これは2018年2月28日、サラリーマン最後の出勤日を終えてSNSに投稿したものです。
人生でTOP3に入る、忘れられない1日になりました。
サラリーマン最終日を終えて、脱サラした瞬間の気持ちとは
上京から早6年。
本日2/28を最終日として会社を退職し、4月から地元札幌に居を構えることにしました!
サラリーマン歴12年、お世話になった会社は実に5社!笑
素晴らしい出会いと経験をたくさんさせていただいて、自分でも実感が持てるほど成長させていただいた12年。
多くの人を先導する重要なポストを任せていただいたりもして、普通じゃ出来ない経験もたくさんさせていただきました。
結果的に5社も渡り歩いたけど、その分色々な業界を知って見える世界は広がって、今でも交流があったりして、1社に勤め続けなくて良かったと思っています。
関わってくださった全ての方々に、心から感謝致します。
そして何より、悩んだ時は良き相談相手として長年寄り添い、毎朝早起きして何年もお弁当を作り続けてくれた嫁様には心から感謝しています。
・・・それはそれとして。
自分にはむかーしむかしから諦めきれなかった夢が。
動物占いペガサスの僕は、昔から自由奔放で、束縛が大の苦手。
会社に所属することで発生する規則や、本音だけでは渡り歩けない複雑な人間関係、立場によって変わる自分の発言の影響力、自由が効かない長い拘束時間などなど、そういった他人に決められた枠組みがどーーしても苦手なようで。
社会不適合者ならぬ、会社不適合者(笑)
僕は。
「仕事をすること」が嫌いなわけじゃないのです。
つまらないことはやりたくないけど、面白いことにはとことん熱中します。
働きたくない時に無理して働かず、働きたいと思った時に気が済むまで全力を注ぎます。
誰かの命令じゃやる気出ないけど、自分で思い立ったことなら誰かに止められようと、寝食惜しんでやり続けるところがあります。
だから僕は。
誰もが羨む有名一流企業で人が羨む高給をもらって年金もたっぷり!
超高級レストランで食事をして高級車に乗って
・・・なんて生活よりも、
「目が覚めた時間が朝!」
「天気が良いから子どもたちをどこかに連れて行こう!」
「今日は外が吹雪いてるから嫁さんの代わりにメシでも作るか!」
「GWは混むし高いから、平日に出かけよう!」
「来週はアイツの誕生日だから、じっくりプレゼントを選びに行こう!」
「母ちゃんの調子が悪いみたいだから、午後の予定はキャンセルして顔を見に行こう」
みたいな在り方の方が、僕にとってはよっぽど幸せだ、贅沢だと感じる人生であり、この6年間何としてでも手に入れたかったものだったりするのです。
追われるような毎日に翻弄されているとどうしても忘れがちですが、サラリーマンでいると、当たり前のようなこれらすべてが贅沢なものになってしまう。
当たり前が当たり前でなくなってしまう。
大切にしたいものの優先順位を下げざるを得なくなってしまう。
家族や友人よりも大切なことが、会社の仕事の中になんてあるはずないのに。
そんな不本意な予定調和のために、この先何十年も時間を費やしていく生き方は、取り返しのつかない後悔が残る気がしてならなかったのです。
大袈裟かもしれないけど究極のところ、この人生が終わる瞬間に自分の人生を「最高だった」と振り返ることができるかどうか、それを形作るものが日々の満足や後悔の積み重ねであるとするならば、これまでの延長ではきっと「ああしておきたかったこうしておきたかった」という後悔の比率が高くなってしまう気がして。
・子どもがいるからできない
・忙しくて時間が無いからできない
・お金が無いからできない
それだけでは飽き足らず、
・あの人だからできたんであって、自分にはできない
なんて人のせいにしてまで(笑)言い訳ばかりしていた過去がありますが、実は逆で、
・子どもがいるからなんとかしたい
・忙しくて時間が無いから時間に余裕を持ちたい
・お金が無いから今より稼げるようになりたい
「できない理由がやりたい理由」なんだよ、と教えてくれた人がいて。
この紙一重の捉え方の違いに時間軸が加わって、今日という日を迎えられたんだと思います。
現状に満足出来るようになるにはもう少しかかりそうだけど、大半を会社に切り売りしていた自分の時間は取り戻したから、自分のことはこれで一旦一区切り。
今までは所属していた会社の目的のため、仕事のために費やしてきた大量の時間を、ここからはまず家族と、身近な友人たちのために使いつつ、自分で選び取ったこの道で、更なる高みを目指したいと思います。
ひとまずは、雨の日も風の日も、12年間働きまくってきた自分を少しだけ労って、「あーこんなバカなことやれたらきっと面白いだろうなー!」と妄想で終わってたこと、片っ端からやろうと思います。
手始めに嫁さんと一緒に決めたこと、
「車で日本を半縦断しながら札幌に帰る」
まずはこれをやって、人生第2章の幕開けとしたいと思います。
生活のために働くのはもう終わり。
さぁ、ここからが本当の人生のはじまりだ!
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