「どんな会社に入るか」「どんな職業に就くか」みたいなところで仕事を選びがち。
ですが、いざ仕事に就いてみると「その仕事をしたらどうなるか」の方が日常や人生に大きな影響を与えていたりします。
- 平日休みの仕事に就いたら、土日休みの友達と疎遠になった
- 残業の多い仕事に就いたら、趣味が全然できなくなった
- やってみたらかなりキツイ仕事で、毎日が辛くなった
例えばですが、こんな感じ。
その仕事をしてみないとわからないことって結構多いですよね。
もちろん悪いことばかりじゃないと思いますが、マイナス面の方が視界に入りやすい気がします。
本記事では、一歩引いたところから仕事を見つつ、「理想の仕事」について書き出してみました。今とこれからを考えるキッカケになるかもです。
理想の仕事は人それぞれ【見つかってますか?】
僕は12年くらいサラリーマンをやりましたが、どうしても無理でした。
無理な理由を集約すると「制約が多すぎて不自由」「無駄な時間が多すぎる」という2点。移動時間とか、飲み会とか、会議とか、残業とかね。
中盤くらいから、辞めたくて辞めたくて仕方なかったです。
というか、どうすれば給料以外で生きていけるかずっと考えてたし、実際色々やってました。
「仕事辞めてー」という声はあちこちで聞いていたので、きっとみんな同じ気持ちなんだろうなーと漠然と思ってたら、意外と「そこまで嫌じゃない」みたいな人が多くて驚きました。ショックだったと言ってもいい。
仕事の条件は、2択の組み合わせ
単純な話ですが、こういうことです。
- 好き or 嫌い or どっちでもない
- 収入が高い or 低い
- 働く時間が長い or 短い
- 働く場所が固定 or 自由
- 人間関係が良い or 悪い
これらが組み合わさって、今の仕事の状況がありますよね。
人によって重視する項目、気にしない項目が違うと思います。
例えば、以下のような感じ。
- 好きだけど、収入は低く、働く時間が長いが、人間関係は良い
- 嫌いだけど、収入が高く、働く場所が自由、人間関係は気にならない
今の仕事は、どんな組み合わせでしょう?
理想の働き方とは
僕の場合は、以下のような働き方が理想です。
- 好きなこと
- 収入は高い
- 働く時間と場所は自由
- 人間関係は良い
僕の理想は上記なので、フリーランスの方が圧倒的に性に合ってるなと思います。
「仕事行きたくない」を分解してみる
サラリーマンの頃、「仕事行きたくねー」「会社辞めてー」と言ってましたが、もう少し掘り下げると以下のような感じでした。
- 今の会社を辞めたい
- 意義が見出だせない仕事はシンドい
- 飲み会や会議など、無駄なことに時間を使いたくない
こんな感じの意味合いで言っていた気がします。
働くこと自体は全然嫌いじゃないんですよね。
ただ、「どうやってもやる気が出ねぇ」という日でも出社しなきゃならないとか、「やる気MAX!今日は何でもやれる気がする!」という日に休みだったり、そういう非効率さが嫌だったという感じ。
すぐに変えるべき働き方とは
もっとシンプルに、以下の4パターン。
- 好きだし、収入も高い仕事
- 好きだけど、収入は低い仕事
- 嫌いだけど、収入は高い仕事
- 嫌いだし、収入も低い仕事
言うまでもなく、理想は①ですね。
一方、④はすぐ辞めてもいいんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?
頑張って耐えたところで、ぶっちゃけ得るものが無い気がします。
勇気や努力は必要だけど、そこに甘んじていたら超絶後悔するような気がします。
理想の仕事>好きな仕事>嫌じゃない仕事>嫌いな仕事
「理想の仕事はさすがに現実的ではないし、好きな仕事とかよくわかりません…」という場合はどうしましょう。
せめて、「嫌じゃない仕事」
当たり前ですが、人生において仕事をしている時間ってめちゃくちゃ長いですよね。
その長い時間が「嫌なことをしている時間」だったとしたら、それは人生の大半がシンドくなってしまう気がします。
給料が納得レベルで高いとか、そこでどうしても身に付けたいスキルが有るとか、そういった事情でもない限り、嫌な仕事に耐えるのは割と不毛です。
「そんな簡単な話じゃないよ…」という意見もあると思いますが…ちょっと大変でも何かを変えないとその状態は続くし、続くということの方が大変なんじゃないかなって。
働き方に良し悪しなんてない
サラリーマンはダメ!フリーランスになろうぜ!みたいな話ではありません。
働き方によって特徴が異なる、というだけ。
- サラリーマン:ある程度保証があり、守られているけど、自由度は低い
- フリーランス:保証なし、全部自己責任、自由度は高い
他にもいろんな働き方がありますが、どっちが好きか?という好みの問題です。
僕の場合はサラリーマンの「安心」よりも「自由」の方が性に合っていて、楽しく仕事ができるというだけ。
ストレスの少ない働き方を考える
繰り返しになりますが、働く期間は長く、時間も長いです。
その「仕事をしている時間をどう感じているか」は、「人生をどう感じているか」に直結すると言っても過言じゃないと思っています。
- 仕事が楽しければ「人生なかなか楽しい」
- 仕事が辛ければ「人生なかなかシンドい」
みたいな感じ方になるのかなと。
30代を超えてくると、「なんとなく惰性で日々の仕事をこなしている」みたいな人が本当に多い。悪い意味で慣れてたり、折り合いが付いちゃってる。
厳しい意見かもですが、僕はそれ、ただの思考停止だと思うんですよね。
「仕事について考える=人生について考える」ということであり、この割と重要なテーマを保留し続けるツケは、多分大きいです。
とりとめなく書いちゃいましたが、なんとなく伝わったでしょうか?
仕事に慣れれば慣れるほど、こういうことを忘れがちです。
一人旅でもしつつ、露天風呂にでも浸かりながら、ちょっと突っ込んで考えてみるのも悪くないんじゃないかなぁと思います。
結局人は、思い描いたようにしかなれませんので。
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