・独立したいけど失敗が怖い。最適なタイミングを知りたいな
・実際にサラリーマンから独立した人の経験談を聞いてみたい
こんな人に向けた記事です。
筆者の僕は元モーレツサラリーマンで、2018年2月までバリバリ働いていました。
結構頑張っていたので最高役職は部長職でしたが、どんなに出世しても「サラリーマンという働き方」が合わず、途中から独立を考えるようになりました。
余談ですが、僕がサラリーマン生活で苦痛に思っていたことは「独立には向いていた」ということが後からわかりました。
>>「会社員向いてない」なら転職じゃなく働き方を変えるべき話
本記事では「適切な独立のタイミング」を解説します。先にネタバレすると、独立に適切なタイミングなんて曖昧なんですけどね。笑
独立を少しでも考えている人の参考になればと思うので、読んでみてください。3分くらいでサクッと読み終わります。
副業サラリーマンで独立した僕が解説|失敗しない独立のタイミング
結論、「安心できるくらい稼げるようになった時」です。
僕は妻子持ちで子ども3人なので、安心できる金額が安定するまで6年くらいかかりました。
独立の仕方も変わってきた
- 一昔前:会社辞めて起業に本腰(これから稼ぐ)
- 近年:副業で稼げるようになったから辞めようかな
こんな感じじゃないかなと思います。
僕は「副業の収入が安定してサラリーマンの給料を超えたら辞める」と決めていたので、実際そうなったときに独立(退職)しています。
辞める前は結構怖かったんですけど、辞めてからお金の面で困ったことは今のところ無いので、タイミングとしては間違ってなかったかなと。
なので、「これでやっていけそうだな」と思えたときが最適なタイミングかなと思います。
時期も特に関係なし
王道は4月ですが、新年度だから気持ちを新たにしやすいというだけで、具体的なメリットは特にありません。
法人を設立する場合は決算月をいつにするか?ということも出てきますが、気にしなくていいかと。
- フリーランスとして独立
- 売上が増える
- 法人化する
上記の感じでして、「税制面や信頼面で必要性があるから法人にする」という話であって、何が何でも法人にしなければならないわけじゃありませんので。
実際僕も上記の感じで、2年ほどフリーランス(個人事業主)を経て税制面などを考えて法人化したという流れでした。
既に売上が立っていれば法人化はいつでもいいわけなので、決算月にしたいタイミングに合わせて法人を設立すればOKです。
副業サラリーマンの独立のタイミングは自分で作るべき話
繰り返しになりますが、タイミングとして一番重要なのは「安心できるくらい稼げるようになった時」なので、このタイミングは自分で作る感覚が大事かなと。
副業でまずは稼いでみるべき
こんなに副業の幅が広がった今、あえて無収入で独立する理由はありません。
ようは「自分で稼げる力」が付けばいいわけなので、そういう副業で稼いでみることが大事です。
上記は具体的な方法をまとめた記事が既にあるので、やってみたいなと思うものがあれば覗いてみてもらえれば。
どれも全然難しくありませんので。
ぶっちゃけ、シェアビジネスとクラウドソーシングは単価が安くなりがちですが、「自営業の経験」が積めるという点では足がかりとして十分アリです。
辞めてダメなら就職すればいいだけ
独立が怖いのは「金銭的に詰む恐怖」だと思いますが、ダメならまた就職すればいいだけだったりします。
繰り返しになりますが、「自分で稼げる力」が付いてるような分野であれば就職もできるわけでして、一度企業に入ってまた独立の機会を狙えばいいかと。
辞めるのが怖いのは「自分の力で稼ぐこと」への自信の無さなので、副業を通じてそれを磨いていくと、会社から離れることへの恐怖も無くなってきますよ。
それはそのまま市場価値を高めることにもなるので、自ずと再就職のハードルも下がりますので。
恐怖を払拭する自信の付け方
実際に稼ぐことです。
金額の大小はあまり関係ないと思っていて、「自分の力でお金を稼げた」という事実が一番自信になった気がします。
最初の1円を稼げたら、あとは何をどうすればその稼ぎを大きくしていけるか?というトライアンドエラーをひたすら繰り返していくだけです。
貯金も大事です
さすがに貯金もなく独立する人はあまりいないと思いますが…
貯金は即ち「残り体力」なので、この残量がメンタルに影響を与え、メンタルが判断に影響を与え、結果的に行動にも影響を与えます。
独立にあたって厄介なのは「焦り」かなと思ってまして、最低でも半年〜1年くらい無収入でも生きていける体力が欲しいところです。(実際そんなに無収入が続く状態で独立しちゃダメですが)
副業サラリーマンが独立のタイミング前後ですべきこと
主に4つです。
- 税金関係の準備
- 年金の手続き
- 社会保険の手続き
- 開業届の提出
「なんか面倒くさそうだなぁ…」と思うかもですが、やり方さえわかれば手続きは余裕です。
すべきこと①:税金関係の準備
結論から言うと、年間所得(売上ではなく)が年間20万円を超えると申告義務が発生するので、独立を考えるころにはこのラインを超えていると思います。
>>【副業の税金】確定申告はいくらから?一瞬で手続できる方法も解説
ちなみに確定申告は「会計freee」が神。
知識無くても画面の指示に従ってポチポチするだけで終わるので感動します。
②③:年金・社会保険の手続き
どちらも自宅エリアの管轄市役所に行けば30分くらいで終わります。
退職後にハローワークで手続きの手引などを受け取りますが、国営特有のわかりづらさとたらい回しでやってるうちに脱力してきます…。
説明が長い割にやることは少なく簡単なので、以下などを参考にするのが良いかと。
>>参考:国民年金への切り替え | 退職したら最初に見るサイト
④:開業届の提出
結論から言うと「出しても出さなくてもOK」です。とはいえ、出しておいた方が税制面で優遇されるので、基本的には出すのがおすすめ。
確定申告のときに関係する話なので、遅くとも1〜2月までに手続きしておくといいかと。
ちなみに、開業届の書類は「開業freee」が神でして、画面の指示に従ってポチポチするだけで書類が出来上がります。
詳細は以下の記事にまとめました。
>>【個人事業主・フリーランス】副業する時って開業届とか必要?メリットとデメリット
動きながら考えよう
結局これがベストです。
準備しようにもその場が来てみないと何が本当に必要かは見えないものですし、先取りして学んでも実際は使わなかった、足りなかった、忘れているとなることが多く非効率です。
税金も各種手続きも実際に動く過程で学ぶ感じが良くて、結局それが一番上達するし時短にもなります。
副業サラリーマンは稼いでタイミングを作るべし
最後に本記事の要点をまとめます。
- 独立に最適なタイミングは「安心できるくらい稼げるようになったとき」
- 従って、まずは副業で稼ぐことに集中すべき
- 稼げるようになると独立への恐怖も消えてきます
- 「自分で稼ぐ力」を付けることが最重要
大切なことは「具体的に動き始めること」でして、「今すべきこと」に力を注ぐことかなと。この過程の連続で独立できるだけの稼ぎとスキルが身に付きますので。
「副業」するということは「本業が生活を保証してくれる」という話でもあるので、独立までのリハーサルだと思って気楽に取り組むのがおすすめです。
なお、以下の記事で「自分で稼ぐ力」が身に付く副業をまとめているので、こちらも合わせてどうぞ。
>> 副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業2つ!
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