WordPressでブログを書くなら、必須級とも言えるプラグイン「All in One SEO Pack」。なぜなら、サイト訪問者を増やすためのSEO対策を一手に担ってくれるから。
本記事では、そんな「All in One SEO Pack」を使ったサイトマップの作成と、Googleへの送信手順、注意点を解説します。
ブログのアクセスアップには必須の作業ですが、1回やっておけばあとはオートでOKなので、サクッとやっておきましょう。
なお、導入しているWordPressテーマによっては、All in One SEO Packに近いことができるものもあるので、一応テーマの付属機能を確認しておきましょう。
両方使うとシステムが競合してしまい、本来の機能が発揮されない場合があるので。
基礎知識:All in One SEO Packとサイトマップとは
「知っとるわ!」という方は、次の項へどうぞ。
「All in One SEO Pack」の主な機能
大きく分けると、以下の4つです。
- SEOの基本的な設定
- Googleサーチコンソール、アナリティクスとの連動
- SNS投稿時の表示設定
- XMLサイトマップの生成
ざっくりですが、こんな感じ。
本記事ではこのうちの④について掘り下げます。
補足:SEO関連記事
SEOは奥が深いので別記事にて解説しています。
>>【初心者向け】ブログのアクセスアップに重要な「SEO対策」とは?
また、実際にやることは以下にまとまっています。
>> 初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ
サイトマップとは
名前の通りですが、あなたのWebサイト(ブログ)がどんな構造になっているのかを示す地図のようなもの。
その地図を見るのは誰かと言うと、Google(のクローラー)です。
クローラーが、サイトマップを元にあなたのサイトを巡回し、チェックしたページを検索エンジンに登録(=インデックス)します。
地図があれば迷わず漏れなく巡回できる、というわけです。
サイトマップが無いとどうなるか
クローラーがうまく巡回できず、以下のようなことが起こります。
- 書いた記事がなかなかインデックスされない(検索結果に表示されない)
- クローラーが全てのページを巡回する前に、他のサイトに行ってしまう
正式にはちょっと違うかもですが、ニュアンスとしてはこんな感じ。
なんにせよ、「無いとサイトにとって不利になる大事なもの」です。
All in One SEO Packでサイトマップを設定する3つの手順
手順は以下の通りです。
- WordPressに「All in One SEO Pack」をインストール
- All in One SEO Packで、XMLサイトマップを作る
- Googleサーチコンソールにサイトマップを送信する
①でプラグインを入れ、②ではそのプラグインでサイトマップを作り、③では作ったマップをGoogleに提出する、という流れ。
作業自体は簡単なので、心配無用です。
手順①:WordPressに「All in One SEO Pack」をインストール
下記手順でインストールしましょう。
- 管理画面左側 [プラグイン] をクリック
- [新規追加] をクリック
- 検索BOXで「All in One SEO Pack」を検索
- [今すぐインストール] をクリック
- [有効化] をクリック
以下で画像付きで解説していますので、合わせてどうぞ。
参考:All in One SEO Packのインストール方法
手順②:All in One SEO Packで、XMLサイトマップを作る
「XML」とはファイル形式のことでして、ここでやることは2つだけ。
- All in One SEOでサイトマップ機能をアクティブにする
- サイトマップに加える情報を設定する
「?」マークのヘルプが全英文なので、1つずつ解説します。
準備:XMLサイトマップ機能をアクティブにする
まずは、メニューバーの [All in One SEO] から、[機能管理] をクリック。
次の画面で、XMLサイトマップを [Active] にして、[XMLサイトマップ] に進みましょう。
次の画面で、赤矢印以降を下スクロールしつつ設定していきます。
バージョンによってインターフェースや順番が変わるかもなので、各項目テキストで書いておきます。
XMLサイトマップ
設定は以下の通り。
入力、チェックは以下の項目だけですね。
- 更新を予約 → 「毎日」
- 投稿タイプ → 「投稿」「固定ページ」に ✅
- タクソノミー → 「カテゴリー」に ✅
- サイトマップを動的に生成 → ✅
追加サイトマップ・追加ページ
WordPress外で追加したいページがあれば、ここで追加できます。
特になければスルーでOKです。
除外項目
XMLサイトマップから除外したい単語、ページがあれば指定できます。
特になければここもスルーでOK。
優先順位・頻度
この項目が最後です。
ページ優先度は、「1.0に近づくほど優先度が高い」という意味ですが、ここは全部「上書きしない」でOKです。
すべての項目が終わったら、[サイトマップを更新>>] をクリックして、XMLサイトマップの生成は完了です。
手順③:Googleサーチコンソールにサイトマップを送信する
生成したXMLサイトマップを、Googleサーチコンソールから提出します。
「サイトマップ作ったので、巡回オナシャス」と、Googleに知らせる作業ですね。
なお、サーチコンソールを導入していない場合は、以下からどうぞ。
この先の設定に必要なだけでなく、どんなキーワードから読者が来てるかなど、アクセスアップ対策に重要な情報が取れる必須ツール。利用は無料です。
補足:【初心者向け】サーチコンソールとは?設定方法と使い方を簡単解説
サイトマップ送信手順
まずは、Googleサーチコンソールを開きましょう。
▼開いたら、左メニューから [サイトマップ] をクリック。
▼「新しいサイトマップの追加」という項目に以下を入力。
https://(あなたのサイトURL)/sitemap.xml
入力したら、すぐ右の [送信] をクリックしましょう。
▼「サイトマップを送信しました」と出たら、[OK] をクリック。
▼「送信されたサイトマップ」に、今の日付で「成功しました」と出ていればOKです。
これで送信は終わり!お疲れ様でした!
以降は、さっきAll in One SEOの「更新の予約」という項目で設定した頻度で自動的に送信し続けてくれます。
更新頻度に関わらず「毎日」に設定しておくのが間違いないと思います。
【注意】All in One SEO Packとサイトマッププラグインは併用しない
最後に1つだけ注意点で、
プラグインの競合に気をつけましょう。
プラグイン競合の警告文
WordPressのバージョンにもよりますが、競合する可能性がある場合は以下のような警告が出るはず。
ようするに、同じ機能のプラグインが同時に動くと「どっちやねん」ということになり、正常に動作しない可能性があります。
競合する可能性があるもの
たとえば、以下のようなもの。
- 使用しているWordPressテーマ
- Google XML Sitemapsなど、他のプラグイン
WordPressテーマの中には、デフォルトでAll in One SEOのようなSEO対策機能が備わっているものもあるようです。
プラグインもSEO関連のもの、サイトマップを生成するものなどは競合する可能性があります。この場合はメインで使いたい方だけ残しましょう。
まとめ:All in One SEO Packを使ったサイトマップの設定
最後に要点をまとめます。手順は以下の通り。
- WordPressに「All in One SEO Pack」をインストール
- All in One SEO Packで、XMLサイトマップを作る
- Googleサーチコンソールにサイトマップを送信する
- WordPressのテーマや、他プラグインとの競合に注意する
アルファベットが並んでますが、やることはそんなに難しくないはず。
アクセスアップ・収益アップをする上で、SEOは避けて通れない必須項目です。
以下の記事にて、SEO対策の具体的な手順を限りなく網羅的にまとめているので、参考にしつつコツコツ積み上げていきましょう。
>> 初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ
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