・サラリーマン辞めたいけど、辞めたら生活できなくなる
・起業を考えたこともあるけど、給料以上に稼げる自信がない
・毎日同じことの繰り返し、本当にしんどい…
・仕事内容より、サラリーマンという働き方が多分自分には合ってない
こんな人に向けた記事です。
筆者の僕はサラリーマン経験12年、2018年に悲願だった脱サラを果たした元サラリーマンです。フリーランスを経て2019年に法人を設立して、代表取締役になりました。
ちなみに脱サラ時は妻子持ち、3人目の子どもが生まれる2ヶ月前でした。
サラリーマンの時は以下のようなことを考えて5回転職しています。
- 仕事内容が合わないのかも?
- 人間関係が悪すぎる
- 組織の流動性がない、出世したら何か変わるかも
最終的に「サラリーマンという働き方が合わない」という結論に至りまして、独立に向けて試行錯誤を始めた感じです。
辞める前は色々不安がありましたが、
辞める前に心配していたこと、悩んでいたことはほとんど取り越し苦労で、辞めた後は良いことしかなかったです。
僕の周りの脱サラ組はみんな口を揃えて、「辞める前ってなんであんなに怖がってたんだろうな?」と言っていて、これは僕も激しく同意です。
悶々と悩んでいた過去の僕に言葉をかけるつもりで、当時のことを思い出しつつ、何を考え、何をしてきたかを書き出しました。
サラリーマンを辞めたい人が考えるべきこと
先に朗報をお伝えしておくと、1年くらい鬼努力すればサラリーマンを辞めても食べていけるスキルは身に付きます。
副業解禁以降、稼ぐ手段は一気に増えたし、実際に稼げるようになって辞めている人も増えていますので。
問題は「鬼努力してでも辞めたいか」という部分かなと思います。
短絡思考は堂々巡りします
辞めたいと想うときは大体何か嫌なことがあったときで、そういう時は決まって短絡思考になっていた気がします。
- もう無理辞めたい → でも辞めたら実際問題食っていけない
- 辞めるなら起業か? → 特別なスキルも人脈もないから無理
今思えば、本当に辞めたいなら考えるべきは上記「→」の部分だったなと思います。
「辞めたいけど○○だから辞められない」という思考は堂々巡りするだけなので、もう一歩踏み込んで考えるのが大切かなと思います。
考えるべきこと①:会社から得ているものは充分か
サラリーマンは自分の時間と労力を売ってお金をもらっていますよね。
その対価として得られるものは主に2つかなと思います。
- 有形報酬:お金
- 無形報酬:スキル・知識・経験
結論から言うと、これらが充分だと思えない会社なら、少なくともあなたが今の会社に奉仕する理由はどこにもないと思います。
どうせ働くなら充分な給料をもらえるか、自分の市場価値が高まる仕事をすべきです。
「給料が低く生活が苦しい」そうかといって「転職などで収入を増やせるスキルも身に付かない」という状態は身動きが取れず、人生がハードモードになりますので。
考えるべきこと②:今の延長線で未来はどうなるか
ここは人それぞれなので抽象的な表現になりますが、
今の仕事を続けて、この先幸せになれそうか?
ということです。
明らかにNOなら「辞めたいけど辞められない」という思考から、「どうなれば幸せか?」「どうすれば辞められるか?」という思考に進むべきです。
体験談:僕は幸せになれそうにないと思った
色々ありましたが、以下のような未来が想像できました。
- 自分の本当の才能や能力を知ることもなく老いそう
- 「パパは仕事でほとんど家にいない」という家庭になりそう
- 「一週間旅行に行く」なんてことは一生なさそう
- 生活はできるけど、趣味や欲しい物にお金はかけられなそう
「多分このまま行くと、人生楽しくなさそうどころか、不安の方が大きい」という感じだったので、やっぱりこのままサラリーマンでいるのは現実的じゃないなと確信しました。
その後、紆余曲折ありつつも独立して、上記の「望ましくない未来」は回避できて割と幸せなので、「自分にとっての幸せは何か?」を考えるのは重要だったと思います。
なりたいと思ったモノにしかなれないし、なりたいモノによってやるべきことが変わってくるからです。
補足:1人で考える時間と場所を確保すべき
ネットでググって同調意見を探したり、スマホが鳴る度に思考が中断される、みたいな感じは多分考えがまとまりません。
本当に会社を辞めたかったら、静かな場所に行き、スマホの電源をOFFり、1人で集中できる環境を作ってゆっくり考えてみるといいですよ。
さらに補足:考えるのが面倒だったらまず休みましょう
短絡思考に陥る理由の1つに「疲れ」が絶対あると思います。疲れていると絶対に思考が雑になりますからね。
たとえば普段の休みに有給をくっつけて、2泊以上で温泉に行くとかいいですね。
なぜ2泊以上かというと「ああ…明日の今頃はもう仕事してるのか…」というサザエさん症候群を少しでも遅らせるためです。笑
有給すら取れない会社なら普通にブラックだと思うので、仮病でもいいので休みましょう。
休んで思考を整理しつつ、消耗しきる前にサクッと辞めていいと思います。
>> 仕事を休みたい時に今すぐ使える理由45個|元上司がこっそり伝授
辞めるべきでない場合→面倒くさいと感じる場合
繰り返しになりますが、辞めるには努力が必須です。
なので、「努力とか面倒くさい」という感じなら中途半端な結果になると思うので、辞めるべきじゃないかなと思います。
サラリーマンを辞めたい人がやっておくべきこと
やっておくべきことは以下の2つです。
- サラリーマンを辞められる副業
- 複数のコミュニティに所属する
副業解禁後、稼げる手段が一気に増えたので、あえて「辞めてからビジネスを始める」みたいなリスクを冒す必要はないです。良い時代になったなぁと。
これはポジショントーク抜きで心からの本音ですが、今は「副業からスタートして独立」とか割と余裕だと思います。そう思う理由は2つ。
- 副業を後押ししてくれるサービスが一気に普及したこと
- ロールモデルがたくさんいること
上記の通り。これを踏まえて2つほど解説します。
やっておくべきこと①:サラリーマンを辞められる副業
❌ 自分でもできそうな副業をやる
❌ 無理なくできる副業をやる
❌ 好きなことを仕事にする
⭕ 給料と同等以上に稼げる副業をやる
これ、なんとなく伝わりますかね?
副業で「全然稼げないやん…月5万とか無理ゲー」と嘆いている人は大体ここでミスってます。
本質は「できるかどうか」じゃなく「サラリーマンを辞められるかどうか」で選ぶべき、という話です。
「好きなことを仕事にしちゃダメ」というわけではなく、「好きなことだし、サラリーマンを辞められる見込みがある」という副業が見つかれば最高ですね。
なお、以下の記事で候補になる副業と手順を解説していますので、参考にどうぞ。
>> 副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業2つ!
やっておくべきこと②:コミュニティに所属
所属しているコミュニティが会社だけ、というのはNGです。
僕の主観が入りますが、会社コミュニティはこんな弊害があると思います。
- 新しい情報が入ってこない
- 人生のモチベーションが上がらない
- 会社の仕事以外の行動が起こしづらい
僕が知る限り、「人付き合いがほぼ会社だけ」というタイプの人は例外なく人生が硬直してしまっています。
話題の多くが「仕事の話や愚痴・噂話」「余暇の過ごし方」「ギャンブルの話」みたいなコミュニティだけだと、硬直するのも仕方ないかなと思います。
人は環境の生き物なので、一緒にいる人から強く影響を受けて、思考も行動も変化します。
仮に自分の周りをこんな人たちで固めるだけで、副業の進み方はかなり変わってきます。
- 自分と同じ副業に打ち込んでいる
- 副業でゴリゴリ稼いでいる
- 今後の展望や目標など未来の話題が多い
この辺りのことは以下の記事で詳しく解説しています。身をもって経験しましたが、「何をやるか」よりも「誰と居るか」が本当に大事ですよ。
>>【事実】副業で最短で稼ぐ方法|身を置く環境が大事過ぎる話
「とりあえずもう少し頑張ってみようかな」は罠です
割とよくある着地だと思いますが、これはただの「保留」で「思考停止」かなと思います。
もう少しってどのくらいですか?
その期間に何か意味はありますか?
決断を保留しても何も変わりませんよ。
プログラミングとかWebライターとかのスキルを磨けば、1年後くらいにフリーランスになれている可能性ありますからね。
つまり、「1年という時間は、使い方次第で人生をガラッと変えることができる期間」ということです。
「とりあえず」とか「もう少し」とか曖昧にしていたら1年なんてあっという間で、来年になっても「あーサラリーマン辞めてーなー」と同じことを言っている可能性大です。
めちゃくちゃ煽ってますが、過去の僕がまさに上記のような感じでウダウダやってて、結局時間が経っても何も変わらなかった経緯があるので、限りなく本音です。
あなたに過去の僕のようにはなってほしくないです。
決めて、動き、考えよう
「辞めるべきか否か」「辞めたいけど辞められない」みたいな思考はぶっちゃけ時間の無駄です。
「よし、辞めよう」と決めて、それに向けて動くだけ。
シンプルですよね。
動かず悶々としていても、辞めたい気持ちは変わりませんし、経験上その時間が一番シンドイので、小さなことからでも始めるべきです。
動き始めると一歩ずつ着実にサラリーマンを辞める日が近付いてきますので、精神衛生上その方が楽じゃないかなと思います。
サラリーマンを辞めたい人は、動きながら考えよう
最後にもう一度要点をまとめます。
- 今のご時世、努力すればサラリーマンは辞められます
- 1人でじっくり「努力してでも辞めたいか」を考えてみましょう
- 「辞める」と決めて次の行動を起こしましょう
ということで、辞める前は山ほど不安もありましたが、やることやっていくと不安は徐々に減りますし、いざ辞めてみるとほぼ取り越し苦労でした。
頭でっかちにならず、現状よりも未来の理想に目を向けて、フットワーク軽く動いてみましょう。きっと景色が変わり、スッキリするはずですよ。
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