投資初心者のころに、金融マニアの友達が教えてくれたことを思い出しつつまとめました。
僕はこの考え方が腹落ちし、継続的に行動したことで脱サラできました。
控えめに言っても、人生が変わるキッカケになった大事な考え方ですし、今でもめちゃくちゃ役立っています。
抽象的な話が多めですが、実体験に基づいて解説します。
【初心者向け】投資で心得ておくべきマインドセット
以下の4つです。
- まずはやってみよう
- 何でもいいので、目標を持とう
- 投資・投機・浪費・消費を区別しよう
- みんなが行かない道を行こう
順に解説します。
マインドセット①:まずはやってみよう
実感として、座学はほとんど意味ないです。
一番身になるのは、以下のような動き方だと思います。
- やってみる
- わからないことが出てくる
- それを勉強する
- クリアできたらまたやってみる
- 以降、繰り返し
こんな感じ。
「実際にやる」のが一番の勉強です。
「泳げるようになりたい」と思ったときに、泳法の本とか読んでも泳げるようにはなりませんよね。
溺れるかもしれないけど、まずは水に入ることです。
事実:最初は「何がわからないか」がわからない
もう、この一言に尽きます。
わからない状態で勉強しても、なかなか現実と繋がらないんですよね。
「わからない部分を明確にするために、まずはやってみる」という感じ。
一見遠回りに見えるかもですが、これが一番速いと思います。
マインドセット②:何でもいいので、目標を持とう
本当はここが一番大事なのは言うまでもないんですが、できていない人が多いです。
目標=方位磁針(コンパス)です。
僕も経験ありですが、目標が曖昧だとマジでコントみたいな動きになります。
東京からハワイに向かって自転車を漕ぐ、くらいズレます。
目標地点を先に決め、辿り着ける方法を選択する。
ゴールから逆算するとブレにくくなるし、ちゃんとゴールに近付きます。
当たり前すぎる話でスイマセン。でも、本当に重要だと思います。
マインドセット③:投資・投機・浪費・消費を区別しよう
言葉の意味はご存知だと思います。
- 投資:払ったお金が、後々+になって返ってくる
- 投機:ギャンブルとほぼ同義
- 浪費:無駄遣いとほぼ同義、払って終わり
- 消費:必要なものにお金を払うこと
これはいいですよね。
重要なことは、自分が使ったお金に上記の区別を付けられているか、ということです。
ざっくりでいいので、家計簿を付けよう
一番簡単で、一番効果的な方法です。
「家計簿」といっても項目を細かく分けなくていいです。
上記の「投資・投機・浪費・消費」の4つに分けるだけでOK。「投資・浪費・消費」の3つでも大丈夫です。
資産や収入が増えない人の一番の特徴は、「使途不明金が多い」という点です。
まずはこれを無くすべき。
「使途不明金」とはその名の通り、「何に使ったか覚えてないお金」ですね。「なぜか月末になるといつもカツカツ…」という状態です。
この分け方にはコツがあります。
重要なので、具体例を挙げつつもうちょっと掘り下げます。
具体例:飲み代
たとえばですが、「飲み代」はどこに入るのか?
結論、飲み会の内容で振り分けます。
- 友達と昔話で盛り上がった → 消費
- 新しい人脈ができた → 投資
- ストレス発散 → 浪費
こんな感じですね。
ぶっちゃけ、10人これを読んで実際やる人は1〜2人だと思いますが…
この時点で差が付くので、まずは1ヶ月やってみてください。
1ヶ月を振り返り、翌月に活かす
上記の振り分けををやるだけで、自分のお金の使い道が可視化されます。
結論から言うと、以下のようになれば収入や資産が増え始めます。
- 先月、3割が使途不明金 → この3割を投資に回す
- 先月、2割が浪費 → この2割を投資に回す
これだけです。簡単ですよね。
補足:投資とは
「投資商品を買うこと」をイメージするかもですが、他にもあります。
- 健康維持・管理にお金を使う
- 人脈が増えることにお金を使う
- 新しい体験にお金を使う
- 知識が増えることにお金を使う
いわゆる、「自己投資」ですね。
先ほどの家計簿の話と合わせると、こうなります。
- 投資商品を買う → 新しい体験
- 雑誌を買う → 知識が増える
なんとなく、伝わってますかね?
機械的に勘定科目で分けるんじゃなく、「用途」で分けるんですよ。
3ヶ月くらいやると慣れます。
マインドセット④:みんなが行かない道を行こう
事実として、豊かな人は少数派です。
ちょっと言葉が悪いかもですが、「その他大勢」と同じような大衆心理で判断・選択をしていても、豊かにはなれないということ。
僕は「最近周りと似たような事しているなー」と感じたら、自分に対するアラームだと思ってます。
抽象的ですが、「普通の人が選ばない方を選ぶ」という感じで、意識的に動く。
これも最初は無意識で選んでしまいますが、やっているうちに気付けるようになり、別の道を選べるようになってきます。これも慣れですね。
投資初心者はまず「お金の優先順位」を変えるべき
お金は「稼ぎ方」より「使い方」が大事だと思います。
お金の優先順位
大体の人は、以下のようにお金を配分しています。
- 消費に使う
- 娯楽などに使う
- 余ったお金を預貯金(または投資)
結論から言うと、上記は収入や資産が増えにくいお金の配分かなと。
事実、飲み代や買い物に多くのお金を配分している人は、いつも「お金がない」と言っている気がしますし、預貯金ではなかなか資産は増えません。
収入や資産が増える人の優先順位
豊かな人は決まって、以下の優先順位です。
- 投資
- 消費
- その他
まず投資に回す金額を決め、家賃や食費などに使える金額が決まる。
それ以外のものを余ったお金で、という感じ。
「娯楽禁止」みたいな極端なことをするとかえってストレスが溜まるので、優先順位を変えるだけでいいと思います。余った分はご褒美でも何でもOKですね。
お金も時間も、優先順位によってその後の結果が決まります。
この優先順位の違いで、ある程度時間が経ったときの経済格差が生まれています。
意思が弱い人は、天引きもあり
スイマセン、これは昔僕がやっていたことです。
- お金の優先順位(=配分)を決める
- 給料が入ったら、すぐ振り分ける
こんな感じですね。
封筒に分けてもいいですし、自動口座振替で他の口座に移しちゃうのもいいと思います。
時間も同じです
お金と時間は性質がよく似ています。
時間の優先順位に置き換えると、こんな感じ。
- 本業の時間確保
- 娯楽・遊びの時間
- 残った時間でスキルアップや学習
上記の優先順位でジャンプアップするのは、かなりハードモードですよね。
本業の優先順位は動かせないので、②と③を入れ替えればOKです。
交友関係を深めるのも投資です
当たり前ですが、時間は有限です。
しかし、工夫次第で24時間をそれ以上に増やすことも可能です。
社長も1日は24時間。
それ以上の仕事をするために人を雇い、会社を組織していますよね。
やり方は1つじゃありませんが、この意識を持ちつつ行動し続けると、1日は24時間以上になり、自分1人では不可能な領域に届くようになります。
ということで、本記事は以上です。
「投資に限らず」みたいな話が多かったかもですが、投資でもスポーツでも仕事でも、「成果を出す」という行為で大事なことは共通している気がします。
抽象的な表現が多く申し訳ないなと思いますが、色んな所で応用できる考え方だと思いますので、ぜひ取り入れてみてください。
習慣になると、少しずつ人生が変わってきますので、おすすめです。
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