「何かしなくちゃ・・・!」漠然と思って色々情報収集をしていると、知識を入れすぎて結局何やればいいのかわからなくなってしまうことがあります。僕も割とよくあります。
自分の体験から思う結論は「どこかに答えがあるはず」と思ってしまっていること。
「答え探し」をしていると手足が止まってしまう
本、ネット、動画コンテンツ、情報収集をしようとすると、世の中には収集しきれないほどの情報が溢れています。しかも、AさんとBさんでは全く逆のことを言ってたりする。
考えてみれば当たり前のことなんですが、「ベストな答え」があるのは学校のテストくらいのもので、それ以外の全てのことには1つのことに対していろんな正解があるんですよ。
ちょうど、「1つの山を登頂するのに登山路がいくつもある」というのに似ていて。
「Aという登山路が登頂できるよ」
「Bという登山路が楽だったよ」
「Bはおすすめしない、Cという登山路がおすすめ」
など、同じ山を登った人でも、経路が違えば登り方も違うわけで。
これって本当に困るんですよ、めちゃくちゃ迷う。
じゃあどうすればいいか。
「ひとまず仮決定でGO」でいい。
うまくいってる人も90%以上は答えを探してる
実は今、順風満帆に見える人もそのほとんどが「これでオールOK!間違いない!」とは思ってなくて、「今は多分これかな?」という感じで動いてます。
すごい人だから結果を出せるんじゃなくて、動き始めるのがうまくて、「仮」のものにでも全力を注ぐのがうまい。「仮」でも全力だから、結果もそれなりに付いてくる。
たくさんある選択肢の中で、今持っている情報で「とりあえず今はこれが一番良さそう」というものを選択しているに過ぎません。事業家なんかは常にそう。悩むし、迷うけど、手足を止めるわけにはいかない。
一番やっちゃいけないのは「どれも選択せずに吟味し続けること」です。これはダメ。
なぜなら、「正解かどうかはわからないけどやっている」という行動の中から、成功や失敗を経て正解らしきものを見つけていくから。
だから、行動を起こさずに正解に近付くことなんて、原理的にあり得ないんですよ。
「自分にはやりたいことがない」「何をやりたいかわからない」という人もまったく同じ。「これだよ!これがやりたかったんだよ!」なんてものに巡り会える可能性なんてめちゃくちゃ低い。
砂漠で1粒の黒ごまを探すが如し。立ち止まったまま辺りをいくら見渡しても、絶対に黒ごまは見つからないんですよ。
どっちの方角がいいかわからないけど、「とりあえずこっちかな?」と思う方に歩を進める。ごまかどうかわからないけど拾い上げてみて、違ったら捨てて、また探しに歩く。
だから、「ベスト」かどうかはわからないけど「ベターではありそう」というものでとりあえずGOをかけちゃって大丈夫です。ごまかどうかわかるにはそうするしかないし、ごまじゃなかったとしても捨てればいいだけなんで。
定番:やりながら考えるが吉
ともかくうごこう。
漢字で書くと、「知覚動考」。これ知ってますか?物事をうまく進めていくための行動順序になってるんです。
・知ったら
・覚えて
・動きながら
・考える
考えるの最後(笑)
物事が前に進まないときって、「こうこうこうこう」になってるんですよ。
漢字で書くと「考考考考」。
前にも書いた通り、これでは一生かかっても真実に到達しない。ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム。
やりながら「あれ?こっちの方がいいかも?」と思ったらサッとトランジットしちゃっていいんです。何度でも。
まとめると、
・ベストな答えなんてそうそう見つからない
・「仮」でいいからやり始めよう
・「ともかくうごこう」
・動きながら考えよう
ということ。考えに考えて、悩んで動きが止まっちゃっている人の参考になれば。
まずは今ある選択肢を書き並べて、「仮」を決めるところからですね。
1年の勉強よりも、1歩の前進の方が尊く、得るものもデカイよ、というお話でした。
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