ロボアドバイザーとは、AIやロボットが投資のアドバイスをしてくれたり、あなたに代わって全自動で資産運用をしてくれるサービスです。
「ロボアドバイザーって何?」という方は先に『ロボアドバイザーとは?仕組みと使い方を解説【5分でわかる】』という記事に目を通しましょう。
ということで、本記事ではロボアドバイザー「THEO+docomo」を例にしつつ、はじめ方を解説します。
【簡単】ロボアドバイザー投資のはじめ方|3ステップで解説
手続きの前に事前準備をしておくとスムーズです。
事前準備2つ
- ざっくり投資額を決めておく
- 本人確認書類を用意しておく
投資額は「大体○万円くらい」とか「月○万円積み立てよう」くらいでOKでして、PCやスマホなどのデバイス上で入力を求められます。
本人確認書類の他に、マイナンバーカードまたは通知カードが必要になる場合が多いです。
はじめ方3ステップ
- 投資方針を決める診断
- アカウント登録
- 口座開設→運用金額を設定して入金
これだけ。投資一任型であればあとは自動で運用してくれます。簡単ですね。
THEO(テオ)+ docomoを例に見ていきましょう。
ステップ①:投資方針を決める診断
最低運用額:月1万円から
手数料:0.65%〜1%(振込手数料無料)
利回り:8.4%(2020年7月公開実績)
約10万人が運用中(2020年8月時点)
THEO+docomoの場合は以下の手順になります。
- 5つの質問に答えてリスク許容度を診断(1分程度)
- アカウント登録(3分程度)
- 口座開設→入金
スマホだけで完結するので、全く未経験の初心者でもネットショッピングみたいなノリで資産運用を始められます。
これでプロ並みの運用ができるんですから、便利な世の中になりましたねぇ…。
まずは公式サイトにアクセス
下記から公式サイトにアクセス。
百聞は一見にしかずということで、実際診断をやってみました。
![](https://mane-talk.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_2579.jpg)
とりあえず積立予定額は現実的な1万円に設定。
診断結果は…
![](https://mane-talk.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_2580.jpg)
定期預金の約3倍というシミュレーションになりました。
30年はさすがに長期投資過ぎますが、バーを動かすとリアルタイムで再計算してくれるので、金額を増やすとどのくらい差が出るのかもその場ですぐわかります。
ちなみにスマホで開いてから診断結果まで1分程度でした。
ステップ②:アカウント登録
ここはメールアドレスなどの必要項目を入力するだけ。
3分もかからず完了して、詳細シミュレーションを閲覧できます。PC画面の方が見やすかったので、ここからPCに切り替えました。
![](https://mane-talk.com/wp-content/uploads/2019/05/スクリーンショット-2019-12-12-22.00.44.png)
ステップ③-1:口座開設→運用金額を設定して入金
以下のような流れで進んでいきます。
- 氏名・生年月日・職業・投資経験など13項目を入力
- 口座種別を選択
- 確認事項や同意欄にチェック
- マイナンバー書類をアップロード
画面の指示に従うだけなので、特に迷う部分はないはず。
申込が終わったら、3営業日くらいで簡易書留の書類が登録住所に届き、入金ができる状態になります。
ステップ③-2:入金の方法
THEOの場合は3つの入金方法があります。
- 銀行振込
- クイック入金
- 積立
銀行振込は説明不要だと思うので、それ以外の2つについて補足します。
クイック入金のやり方
クイック入金は当日の13時までに入金すれば当日中に入金され、それ以降であれば翌日に入金されます。手順は以下の通り。
- マイページにログイン
- メニューから「入金 → クイック入金」を選択
- 金融機関を選んで、入金額を入力
- 選択した金融機関のインターネットバンキング画面に飛ぶ
- 本人名義でログインして入金操作
お急ぎの時はこちらをどうぞ。
積立のやり方
積立の手順は以下の通り。
- マイページにログイン
- メニューから「積立」を選択
- 引落し口座と積立金額を設定
- 指定した金融機関のインターネットバンキング画面に飛ぶ
- 本人名義でログインして入金操作
積立額の設定はスライドバーを動かして1万円単位で設定でき、1,000円単位は直接入力すればOKです。
なお、ボーナス月の積立設定もできるようになっていて、選択した月の翌月に引き落としとなります。
主要ロボアドバイザーサービス2つ
ロボアドバイザーには2種類ある
- 助言型(投資アドバイス型)
商品の組み合わせや方針を助言し、運用は自分でやる - 運用型(投資一任型)
助言も運用もAIやロボットがやる
メジャーなのは運用型です。国内にいくつかロボアドバイザーサービスがありますが、特に実績が高いのが以下の2つです。
![](https://mane-talk.com/wp-content/uploads/2019/06/ウェルスナビ.jpg)
- 種類:運用型
- 最低投資額:10万円
- 手数料:1%
- 利回り:9.5〜11.9%(実績)
- WealthNavi 公式サイト
31万以上の口座が開設され、預かり資産2,600億円を超える国内No.1のロボアドバイザーサービスです。
年利は約12%(月利約1%)と高利回りです。
なお、WealthNaviについては以下の記事で詳細を解説したので、合わせてどうぞ。
>>「ウェルスナビ」の評判・特徴・利回りなどを現役投資家が解説
国内No.2:THEO+docomo(テオプラスドコモ)
![](https://mane-talk.com/wp-content/uploads/2020/07/THEOdocomoロゴ.jpg)
- 種類:運用型
- 最低投資額:10万円
- 手数料:1%
- 利回り:8.4%
- 運用しながらdポイントが貯まる
- THEO + docomo 公式サイト
名前の通り、docomoと共同運営のロボアドバイザーサービスです。
公式データによると、初心者だけでなく投資経験者からも支持されているようですね。
一覧で比較
もう少し情報を加えて一覧にしました。
ウェルスナビ | THEO(テオ) | |
利用者数 | 31万口座 (2020年6月時点) |
10万人 (2020年7月時点) |
出資企業 | 大手金融機関4社 | NTT docomo |
最低投資額 | 10万円 (積立は1万円) |
10万円 |
手数料 | 投資額の1% | 投資額の0.65〜1% |
利回り | 9.5〜11.9%(実績) | 8.4%(実績) |
アルゴリズム | ノーベル賞の理論 | 独自理論 |
投資可ETF数 | 6〜7 | 30〜40 |
※ETFとは「上場投資信託」のこと
※数字はいずれも2020年6月時点
知っておくべきロボアドバイザーの基礎知識
押さえておくべきポイントのまとめです。こちらも合わせてどうぞ。
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