スマホだけで手軽にできる副業ないかなー
とはいえ、怪しい副業は無理!安全に副業したい
こんな人に向けた記事です。
タイトルがすでに核心部分なので、最初に結論です。
「スマホでレシートを買い取ってもらえるアプリ」があります。
ビックリなことに、なんとこのアプリを作ったのは高校生。
- レシートを買い取ってもらえるって、どういうこと?
- 無価値なものを買い取るとか、なんか怪しい
- で、1枚いくらで買い取ってくれるの?
いろんな疑問が湧きまくると思うので、1つずつ解説していきます。
スマホだけで安全に副業したい?だったらレシートを売ればいいよ
画像の通り、アプリ名は「ONE(ワン)」です。
「ONE」戦慄のデビュー
知ってるかもですが、リリース当初からかなり騒がれていました。
2018年6月にリリースされたアプリですが、最初の3ヶ月で20万件以上のダウンロード、Appストアの無料ランキングでは、2日連続で1位になってました。
さらには、アクセスが集中しすぎてリリース直後に買い取りが一時停止してしまったという…凄まじいですね。
疑問:なんでレシートなんて買い取ってくれるの?
「買い取ったレシートを、ビッグデータを必要としている企業に販売する」というビジネスモデルだからです。
レシートには「どの地域で、何が、どのくらい買われたか?」という情報が載ってますよね。これをビッグデータとしてマーケティングに活かしたい企業がいるわけです。
僕たちにとっては価値のない紙切れですが、記載されている情報に価値を見出し、お金を払う人がいる、ということですね。
「ナニソレコワイ…」←普通のことです
企業の商品やサービスは、「何が売れそうか」をいろんな形で調査して作られており、これをマーケティング戦略と言います。
調査のやり方はいろいろです。
- レシートから消費行動を分析:バスケット分析
- 販売実績から消費行動を分析:POSシステム
POSシステムはコンビニや大型の小売店で働いたことがある人は知ってるかもですね。レジに搭載されているシステムで、「いつ、どこで、何が、いくらで、何個売れたか」を全て記録して、商品開発や入れ替えなどに活用されています。
ポイントサイト・アンケートサイトもデータ収集が目的
一時期流行った「ポイ活」もそうです。
「アンケートに答えてポイントをもらえる」という仕組みですが、アンケート結果はビッグデータとして企業に販売されていますので。
ビッグデータの市場規模は大きく、「マクロミル」という会社はこういった「ビッグデータを集め、企業に提供する」というビジネスモデルで上場しているほど。
「なんでそんなことでお金もらえるの?怪しい」と思うことの多くには、こういった理由があったりします。
スマホだけで稼げる副業アプリ「ONE」とは
ちょっと話が逸れましたが、「ONE」の特徴を見ていきましょう。
- レシート1枚、最大10円で買い取ってくれる
- 1日の買取上限は5枚
- レシート以外のものを買い取る場合もある
- 出金手数料200円
特徴①:レシート1枚10円前後で買い取ってくれる
買取価格は一律ではなく、1〜10円と幅があります。
レシートの単価がどんな基準で決まっているかは公表されていませんが、レシートの買い手が多い情報なら値段が高く、買い手が少ない情報は価格が低い、という感じかなと。
モノの値段は需要と供給のバランスで決まるので。
特徴②:1日の買取上限は5枚
本記事執筆時点では1日5枚まで。
過去には10枚までだった時期もありますが、この辺りは運営のさじ加減。
日によっては、全体の上限に達して1枚も買い取ってもらえないこともあります。
買い取ったレシートが売れ残ったら、ONE側は赤字ですしね。
特徴③:レシート以外のものを買い取る場合もある
いろんな企業とタイアップして、以下のようなものを買い取ってくれる場合も。
- 保険証券
- 電気料金の明細書
- スマホ料金の明細書
- 買って使っているシャンプーのボトル
- アンケート
アンケートは最大100円程度、他のものでは1枚400円と高単価なものもあります。
ただし、これらは常設ではありません。
企業がONEにほしい情報リクエストして、キャンペーン化してる感じでしょう。
特徴④:出金手数料200円
これが痛い。というか、不満。
次項で掘り下げます。
スマホ副業ONEは1ヶ月でいくら稼げる?
結論、最大で1,800円くらい、アベレージは数百円くらいです。
1ヶ月の理想的なモデルケース
1,800円の内訳は、以下のような感じ。
- レシート:10円×5枚×30日=1,500円
- キャンペーン:400円
- アンケート:100円
- 出金手数料:-200円
あくまで理想値ですが、最大でこのくらい。
現実的な稼ぎは?
月に数百円くらいがアベレージになるかなーという感じ。
理由は以下の通り。
- 全部のレシートが10円で売れるわけじゃない
- 買い取りが終了している日もある
- キャンペーンは常にやってるわけじゃない
- 出金手数料が痛い
出金手数料200円ということは、「10円のレシートを20枚売ってようやくスタートライン」というのはさすがに不満。
キャンペーンなし、レシートの平均単価でシミュレーションすると…
- レシート平均5円×1日5枚×30日=750円-200円=550円
- レシート平均3枚×1日5枚×30日=450円-200円=250円
ざっくりですが、こんな感じ。
ONEは利用するべきか?
ONEは「簡単で安全」です。これは間違いなし。
- 簡単:スマホだけで完結、いつでもどこでもできる
- 安全:費用0円、購買データ単体ではほぼ価値なし
ビッグデータとは、たくさんあって初めて傾向がわかり、価値が生まれるものです。
デメリットは唯一、「大きくは稼げない」ということですね。
元手0円でお金が稼げることに価値を見出だせるなら、やってみるといいですし、手間と収入が見合わないと思うなら、スルーでOKだと思います。
事実:簡単に、安全に、たくさん稼げる副業なんて無いです
ぶっちゃけ「全然稼げないじゃん!ツマンネ」と思ったとしたら、ちょっと危険です。
なぜなら、「簡単にたくさん稼げる副業」は安全じゃないから。
1日たった30分の簡単な作業で、月収20万円稼げます!
怪しさMAXですよね。
でも、「楽してたくさん稼ぎたい」というマインドの人は、こういうものに簡単に騙されます。
楽になるための、鬼努力
ちょっと朗報ですが、じゃあ「たくさん稼ぐには死ぬほど努力しないとダメか」というと、必ずしもそうではないです。
たとえばブログの場合、こんな可能性があります。
- しばらく鬼勉強、鬼努力、鬼作業する
- ある程度の規模になると、少ない作業でたくさん稼げるようになる
ブログの仕組み上、きちんと作れば自動販売機になりますので。
鬼努力で学んだことをマニュアル化し、ライターを雇うという方法もありますね。
何が言いたいかというと、努力と仕組みが噛み合うと「めちゃくちゃ稼いでるけど結構楽」という状態を作り出すこともできる、という話です。
この辺のことを学ぶと稼ぐハードルが下がっておすすめですが、本記事から逸れまくるので、このくらいにしておきます。
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