このブログはかなりSEOを意識して書いています。
断言しますが、この記事で解説する本質を知らずに質の高い記事を書くのはほぼ不可能です。
なぜなら、何を隠そう「僕がそうだったから」でして、これを理解してからは記事の書き方がガラッと変わり、その結果少しずつ上位表示されて稼げるようになった経緯があります。
「ブログで稼ぐためにはとにかく質の高い記事を書け」とよく言われています。
でもこれだと抽象的でよくわからないので、本記事では質の高い記事を書くために知っておくべき本質を5つを解説します。
この記事を読むと、記事の書き方がガラっと変わり、多くの人に読まれる記事を書き始めることができるはずです。
より詳しく知りたい方のために、本文中に詳細記事へのリンクを貼っていますが、その都度リンク先を読んでいくと頭がパンクしてしまうかもしれません。
まずは本記事を最後までお読みいただき、後から気になった部分のリンクを辿るという使い方をおすすめします。
ブログの本質①:読者は圧倒的他人
あなたのブログを読む人は家族でも友達でもなく、他人です。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、他人は他人でも「圧倒的に」他人です。
性別、年齢、住んでいる場所、常識、価値観、何もかもが違う人が、ランダムに読みに来るということを本質的に理解しておいてほしいのです。
- あなたが普段使っている単語は、ある読者は知らないかもしれない
- あなたが普段略語で話している言葉も、ある読者には通じないかもしれない
ということですね。
自分中心の雑な文章は読まれない
この意識がないと、「自分がわかること」が中心になって、文章そのものが雑になります。
文法が適当だったり、誤字があったり、長い割に何を言いたいのかわからない文章になったり。
この時点で「質が低い記事」となるので、Googleからも当然評価されません。
基本的にブログは個人のものなので自由に書いていいんですが、この「圧倒的他人への配慮」が必要だということをぜひ覚えておいてください。
個性あふれる独特な文章も味があるかもしれませんが、初心者のころは特に「筋トレ」のつもりで読みやすい文章を心がけましょう。
読まれやすい魅力的な文章の書き方は、以下の記事もあわせてどうぞ。
https://mane-talk.com/how-to-writing/
ブログの本質②:読者は明確な目的を持った人
そんな「圧倒的他人」がいかにしてあなたのブログに来るかというと、検索エンジンからです。割合にして80〜90%以上。
これはどういうことかというと、
読者の大半が「何かしらの疑問(検索意図)の答え」を求めて来る
ということです。
疑問(検索意図)とは?
- 具体的なおすすめ副業を知りたい
- ブログ記事の書き方を知りたい
- TVで観た芸能人の生い立ちが気になる
- 昨日観た映画、他の人達はどんな感想だろう?
こんな感じで実に様々な「疑問」を持って、その答えを求めて検索しています。
疑問の答えを知りたくて「キーワード検索」をする
上記のようなことを知りたい検索ユーザーは、多分こんなキーワードで検索しています。
- 具体的なおすすめ副業 → 「副業 おすすめ」
- ブログ記事の書き方 → 「ブログ 書き方」
- TVで観た芸能人の生い立ち → 「(名前) 生い立ち」
- 観た映画の他の人達の感想 → 「(タイトル) 感想」
同じことを知りたい人でも、その人の語彙力や思い付くキーワードが違うので、全く違ういろいろなキーワードで検索されています。
間違っても「札幌在住の、転職経験豊富で、人事部にいた人の話を聞きたい」なんて動機で検索されることはないのです。
記事に必ず求められること
それは、こういった疑問に対する何らかの答えです。
同時に、Googleはこういった検索ユーザーの疑問を瞬時に解決して、生活を豊かにすることを使命としているので、「ユーザーの検索意図を解決する情報を提供しているページ」を高く評価するわけです。
この辺りはGoogleのポリシーを理解すると「質の高い記事」のヒントが得られますよ。
https://mane-talk.com/blog-google-policy/
そしてこれを踏まえると、「検索されるキーワードから逆算して記事を書く必要がある」というのが1つの答えです。
そもそも検索にヒットしないと記事を見つけてもらえませんからね。
そうなると、「キーワードってどうやって探すの?」「逆算ってどうやるの?」と新たな疑問が沸いてきますよね。
これについては以下の記事で詳しく解説しています。
https://mane-talk.com/seo-keyword-selection/
https://mane-talk.com/how-to-write-blog/
重要過ぎる補足:タイトルも大事
タイトルが魅力的じゃないと、どんなに良い内容でも読まれないということも理解しておく必要があります。
ググったユーザーがまず目にするのは、ズラッと並んだ検索結果ですよね。
たくさんある検索結果から、タイトルを見て自分の知りたいことが書かれているかどうかを予測して、実際に見る記事を決めています。
これに対応するための「魅力的なタイトルの作り方」は以下の記事をどうぞ。
https://mane-talk.com/blog-title/
ということで、この本質を理解すると「なんとなく書きたいこと」を書いてもわざわざ読みに来る人はほぼいない、ということがわかると思います。
日常を綴るだけで価値を生み出せるのは、芸能人や著名なブロガーくらいです。
ブログの本質③:全部のページが入口になる
検索エンジンから来る人たちは、ほとんどトップページではなく「検索意図の答えが書かれているページに直接」アクセスしてきます。
これが「全部のページが入口になる」という意味ですね。
全ての記事を「初見の人」の目線に合わせる
これを踏まえると、他のページを読まないとわからないような相対的な表現は避けるべきですよね。
いつも言っている通り、タンパク質は重要なのです。
たとえば上記のような表現は「いつも言っていること」がわからないので、置いてけぼり感が凄いです。
いつも言っている通り(ほら、2つ前の記事に書いたでしょ?え?読んでないの?)、タンパク質は重要なのです。
初見の読者からすると、こう言われているようなものです。これはウザい。
その「いつも言っていること」は、どの記事を読めばわかるんでしょう?
記事を1つ1つ見て探せとでも言うんでしょうか?
初見の読者なら、この疑問を解消したいからってわざわざそんなことはしません。知りたいことが書いてあるサイトは他にも無数にありますからね。
その読者は、何百万もあるサイトから縁あってあなたのサイトを選んでくれた「有難きお客さん」ですよ。
対策例①:リンクで補足する
いつも言っている通り、タンパク質は重要なのです。
↑ここに内容を書いている別記事のリンクを貼る
タンパク質は極めて重要です。
参考:タンパク質の重要性 ←関連記事へのリンク
対策②:あえて丁寧に説明する
内蔵だけでなく、髪も、爪も、筋肉も、主成分はタンパク質です。
普段から良質なタンパク質を摂れているかどうかで、体の質が決まると言ってもいいほど重要です。
こんな風にしてあげると、初見の読者も余計なアウェイ感を感じずに済むし、親切設計ですよね。
1つ1つのページが「読者が初めて見る1ページ目」という意識で丁寧に記事を書きましょう。
ブログの本質④:読者の99%はあなたに興味がない
どうか気を悪くしないでください。かなり衝撃的ですが、事実です。
実際、これを読んでくださっているあなたも、筆者の僕にはほぼ興味がないと思います。
繰り返しになりますが、読者の大半は知りたいことの答えを求めて、たまたまあなたの記事にたどり着いた検索ユーザーです。
興味があるのは「疑問に対する答え」であって、あなたのブログを読みたくて来たわけではないのです。嗚呼…わかっていてもやはり痛い。
ウザい出だしのテンプレート
お久しぶりです!更新をサボってしまってすいません!
ちょっと仕事が忙しくて、前回の記事から1ヶ月も空いてしまいました!
僕なら「サボっ」辺りで迷わずブラウザバックします。
いや、初めて見たし。てかアンタ誰だし。
そんな話を聞きたいわけじゃないし。
これは僕の主観じゃなくて、多くの検索ユーザーはこう思ってますよ、ということです。
興味が無い前提で「導入文」に魂を注ぐ
この事実は結構えぐられますが、だからこそ出だしが肝心です。
- 検索ユーザーは何を知りたくて来たのか?
- その疑問や悩みは解決できるものなのか?
- その答えがこの先にあるのかどうか?
真っ先に知らせてあげるべきはこういった情報です。
だからといって、導入文にいきなり答えを書くのはダメですよ。
犯人は…山田太郎だった…!
って予告編でバラしちゃってるコナンの映画、観たいと思いますか?
導入文の役割は「興味を引いて続きを読みたいと思ってもらうこと」です。具体的な導入文の書き方は以下の記事をどうぞ。
https://mane-talk.com/blog-template/
ブログの本質⑤:読む人によってベースが違う
何度も繰り返して恐縮ですが、検索ユーザーはとにかく千差万別です。
- 10代の人もいれば、50代の人もいる
- パソコンに詳しい人もいれば、全然な人もいる
- テレビ好きもいれば、全く観ない人もいる
こう聞くと、「ブログを読みに来る読者のベースには恐ろしいほど幅がある」というのはなんとなく想像できますよね。
読む人によっては意味不明な文章
専門用語は極力排除しましょう。
ブログのアクセスアップを狙うなら、SEOは大前提です。内部対策をちゃんとしないと、クローラーがクローリングしにくく、インデックスも遅いし、ランキングには期待できません。これにはまずサイトマップを送信する必要があって、「Google XML Sitemaps」なんかがあると便利ですね。
こんな文章はもう、最悪です。
赤文字の部分はSEOの知識がまったく無い人にとっては意味不明でしょう。というか、ストレスマッハです。
ブログを書いているからといって、みんなSEOの知識があるわけじゃありません。
僕なんて、SEOの会社に勤めてたのにSEOの知識皆無でしたからね。(人事部だったので)
ネットスラングも要注意
ネットスラングとは「ネット上でのみ使われる表現」のことで、以下のようなものです。
- 「w」:(笑)の略
- 大草原不可避:大爆笑「wwww」←の見た目から
- 禿同:「激しく同意する」
僕らが普段接してる世界って、実はめちゃくちゃ限定的だったりします。
何気なく使っている言葉も、ある人にとっては暗号のように感じるものです。
僕にとってはギャル語とかほぼ外国語です。
ネットスラングは使っちゃダメ!とまでは言いません。
でも、何百万もあるサイトから縁あってあなたのサイトを選んでくれた「有難きお客さん」に疎外感を与えるようなブログでは、先行き厳しいと言わざるを得ません。
丁寧に書く大きなメリット
それは、アクセスが増えやすくなるということです。
なぜ丁寧に書くとアクセスが増えるかというと、言葉数(キーワード)が増えるからです。
単純に、検索結果に表示される機会が増えるというわけですね。
わかりやすい文章を心がけるとGoogleからの評価も上がって、さらにアクセスアップします。
アクセスアップのカラクリを簡単に言うとこんな感じです。
- Googleから評価される
- 検索結果の表示順位が上がる
- 訪問者が増える
- アクセスや売上が増える
そんなわけで、「専門用語を排除して丁寧に書く」というのは、実はあなたにとってメリットだらけだったりします。
「丁寧に書くと長くなっちゃうよ」という場合は?
その言葉を説明するための別記事を書いて、内部リンクを貼ってあげましょう。
こうすることで読者の利便性も、Googleからの評価も高まりますよ。
↑こんな感じですね。
これなら選択式なので、わかる人はリンク先を読まないし、わからない人はリンクを辿るでしょう。
ブログの上達は「本質の理解」が近道
最後にもう一度、ブログの本質をまとめますね。
- ブログの読者は「圧倒的他人」
- 読者は明確な目的を持って読みに来る
- 全部のページが入口になる
- 読者の99%はあなたに興味がない
- 読む人によってベースが違う
ということで、この記事で解説した「ブログの本質」を理解すると、記事の書き方がガラっと変わり、多くの人に読まれる記事を書き始めることができるはずです。
初心者から副業ブログを作るロードマップ
なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。
>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」
上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、「検索エンジンとは?仕組み・種類・最適化の方法を1から解説」に進みましょう!
https://mane-talk.com/search-engine/
この記事が参考になったら
\Follow me!/
Follow @GAKU_gflat