・見出しタグってなに?
・見出しって見た目を良くするだけじゃないの?
・見出しタグの最適化って何をすればいいの?
こんな人に向けた記事です。
ブログ初心者は結構見出しタグの使い方を間違えがちで、知らないうちにSEOで悪影響を被っているケースが非常に多いです。
実は僕もその1人でして、SEOを勉強して初めて間違いに気付たときには既に100記事を超えており…1つ1つ手動で修正した経緯があります。
あれはマジで地獄の作業でした…。
ということで、本記事では見出しタグの重要性と、初心者でも簡単にできる最適化のコツを解説します。
記事の内容を理解すると、読者にわかりやすいだけでなく、上位表示にも好影響な記事が書けるようになります。
簡単解説:見出しタグとは?
そのまんま「見出しを作るタグ」のことで、具体的には以下の6つです。
- 見出し1:<h1>テキスト</h1>
- 見出し2:<h2>テキスト</h2>
- 見出し3:<h3>テキスト</h3>
- 見出し4:<h4>テキスト</h4>
- 見出し5:<h5>テキスト</h5>
- 見出し6:<h6>テキスト</h6>
青字の見出しタグで囲まれたテキストはフォントサイズや装飾で強調され、装飾は使っているwordpressのテーマによって違い、CSSでもいじれます。
wordpress上の表記は「見出し」
wordpressでは、投稿画面の「段落」というプルダウンメニューが見出しタグです。
参考:当ブログの見出しタグ
当ブログの見出し1〜6、つまり「h1〜h6」は以下のように表示されます。
これをwordpressのテキストモード(HTML)で見ると、以下のようになっています。
見出しタグの注意点
見出しタグは、ただ見た目を良くするためのものじゃありません。
それ以外にも重要な役割があって、使い方にもルールがあります。以下で解説していきますね。
見出しタグの重要な役割2つ
見出しタグの役割は以下の2つです。
- 読者が記事を読みやすくなる
- 検索エンジンにページの構造を正しく伝える
それぞれ補足します。
見出しタグの役割①:読者が記事を読みやすくなる
なんとなく「そりゃ見出しがあった方が読みやすいよね」と当たり前に思うかもしれませんが、実物を見てみるとよりハッキリわかります。
見出しタグの解説文を、見出し有りと無しで比較してみましょう。(見た目の比較なので全部読まなくても大丈夫です)
「見出し無し」
読めなくはないですが、読む前にちょっと身構えますよね。
なにより、「全部読まなきゃ要点を理解できない」というのがストレスです。
見出し有り
こうすると、まず見出しに目が行きませんか?そして文章の区切りや要点がハッキリして、格段に見やすくなりますよね。
これなら読者も「筆者は何を言いたいんだろう?」というポイントを掴みやすく、ストレスなく読み進めることができます。
見出しタグの役割②:検索エンジンにページの構造を正しく伝える
クローラーは、見出しタグを辿ってそのページの構造を把握します。
見出しタグがまったくなければそのページは「テキストの羅列」と認識するし、あれば「構造化されたページ」と認識します。
ただし、見出しタグの使い方を間違えるとクローラーが混乱し、かえって悪影響になってしまいます。
ということで、以下では見出しタグを使うときのルールを解説します。
見出しタグの鉄則3つ
見出しタグを使うときは、以下の3つに注意しましょう。
- h1は1ページに1つだけ
- 見出しタグは順番を守って使う
- 文章を目立たせる目的で使わないこと
これらが守られていないと、クローラーが正しくページの構造を認識できず、SEO上マイナス影響になり検索順位に悪影響を与えてしまいます。
見出しタグの鉄則①:h1は1ページに1つだけ
「見出し1=h1タグ」は一番重要なテキストを指す見出しタグなので、1ページに1つにすべきです。
なぜなら、先ほど言ったようにクローラーが「なんで最重要なテキストが複数あんの?」と混乱するからです。
なお、wordpressの投稿画面では自分でも「見出し1」を設定できますが、使う場面はありません。
ちなみに、wordpressの場合はどのテーマを使っていても、自動的に記事タイトルが「見出し1」になっていると思います。
「h1」と並んで一番重要な「タイトルタグ」というのもありますが、wordpressの場合は自動的に記事タイトルに付くので、気にしなくてOKです。
見出しタグの鉄則②:見出しタグは順番を守って使う
見出しタグは番号の順番を守って使いましょう。
繰り返しになりますが、クローラーは見出しタグでページの階層構造を認識するので、順序が崩れていると混乱してしまいます。
見出し配置の良い例
h1 ページタイトル
h2 ○○の方法2つ
h3 方法①
h3 方法②
h2 ○○のメリット
h3 △△が便利
見出し配置の悪い例
h4 ページタイトル
h3 ○○の方法2つ
h2 方法①
h2 方法②
h3 ○○のメリット
h2 △△が便利
見出しタグの鉄則③:文章を目立たせる目的で使わないこと
もうOKですよね。
見出しタグは「文章の装飾や強調」に使うものではないので、名前の通り記事の見出しにのみ使いましょう。
なお、文章を強調したい場合は、以下のタグを組み合わせるなどして使いましょう。
- 太字:<strong>テキスト</strong>
- 下線:<U>テキスト</U>
- 斜体:<I>テキスト<I>
- 大きさや色:<font>テキスト</font>
見出しタグ最適化のコツ3つ
- その項の内容がわかるようにする
- なるべく文章にしない
- SEOキーワードを入れる
最適化のコツ①:その項の内容がわかるようにする
読者が見出しを見ただけで内容がわかるようにしましょう。
本記事の見出しも以下の通り、それだけで内容がわかるようになっています。
なぜかというと、ページにアクセスした読者には見出しや目次だけ見て本文を読むかどうかを判断する人がいるからです。
見出しを見て「お、知りたいことが書いてありそうだな」と思わなければそのまま離脱してしまいますので。
最適化のコツ②:なるべく文章にしない
上記の理由で、見出しは短く簡潔にしておくべきです。パッと見て「長い」と思えば、見出しを見ることすらやめてしまいます。
- なぜブログ運営でSEOを勉強すべきなのか?
- ブログにSEOが必須な理由
後者の方が「ちょっと気になる」と思いませんか?なおかつ、少ない文字数で目も引きやすいです。
「マジかよ…」と思うかもしれませんが、検索ユーザーはマジでそのくらい判断が早く、そしてシビアです。
自分が検索ユーザー側のときを思い浮かべてみてもらうと、わからなくもないと思います。
最適化のコツ③:SEOキーワードを入れる
もう一度本記事の目次を見てみてください。
「見出しタグ」というキーワードがたくさん入っているのがわかると思います。
これによって検索エンジンに「見出しタグ」という1つのキーワードについて詳しく書いているページですよ、とアピールすることができるのです。
とはいえ、あくまでユーザーの利便性を考慮してキーワードを入れるべきでして、読者が不自然に感じるほどキーワードを書きまくるのはダメです。
見出しタグを使いこなせば脱初心者
ということで、本記事の内容を実践すれば見出しタグが最適化でき、初心者でも読者と検索エンジン双方から評価されるページ構造を作ることができます。
最後にもう一度要点をまとめます。
- 見出しタグの鉄則3つ
① h1は1ページに1つだけ
② 見出しタグは順番を守って使う
③ 文章を目立たせる目的で使わない - 見出しタグ最適化のコツ3つ
① その項の内容がわかるようにする
② なるべく文章にしない
③ SEOキーワードを入れる
「たかが見出し1つにこんなに気を配らなきゃならないのか…」と思うかもしれませんね、気持ちはめちゃくちゃわかります。
なんですが、こういった細かいことをコツコツこなすほど周りと差が開きます。ブログは「誰が愚直に頑張ったか選手権」なので。笑
とはいえ、そのうち慣れるのも事実でして、日々コツコツやっていれば呼吸をするかのように思考停止でSEOができるようになります。
頑張るのは習慣になるまでの間だけです。
初心者から副業ブログを作るロードマップ
なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。
>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」
上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、「メタディスクリプションとは?最適な文字数と最適化方法を1から解説」に進みましょう!
https://mane-talk.com/meta-description/
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