語は関連性があるので、順序良く学べば理解しやすい構造になっています。
足し算がわかれば掛け算がわかり、掛け算がわかれば割り算がわかる、みたいなイメージですね。
プログラミングの学習手順2ステップ
- 基礎を学ぶ
- サンプルサイトを作ってみる
これだけです。
参考書でもスクールに通っても、就職した後の新人教育でもこの流れは一緒です。
ここの段階は独学でも到達できますが、個人的にはオンラインスクールを活用するのが効率いいかなと思います。
費用はかかりますが、最短3ヶ月くらいで月10万くらい稼げるようになるので、後から余裕で回収できます。先行投資ですね。
転職を目指す場合 は「転職できなかったら受講料全額返金」という保証が付いてるので、オンラインスクール一択ですね。
この辺りのことは以下の記事で掘り下げています。
>> プログラミングスクールを卒業すると本当に就職・転職できるのか
プログラミングのスキルアップ手順
基礎学習が終わったら個人で実際に仕事を受注して、稼ぎつつスキルと実績を付けていけばOKです。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 個人案件をいくつか受注して実績を作る
- 実績を元に企業案件を受注する
こんな感じですね。
基礎学習の部分を効率的にクリアできれば、スタートから3ヶ月くらいで月10万円くらいはサクッと稼げるようになり、経験を積むほど収入が増え、キャリアチェンジの幅が広がる感じです。
具体的な手順などは下記の記事にまとめましたので、参考にしてみてください。
>> 未経験から副業プログラミングで稼ぐ方法|職業訓練校は不要です
未経験からキャリアチェンジできる副業②:Webデザイナー
基礎理解:そもそもWebデザイナーって?
そのまんまですが、Webサイトのデザイン部分を担当する人です。お客さんの要望を細かく反映させるため、人と会って打ち合わせをする機会も多くあります。
Webデザイナーの仕事は大きく分けて以下の3つです。
- Webサイトのデザイン
- デザインを作る
- コーディングする
②では「Photoshop」や「Illustrator」などのグラフィックソフトを使い、③ではプログラマーの項で出てきた「Web系言語」を使います。
上記が一番メジャーな仕事ですが、スキルが付くとWebサイトに限らず商品デザインや広告関連など、グラフィックデザインを使う分野で幅広く仕事ができます。
Webデザイナーが使うWeb系の言語とは?
- HTML:文章や画像の表示に使う
- CSS:配置、フォント、文字サイズ、カラーなどに使う
- JavaScript:表示したものを「動かす」ときに使う
主に上記の3つで、プログラミング言語の中では簡単な部類です。
そして、プログラマーより扱う言語が少ない分、グラフィックソフトを使うスキルが必要になる感じですね。
Webデザイナーの学習手順
- Webデザインの基礎を学ぶ
- Photoshop・Illustratorの使い方を学ぶ
- サンプルサイトを作ってみる
学習方法は作るものが違うだけで、プログラマーと基本的な流れは同じです。
こちらも独学可能ですが、言語とグラフィックソフトと毛色の違うものを学ぶ必要があるため、独学のハードルはちょっと高いです。
プログラミング同様、オンラインスクールを活用すると月々6,000円くらいで現役のWebデザイナーが順を追ってレクチャーしてくれるので、闇雲にやるより効率がいいかなと。
実際に覗いてみるとイメージが掴みやすいと思います。
Webデザイナーのスキルアップ手順
- クラウドソーシングサイトに登録する
- いくつか案件を受注して実績を作る
- 制作物をポートフォリオに蓄積していく
基礎学習が終わったら、実際に制作案件を受けて稼ぎつつキャリアを積んでいきます。
Webデザイナーは特に、自分の制作物を見せて実績やスキルを見せることで仕事を取っていくことになるので、ポートフォリオの作成は必須ですね。
未経験からキャリアチェンジできる副業③:Webライター
こちらも具体的な手順は「【在宅副業】未経験からWebライターで稼ぐ方法|超簡単です」という記事で解説していますので、ここではざっくりと流れを理解していただけたら。
基礎理解:そもそもWebライターって?
Webで以下のような文章を書く人のことです。
- 今読んでくださっているようなブログ記事
- 新商品・サービスのPR記事
- 試用した商品・サービスのレビュー記事
- 企業サイトのコンテンツ記事
- yahooニュースの情報を元にした掘り下げ記事
普段何気なく見ているWeb上の文章の多くは、こういったWebライターが書いている場合が多いです。
Webライターの学習手順・スキルアップ手順
- クラウドソーシングサイトに登録する
- まず案件を受注する
- 仕事をしつつ基礎を学ぶ
- WordPressでブログを書く
上記の通り。
プログラマーやWebデザイナーと違い、いきなり仕事を受注するところから始まります。
敷居の低さとは裏腹に、コツコツ実績を積んでいくことでどんどん収入が上がっていきます。
具体的な手順は以下の記事にて解説しているので、参考にしてみてください。
>>【在宅副業】未経験からWebライターで稼ぐ方法|超簡単です
補足:クラウドソーシングサイト活用法
活用すべきクラウドソーシングサイトは以下の基準で選びましょう。
- 得意分野の案件が多いサイトを選ぶ
- ランクアップ制度があるサイトを選ぶ
- 受注するサイトを絞る
詳しくは以下の記事にまとめましたので、合わせてチェックしてみてください。
>> 在宅副業におすすめのクラウドソーシング4選|稼ぎつつスキルアップ
希望別:キャリアチェンジの手順
キャリアチェンジの手順は転職かフリーランスとしての独立かで変わってきます。
ここからは少し先の話になるので、ざっくりの理解でOKです。
転職の場合
IT系に強い転職サイトを使って求人を探し、選考ではここまでにやってきた制作物を見せつつ、実務経験をアピールすればOKです。
>> IT系に強い転職サイト・エージェント3つだけ|独立前提で選ぶべき
フリーランスとして独立する場合
クラウドソーシングから高単価な案件や、継続的に仕事依頼をしてくれるクライアントを獲得する。
ある程度安心できる収入が確保できてきたら、会社を辞めて独立する。
上記の感じですね。
どの副業もスキルアップの過程で仕事を受注していくので、もしかしたら独立の方がイメージが付きやすいかもしれませんが、副業のスキルが活かせる職種に転職することで、本業と副業両方で稼ぎつつ学べる環境を作れます。
未経験でも副業でスキルアップすれば年収UPしつつキャリアチェンジも可能です
最後にもう一度要点をまとめます。
未経験から「個人で学習→スキルアップ→キャリアチェンジ」ができるおすすめの副業は3つです。
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
ということで、ここまで理解すればキャリアアップに向けた動き方とその後のキャリアチェンジがイメージできたんじゃないかなと思います。
上記記事の手順を実践すれば現在どんな職業であっても、今から自分の手で新しいキャリアを切り開き年収UPを目指せるはずです。
紹介した副業(=職業)に好き嫌いや興味の有無などあると思いますが、今からでも自分の努力で職業や収入を変えられるというのが一番重要なことなので、食わず嫌いせずにチャレンジしてみてもらえたらなと思います。
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