・フリーランスの働き方を知りたい
・現役フリーランスの生の声を聞いてみたい
こんな人に向けた記事です。
筆者の僕は5回の転職を経て、2018年にフリーランスになりました。
フリーランスになりたかったわけではなく、どうしてもサラリーマンが無理だったのと、そうかといって社長になる技量もビジネスモデルも無かったので、フリーランスしか無かったという感じです。
意識の低い動機ですが、サラリーマンのころより収入が多く、何よりも自由でいられることが心地よくて、今の生き方がとても気に入っています。
僕の人生観
- 仕事はあくまで「手段」であって目的ではない
- お金も大事だが、自由であることが最優先
- 無理はせず、不安は少なく、常に平常心で生きたい
こんな感じで、人生における仕事の優先順位は低めです。
元々負けず嫌いな性格なので会社の仕事に燃えていましたが、子どもが産まれたり、身近な人たちの働き方や人生を見たりしているうちに、価値観が変化しました。
とはいえ、常に目標は立てるようにしているので、やる気の時は1日15時間やったり、長期間休み無しでやったりもします。
人生一度きりなので、「これでいい」ではなく「これがいい」という生き方をしたいなと思っています。
参考:僕のスペック
- 起業経験4ヶ月(失敗で早々に撤退)
- 転職経験5回(ベンチャー・中小・上場企業)
- 営業経験4年(BtoB・BtoC)
- 人事部経験8年(3社)
- 投資家経験(2012年から継続中)
- 都内在住経験7年(現在は札幌市)
上記の通り。
サラリーマン無理だった割に長く勤めたなと思いますが、最初の5年は仕事に燃えていて、後半7年は独立する手段の模索と副業でビジネスを育てていた期間です。
前置きが長くなってしまいましたが、ざっくり僕がどんな人間なのかということを把握していただいたところで、本題に行きましょう。
簡単解説:フリーランスの働き方には2種類ある
「フリーランス」とは、企業に属さず個人で仕事をする人を指しますが、大きく2種類あります。
- 副業フリーランス:会社勤めをしつつ、副業がフリーランス形式
- 専業フリーランス:メインの仕事がフリーランス
僕はどちらも経験していまして、副業フリーランスで売上が安定してから会社を辞めて、専業フリーランスになりました。周りも同じタイプの人が多いです。
具体例:副業フリーランスとは?
「本業は会社員、帰宅後や休日にクラウドソーシングで仕事を受注して在宅ライターをやっている」みたいな働き方が副業フリーランスです。
疑問:フリーランスと個人事業主は何が違うの?
「税務署に開業届を出しているかどうか」の違いだけです。
どちらも企業に属さず個人で仕事をして、給料ではなく報酬として収入を得ています。
参考:【個人事業主・フリーランス】副業する時って開業届とか必要?
現役フリーランスの働き方を公開|僕の場合
以下の5つについてお話します。
- 収入
- 休日
- 移動
- スケジュール
- 人間関係
働き方①:収入
結論から言うと、サラリーマンのころ(給料約45万円)より稼いでます。
当時は都内、今は札幌で生活コストも下がっているので、額面より増えた感覚があります。
もちろん最初からバリバリ稼げたわけではなく、6年かけて副業収入がようやく給料に追いついたという感じです。
収入の内訳
ざっくりですが、以下の通りです。
- 資産運用:4割
- 生活必需品事業:2割
- ブログアフィリ:2割
- 講師業・シェアビジネス:1割
これを書いている現在は資産運用の収入に偏り気味なので、「生活必需品事業」と「ブログアフィリ」を伸ばすことにほとんどの時間を使っています。
複業のススメ
僕は「複業」とか「パラレルワーカー」という働き方で収入を分散しているので、「いきなり収入が0になる」みたいなことはまず起こりません。
「資産が全部吹き飛んでも6割の収入が残る」みたいな状態なので。
これはお金の面で「平常心で生きる」という目的が果たせており個人的におすすめなので、具体的な手順も含めて解説記事を書きました。
>>【体験談】会社員を辞めてフリーランスになるには?|複業のススメ
働き方②:休日
人それぞれだと思いますが、僕は固定休みたいなものはありません。
- 基本的に毎日やっている
- 旅行とかに行く時は前倒しで終わらせておく
- 休んでいても閃いたらその場で仕事を始める
- 仕事→買い出し→仕事→友達と飲みなど、変則的
「休みなし」とも言えますが、基本的に趣味や特技の延長だったりするので「仕事をしている」という感覚が薄かったりします。
5人家族で荷物が多くなるので、合間で買い物に行ったりもしますが、基本的に平日昼間なのでどこに行くにも空いています。
子連れで人混みはマジで疲れるので、こういったところもフリーランスの良さかなと思います。
働き方③:移動
僕の場合、通勤がありません。
朝起きて子どもたちを見送り、軽く家事をやって自宅で仕事をする日が多いです。
仕事が捗らない時は気分転換に出かけたり、寝落ちしてそのまま昼寝することもあります。ちょっと寝るだけで頭が冴えるので、眠い時は無理せず寝ます。
サラリーマンは休憩時間や食事の時間まで決められていたり、急な業務が入って食事すらできないこともあったので、フリーランスになってかなり健康的になりました。
働き方④:スケジュール
基本的に夜型です。
- 起床:8時半〜9時半
- 就寝:25時〜26時
ほぼこのサイクルで、目覚まし時計は予定が無ければかけません。「起きるまで寝る」という感じですが、7時間半寝ると丁度いいみたいで自然と目が覚めます。
まだ子どもたちはいたずら盛りで、3人いると家の中は大騒ぎなので、寝静まってから仕事をした方が捗るんですよね。まぁ当面は仕方ないかなと。
働き方⑤:人間関係
基本的にインドア派で自宅大好きですが、交友関係は割と広い方かなと思います。
- 友人知人の多くはフリーランスか経営者
- 学生時代からの友達は専業サラリーマンが多め
フリーランス仲間と集まることも多く、週に1回は集まって学ぶ機会があります。
どっちが良い悪いという話ではありませんが、札幌に帰ってきたときは「副業社会」がまだ全然到来していない感じで「地方特有の遅れ」や「所属するコミュニティによる情報格差」を肌で感じました。
人間関係のストレスはほぼなし
ひとまず、どうしてもウマが合わない人や理不尽な人とは距離を置くので、人間関係のストレスはあまりありません。
サラリーマンの頃は上司・同僚・取引先など、付き合う人を全く自分で選べなかったので、好きな人とだけ付き合えるの最高です。
よく「フリーランスは孤独」という話を聞きますが、僕は全くそんなことはなくて、むしろフリーランスになってからの方が人間関係が豊かになったと思います。
以下の記事でこの辺りのことを考察しつつ掘り下げていますので、興味があればどうぞ。
>> フリーランスが孤独を感じる瞬間と解消法3つ|心配しなくて大丈夫
フリーランス的な働き方が向いている人とは
ざっくりですが、「会社不適合者」が向いていると思います。笑
- 会社勤めが無理な人
- 人から指示されるのが嫌な人
悪く言えばワガママ、良く言えば自発的に行動できる人です。
向いてる人①:会社勤めが無理な人
会社勤めが悪いという話ではなく、単純に向き不向きかなと思います。
- 謎に混雑する通勤
- 謎に混雑するランチ
- 無駄に多い会議
- やたら気を使う飲み会
- 建前があまりに多い
僕にとっては上記みたいな感じで、「やたらと無駄が多いな」ということと「自分らしく生きるのは困難」と思ってました。
会社に適合できる人はいいですが、個人で稼げる時代なので無理に適合する方がハードモードだと思ったので、僕はフリーランスを選びました。
参考:【無理しない】社会不適合者はフリーランス的な生き方が圧倒的に楽
向いてる人②:人から指示されるのが嫌な人
理不尽かどうかが問題ではなく、指示されることそのものが嫌だという人もいると思います。
感情的にただ嫌だというのはちょっと違うと思いますが、「もっと良い方法があるのに」みたいな代案が思い浮かんでいる人は多分フリーランスに向いています。
フリーランスは全ての決定権が自分にあり「株式会社自分」という感じなので、その代案を自分の判断で実行できます。
フリーランスの働き方は「自由」ゆえに多種多様
ということで、自分語りのようで恐縮ですが、フリーランスの働き方や日常はお伝えできたかなと思います。
あくまでこれは僕の場合でして、人によって全然違うと思います。定形や決まり事がないのがフリーランスですので。
「仕事は手段」その本当の意味とは
冒頭にも書いた通り「仕事はあくまで手段」だと思っています。
「仕事を先に選び、仕事に合わせて生活している」という人が多く、結果的に生活水準や生活スタイルに不満を感じている人が多いという図式かなと。
「仕事は手段」というのは「送りたい理想の生活」が先にあり、「その生活に近付く手段として仕事を選ぶ」というのが本来あるべき姿かなと思います。
サラリーマンがダメでフリーランス最高!という話ではなく、どちらも働き方の1つですので、自分の理想とする生活ができそうな方を選ぶと人生の満足度は確実に上がるはずです。
なお、本記事を読んでみて「自分はフリーランスが向いてそう。でも何をやったらいいかな」という方は以下の記事が参考になるかなと思います。
>> 副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業2つ
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