一番わかっているようで、実はよくわからないのが自分。自分にどんな適正があって、どんな仕事が本当に向いてるのか?知れるものなら知りたくないですか?
人間誰しも、適正や得意なことを持っているはずですが、自分では当たり前だと思っていてそれが人より優れていることになかなか気付かない、ということが多いものです。
これって滅茶苦茶もったいないことだと思うんですよ。
なぜなら、本来なら周囲から大きく評価されるような特性が、自覚が無いことで表に出てこなかったり、合わない仕事に就いて毎日毎日苦しい思いをすることだってあるんですから。
ということで、無料で強みや適正を診断できるリクナビNEXTの「グッドポイント診断」やってみました。当たりすぎてビビります。
そして、自覚が無かった新しい自分を発見できたような気がして、ちょっと自信が付きました。
自分の性格と長所が分析的にわかる
![](http://mane-talk.com/wp-content/uploads/2019/05/グッドポイント.png)
グッドポイント診断は上記のような設問に次々答えていくことで、18種類ある特性の中から自分に当てはまるもの5つをあぶり出してくれます。
![](http://mane-talk.com/wp-content/uploads/2019/05/グッドポイント診断.jpg)
無料だからと侮ることなかれ。内容はガチです。タイトルにもありますが、診断結果は驚異の8568通り。この数字からだけでもどのくらい解像度の高い診断結果が得られるかは容易に想像できます。
設問はサクサク答えられるものばかりですが、全部で200問くらいあって、ボリュームからしてガチさが伝わってきます。
(面倒くさいとか言うんじゃない・・・!金も払わずに自分の特性を教えてくれるのだ・・・!)
考え込まずにパッパとやった方が正確な結果が出るので、脊髄反射でどんどん答えていきましょう。僕は1問長くても3秒くらい、約20分で終わりました。
【参考】実際にやってみたgakuの結果
僕の結果はこちら。
・俊敏性
・決断力
・自己信頼
・独創性
・高揚性
【独創性】
「人と同じではつまらない」あなたはいつもそう考えています。
あなたはオリジナリティにこだわりをもち、仕事でもプライベートでも自身が納得できるかを重視します。あなたは、常識にとらわれず広い分野から情報を収集し、 興味がある題材が見つかると自分だったらどうするか必ず考えるなど、自身の独創性をより高める努力をし続けます。
周囲の人はあなたのユニークな発想に魅力を感じ、次にあなたが創り出すものを楽しみに待っています。
滅茶苦茶当たっててビビります。
ベンチャー企業時代はこの独創性が大きくプラスに働きましたが、老舗上場企業時代は恐ろしく相性が悪くて、やることなすことストップをかけられて、苦手な仕事ばかり任されて、何度も苦しい想いをしましたねぇ。あれは本当にキツかった。
今やってる仕事にはもちろん必要不可欠な特性ですけど。
これは特にその通り!と思ったものをもう2つ転載しておきます。こんな感じで診断してくれるんだーという参考になればと思います。
【俊敏性】
何を行うにもスピードが重要であると考えているあなたは、思い立ったらすぐに行動することができます。
たとえ、スピーディに動いたことによりなにかマイナス面があったとしても、あなたは次も同じようにすぐに行動するでしょう。
なぜなら、あなたは動くことによるリスクや損失よりも得られる成果のほうがはるかに大きいことを知っているからです。
周囲の人は、あなたのスピーディな行動力に最初は圧倒されるかもしれませんが、あなたが起こす劇的な変化を目の当たりにして、行動力の効果の大きさを実感することになるでしょう。
あなたは僕の親か何かですか・・・?
確かにスピードを重視しているし、すぐ行動するようにしていますが、その動機はまさしく「何もしないことがリスク、やれば失敗しても得る物の方が大きい」と考えているからに他なりません。
このグッドポイント診断が他と違って驚いた明確なポイントが、「行動の傾向」だけでなく「どんな考え方でその行動に繋がっているか」まで言い当てるところですね。
【高揚性】
変化や刺激は、あなたにとってとても魅力的です。
あなたは周りの人よりも楽しむことが得意です。
楽しいと感じると気持ちが高ぶり、気持ちの変化が表情やしぐさにはっきりと表れます。
その様子を見た周りの人も楽しい気持ちになり、一緒に盛り上がっていきます。
自然と場の中心になったり、盛り上げ役を任されることもあるでしょう。
あなたは自身が楽しいと感じるだけで、自然と周りの人の気持ちを盛り上げることができているのです。
べ、別に嬉しくなんか無いんだからねっ///
最後の一文とか、「あなたはそのままでも充分周りの役に立ってるよ」と言ってもらえているようで、なんだか照れくさいですが自信が付きますね。
5つの内3つを紹介しましたが、こんな具合に「自分では別に特別なことだとは思っていない」ということがどれだけ優れているのかということを教えてくれます。
「適正」というとちょっと固いですが、自分の「個性」や「備わった能力」のようなものを可視化してくれるのは、適職を見つけること以上の収穫かもしれませんね。
「仕事ができない」んじゃなく「適正に合ってない」
これ、元人事部としても僕個人の経験としても確定事項ですが、「自分の特性を知っていて、且つそれが発揮できる環境に身を置く」ということが、ストレス少なく成果が出る仕事に就く絶対条件です。
どんなに秀でた特性があっても、それが活かせない環境だと思うように仕事ができずに、評価もされず、苦手な仕事でストレスが絶えないということがいくらでも起こります。
自分から部署を選ぶのはなかなか難しいし、会社も配置転換とかしながらその人の特性を探そうとはするんですが、特性を探すよりも人員不足を埋める方が優先度が高いので、運良く特性に合った仕事に就くというのは至難の業です。
もし今の仕事が辛くて仕方ないなら、適正と環境とのミスマッチの可能性は非常に高いと思いますよ、経験上これは絶対関係しています。
自分で適正がわかっていない状態で仕事を選ぶとなれば、ミスマッチが起きない方が珍しいと言っても過言じゃありません。
最も自分に合った環境を見つけるために
自分の特性に合った仕事というのはまず苦痛を感じにくい。加えて、少ない労力でどんどん伸びて、良い結果を出せることに繋がります。
実際に、配置転換や転職がキッカケになって、人が変わったようにパフォーマンスを発揮して評価が180度変わった人を何人も見てきました。
ただし、ただ「働く環境が変わったから」一気にデキる人になったわけではありません。
・その人の「適性」が明確になり
・その「適正」にピッタリ合った環境に身を置いたから
この2点が配置転換や転職で噛み合ったという前提があってこそです。まず起点となる「適正探し」にこのグッドポイント診断が大いに役立ちます。
さすがに有料のストレングス・ファインダーには若干劣りますが、無料でこのレベルは文句なしのツールと断言できます。
http://mane-talk.com/strength-finder-2
自分の市場価値(=適正年収)も把握しておこう
「自分の適性」が見つかったら、次は「自分の適正な市場価値」を把握しておきましょう。
特に、ひとつの会社に長く勤めてきた人というのは、市場価値よりも安く給料が設定されているケースがほとんどです。なぜなら、市場価値ではなく、「社内規定に基づいた相対評価」で給料が決まっているから。
今の給料はあなたの価値ではなく、社内での価値が反映されているだけです。
社内評価と市場価値はまったくの別軸なので、これを知っておくと不利なオファーを回避できたり、思いがけない年収アップが実現できる可能性があります。
この「現在の自分の市場価値」を知る上で、今仮に自分が転職したら「年収いくらくらいのオファーがあるのか」「どんな求人が届くのか」は、「ミイダス」 で調べることができます。
![](http://mane-talk.com/wp-content/uploads/2018/09/ミイダス.png)
「自分の適性」「自分の適正な市場価値」を理解したら、あとは効率良くツールを使って転職活動をするだけです。
良い就職、良い転職は、まずは己を知ってから。健闘を祈ります。
http://mane-talk.com/tensyoku-site-osusume/
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