ブログ運営・SEO

ブログの検索順位を上げるリンクの最適化方法【11個解説】

・リンクって何?

・リンクって、記事のどこにどう貼ればいいの?

 

こんな人に向けた記事です。

 

本記事では「そもそもリンクとは何か?」をサクッと確認して、リンクのルール、実際にチェックするポイントを解説します。

ここで解説する「リンク最適化」を実施すると、読者に一層喜ばれるブログになり、滞在時間が伸び、結果的に検索順位にも好影響を与えるはずです。

「読者が評価するサイト=検索エンジンが評価するサイト」ということです。

簡単解説:ブログ記事のリンクとは?

リンクには種類ある

  • 内部リンク:自分のブログ内の別記事に飛ぶリンク
  • 外部リンク:他のサイトに飛ぶリンク
  • 被リンク:他の人が自分の記事をシェアする目的で貼るリンク

厳密にはちょっと違うんですが、上記の理解でOKです。

被リンクは重要ですが自分でコントロールはできません。ひたすらシェアされるような良質な記事を書くのみです。

なので、本記事では内部リンクと外部リンクにフォーカスして、種類や最適化の方法を解説していきますね。

リンクの形式パターン

よく使われるリンクは以下の3パターンです。

テキストリンク

このテキスト全体に、当ブログトップページへのリンクを埋め込んでいます。

 

画像リンク

上記の画像に当ブログのトップページへのリンクを埋め込んでいます。

 

ブログカード

カスタマイズ性が高いので見た目はサイトによって異なりますが、以下のようなものです。

https://mane-talk.com/blog-road-map/

 

【超重要】リンクの大原則

リンクは、正しく使えば読者からも検索エンジンからも評価されますが、使い方を誤ると真逆の結果になります。

まずはリンクのルールを理解しましょう。

読者がほしいと思ったところにだけ、必要なリンクを貼る

あくまでリンクの目的は読者の利便性を高めることでして、それ以外のリンクはいくら貼っても無駄です。というか、クローラーを混乱させるという意味ではむしろ悪影響です。

たとえばここで「クローラーってなに?」と思う読者もいると思うので、クローラーについて説明している記事の内部リンクを貼る、という感じです。

参考:「クローラー」とは?|検索エンジンの仕組み

 

「利便性を上げるリンク」とは以下のようなものですね。

  1. 読者が次に知りたいであろうこと
  2. ついでに知っておいた方がいいこと
  3. 潜在ニーズに応える情報

リンクを貼るときは「このリンクは読者にとって本当に必要なリンクか?」と自分に問いかけてみましょう。

イカサマリンクは貼らない

「イカサマリンク」とは、誤クリックを狙ったリンク、SEO効果を期待した読者にとって不利益なリンクです。

たとえば、以下のようなものはイカサマリンクですね。

  • フォントサイズがやたら小さいリンク
    (こういうの→ リンク

  • 背景色と同じフォントカラーの「隠しリンク」
    (こういうの→リンク

リンクは画像よりもテキストを使う

これは単純に、検索エンジンは画像よりもテキストの方が認識しやすいと言われているからです。

当ブログでは、読者の見やすさも考慮して両方並べて貼ることも多いです。

リンクの文章に指示語は使わない

前者はリンク先に何があるのかがわかりません。

後者はリンク先が明確ですよね。さらに、リンクに検索キーワードが含まれているとSEO的にも多少良い影響があるはずです。

 

大事なことなのでもう一度言いますが、リンクを貼る目的はあくまで読者の利便性を上げるためということを覚えておきましょう。

 

内部リンク最適化:チェックすべき項目

内部リンク最適化では、以下の8項目をチェックしましょう。

他にもありますが、特に重要なものをピックアップしています。

  1. 記事の目次
  2. 文中の別記事へのリンク
  3. カテゴリー
  4. パンくずリスト
  5. 関連記事
  6. 前の記事・次のページ
  7. プロフィール
  8. お問合せフォーム

内部リンク最適化①:記事の目次

目次は「読者のストレスを軽減する」という意味で重要だと考えています。

記事はいろんな人が読みにきてくれるので、単語の意味から知りたい人もいれば、具体的な内容だけを知りたい人もいるはず。

人によっては「この部分いらないな」と思ったらスクロールしたり、もっと結論がすぐにわかる他のサイトに移動してしまいますから。

 

なお、このブログで表示している目次はWordPressのプラグインです。いろいろ使ってみて一番良かったのでこれに落ち着きました。

参考:当ブログの目次を自動表示しているプラグイン

内部リンク最適化②:文中の別記事へのリンク

文中の内部リンクは以下のような場面で貼っています。

  • ここで詳しい説明をすると記事全体が長くなってしまうとき
  • 重要だけど、記事の内容から脱線してしまうとき
  • 人によって追加説明が必要と思われるとき

内部リンクは他の関連記事を丸ごと読んでほしい時と、特定の箇所のみ読んでほしい時で使い分けています。

補足:特定の箇所のみ読んでほしい時のリンクの貼り方

ちょうど、前項のプラグインの記事はこれに当たります。

僕は以下のようにやっています。

  1. 読んでほしい内容を含む記事を開く
  2. 目次をクリックして該当箇所に飛ぶ
  3. この段階のURLをコピペする

実は目次をクリックするとURLが変わってるんですよね。

他にもやり方があると思いますが、僕はこの方法です。

内部リンク最適化③:カテゴリー

ブログは書けば書くほど、過去の記事が埋もれていく構造になっていて、読者の読みたい記事を探しやすくする工夫が必要です。

このデメリットを解消するのが「カテゴリー」です。本に挟む「しおり」をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれませんね。

当ブログのカテゴリーはこんな感じになっています。

パッと見て内容がわかる名前になっていれば、読者は興味のある記事を探しやすくなります。

記事が増えてくるにつれて、カテゴリーは何度も見返して整理した方がいいです。

補足:WordPressでのカテゴリー編集方法

ダッシュボード左のサイドバー「投稿 → カテゴリー」から編集できます。

内部リンク最適化④:パンくずリスト

パンくずリストとは、これのことです。

読者が今ブログのどの階層にいるのかがわかりやすくなります。ちなみにクローラーにとってもあった方がいい内部リンクです。

お使いのWordPressテーマによっては、ボタン一つでパンくずリストの「ON・OFF」を切り替えられる場合があります。

テーマに機能が無い場合はプラグインを使えば設置できます。

内部リンク最適化⑤:関連記事

記事の一番下に表示される関連記事も、内部リンクの1つです。

ただ、「無いよりはあった方がいい」という程度に考えています。

なぜなら、関連記事欄が不要なくらい、本文内の内部リンクを充実させた方が読者の利便性が高くなるはずだからです。

ついでに、自動で並ぶ関連記事はあまり精度が高くないので、あなたが次に読んでほしいと思う記事とはほとんど合致しないと思います。

内部リンク最適化⑥:前の記事・次のページ

自動で表示されるものの他、シリーズ物の記事であればリンクを貼ってあげた方が親切です。

この記事はVol.2です。Vol.1から読んでいただくことをおすすめします。

>> (Vol.1の記事リンク)

これで第2回○○講座は終わりです。お疲れさまでした。

>> 前の講座を見る(第1回の記事リンク)

>> 次の講座を見る(第3回の記事リンク)

こんな感じですね。

読者全員が最初の記事から読むとは限りませんので。

内部リンク最適化⑦:プロフィール

ブログでは思っている以上にプロフィールが重要です。

ですが、プロフィールを読みに来る読者はちょっと特殊な状況なので、単に設置すればいいわけではありません。

プロフィールの特殊性や具体的な書き方は以下の記事をどうぞ。

>> 意外と読まれる!?ブログ筆者の魅力的なプロフィールの書き方

内部リンク最適化⑧:お問合せフォーム

読者があなたと連絡を取りたいと思ったときに、連絡できる場所はありますか?

TwitterなどのSNSと連携する他に、お問い合わせフォームも設置しておきましょう。

思わぬ出会いや仕事に繋がることがあります。

なお、当ブログのお問い合わせフォームは「Googleフォーム」を使っています。

>> Googleフォーム公式ページ

 

外部リンク最適化:貼るときの注意点

読者の満足度や利便性を高めるには、外部サイトのお世話になった方が良い場合もあります。

それは主に「自分では権威性や信憑性を担保しきれない時」です。

たとえば何かの事実を証明するときに、自分独自の調査結果よりも、官公庁の統計データを用いた方が信憑性は担保できますよね。

外部リンクを貼るということは読者が一時的に自分のブログを離れてしまいますが、リンクが適切であれば満足度は上がり、結果的に自分のブログに戻ってきてくれます。

こういった外部リンクを貼る際は、以下のポイントを意識しましょう。

  1. 信頼性の高いサイトを引用する
  2. 質が高いサイトのリンクを貼る
  3. 被リンクの依頼はしない

外部リンク最適化①:信頼性の高いサイトを引用する

「信頼性の高いサイト」というと抽象的でよくわかりませんね。

基準は以下の感じでOKだと思います。

  • 公的機関のサイト
  • 製造元のサイト
  • 一次情報を公開しているサイト
  • ある分野で多くのアクセスがあるサイト

外部リンク最適化②:コンテンツの質が高いサイトのリンクを貼る

「コンテンツの質が高いサイト」というのも抽象的な表現ですが、明らかに低品質なサイトへのリンクはやめた方がいいです。

なぜなら、低品質なサイトのSEO評価に足を引っ張られ、自分のブログの評価まで下がってしまうからです。

外部リンク最適化③:被リンクの依頼はしない

リンクは量より質です。Twitterのフォロワーと同じ考え方ですね。

あなたのブログと無関係な分野からの被リンクはほとんど評価されませんし、相手のサイトと関連性がないリンクを貼ってもらっても、相手サイトの読者は流れてきませんので。

 

簡単:WordPressでのリンク設定方法

以下ではWordPressでのリンク設置手順です。

テキストリンクを設定する場合

投稿画面を開いて、エディターが「ビジュアル」モードになっていることを確認します。

リンクを貼りたいテキストを範囲指定してリンクボタンを押すと、URLを入力するボックスが出てきます。

これでテキストリンクの設置はOKです。

画像リンクを設定する場合

リンクを埋め込みたい画像をクリックし、鉛筆マークをクリックします。

画像の編集画面に切り替わるので、「リンク先 → カスタムURL」とクリックしていき、ボックスにURLを入力すればOK。

 

リンクを使いこなすことが脱初心者の第一歩

初心者は物理的にリンクを使いこなすことができません。

  • 内部リンクを充実させるには、ある程度の記事数が必要
  • 外部リンクを充実させるには、ある程度の経験と広い視野が必要

こういったことが必要だからです。

従って、リンクをうまく使い始められたら脱初心者、中級者へランクアップです。

 

この記事の内容を正しく理解して実施すれば、読者に一層喜ばれるブログになり、滞在時間が伸び、結果的に検索順位にも好影響を与えるはずです。

やること自体は難しくないので、ぜひ習慣にしてリンクマスターになってください。

初心者から副業ブログを作るロードマップ

なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。

>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」

 

上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、「ブログ記事を上位表示させる効果的なリライト方法」に進みましょう!

https://mane-talk.com/how-to-rewrite-blog/

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