・子どもが頻繁に絡んできて仕事にならん…
・集中→切断→集中→切断 コマ切れ作業で効率が悪すぎる
・作業が捗るのは子どもが寝てから、でも睡眠時間削るには限界がある…
こんな人に向けた記事です。
筆者の僕は3年生の長男、年少さんの長女、2歳の次男に囲まれて100日以上ブログを毎日更新しています。(2020年7月現在)
コロナの最中は毎日24時間3人の子どもが家にいてお祭り騒ぎでしたが、1日最低3,000字以上の記事更新を継続できました。
これって元々は女性(ママ)の働き方でしたが、アフターコロナで在宅ワークがデフォルトになる男性も増え、パパママ共通の課題になりつつあります。
ということで、本記事では僕の体験談を元に「育児と在宅ワークを両立するコツ」を8つ解説します。
子育てと在宅ワーク(副業)を両立するコツ8つ
僕と嫁さんが実際にやってきたことの中から、「子育てと在宅ワークの両立に効果があった」と思うものを解説します。
当方の状況|自宅がほぼ保育園
子育て中の方は言わずもがなかもですが、比較対象としてざっくりですが、以下。
- 小3男子、魔の3歳長女、魔の2歳次男
- 夫婦共にパラレルワーカー
- 家中を叫びながら猛ダッシュ
- 子ども同士のチャンネル争い
- やっと1人寝たと思ったら兄弟が叩き起こす
- お腹すいた!おやつちょうだい!本読んで!救急車が通った!✕3
- 部屋が片付いているのは最長でも3時間くらい
- 植物をむしる、TVを殴打、収納物が散乱
コロナ中はこれが毎日。かわいいんですが、仕事環境としては割と地獄です。
ある日ブログを書いていたら、大騒ぎで長女が駆け寄ってきました。どうも末っ子が何かやらかしたらしいので付いていくと…
赤丸で囲ったところ、歯磨き粉です。拭いても拭いても泡立つ。
こんな状況下でブログや仕事の打ち合わせ、zoomミーティングとかをこなしつつ、コロナ中ずっと増収達成できたので、育児と在宅ワークを両立できたかなと。
マジで嫁さんと自分を褒めてあげたい。
両立のコツ8つ
両立できたコツは以下の7個です。
- 思い切って公園に連れていけ
- YouTubeやVODに頼れ
- 昼間にパーツ作業をし、夜仕上げる
- パートナーと連携すべし
- 本気で集中したければシッターを頼れ
- 本気で集中したければ場所を変えろ
- 眠くなったら迷わず寝ろ
- スマイルゼミを導入せよ
ちょっと数が多いのでサクサク解説していきます。
コツ①:思い切って公園に連れていけ
時間を決めて一緒に公園に行き、全力で遊ばせました。
結論から言うと、満足しつつ疲れるので、その後おとなしくなります。笑
自分たちの運動不足解消にもなり、体を動かすと頭がスッキリして生産性上がります。
コツ②:YouTubeやVODに頼れ
「YouTubeやアニメはあまり見せたくない」という人もいますが、うちは普通に見せてます。実は悪影響が小さいという学術的な発表もありますので。
時間を決めるとお互いメリットあり
とはいえ、影響0ではないはずなので、「今から1時間ね!」と時間を決めています。
こうすることで「自分が作業に集中できる時間」も明確になり、ダラダラしたり作業がコマ切れになることを防げて生産性上がります。
明らかに有害な動画を回避するには
- TVで動画を再生して目が届くようにしておく
- VODサービスのキッズアカウントを使う
- キッズ用の動画アプリを使う
上記のような感じで、擬似的に閲覧制限しておくと、「目を離している間にエロ動画が再生されていた」みたいな状況を防げます。
コツ③:昼間にパーツ作業をし、夜集中
昼間に作業が進まずにイライラしますが、「子どもたちが寝てからやろう」と潔く割り切るのも大事かなと。
「スキマ時間でちょっとずつ進めよう」と思っても、そのスキマ時間を与えてくれないのが子どもですし、スイッチが入ると何を言ってもダメですので。
昼間時間を有効活用する方法とは
僕は「コマ切れになってもできる作業」や「片手間でもできる作業」をやっておき、夜に集中して仕上げるようにしています。
たとえばブログの場合はこんな感じです。
- 記事のタイトルを考える
- 記事構成だけ軽く作っておく
- 目次と本文のメモだけ書いておく
- キーワードの抽出をやっておく
「ブログの記事を書く」という本作業のパーツを作っておく感じですね。
やるべき作業を切り分けてみると、結構昼間でもできることがあったりします。
コツ④:パートナーと連携すべし
我が家ではお互いにパートナーの協力が欠かせません。
- 余裕がある方が子どもたちを見る
- 集中したい時はもう一方が子どもたちを連れ出す
- 仕事のキリが良くなったら家事をする
- 外出予定が入っていない方が家事育児をする
上記の通り。
家事育児は明確に分担せず、ルール緩めの協力体制でやっており、「自分に余裕がある時は相手が集中できる時間を捻出してあげよう」という感じで動いています。
「夫は仕事・妻は家事育児」みたいな切り分けに比べ、圧倒的に夫婦円満です。
「お互い家事育児をするし、稼ぐ」というフラットな立場ですし、共通の話題も多く、喧嘩になることはほぼありません。
コツ⑤:本気で集中したければシッターを頼れ
仕事の1つは夫婦で同じビジネスをやっているので、「パパもママも一緒に仕事」ということもたまにあります。
- じじばばに預かってもらう、来てもらう
- 友達に預かってもらう、来てもらう
夫婦共に地元が北海道なので、東京に住んでいる頃は友達が見てくれていました。
じじばばは預けることが孝行だったりしますが、友達はそうはいかないので時給でお礼を払ったりしていました。笑
コツ⑥:本気で集中したければ場所を変えろ
パートナーの協力が不可欠ですが、効果は高いです。
- 自宅の別室にこもる
- 近所のカフェに行く
最初のころはやってましたが、最終的にはやらなくなりました。
自宅の構造上、こもっても結局音がうるさくてあまり集中できなかったり、毎日カフェに行くのはあまり現実的ではなかったので。
コツ⑦:眠くなったら迷わず寝ろ
仕事は夜に回しがちで寝るのが遅く、夜泣きで起こされ、朝はお弁当作りで早起き…みたいな生活をしていると、慢性的な寝不足になりますよね。
眠いと作業効率はガタ落ちするし、イライラもしやすくなるので、子どもの昼寝に合わせて自分も寝ちゃいましょう。
30分寝るだけで頭が冴え、作業効率は劇的に上がるので、海外の会社では「昼寝時間」を設けている企業があるくらいです。
眠い時は割り切って寝ちゃいましょう。
コツ⑧:スマイルゼミを導入せよ
長男対策で、我が家では効果絶大の神ツールでした。
長男との最大の難関は「勉強にまつわるやり取りと作業」でした。
- 兄弟の遊びが気になって勉強中断
- 他のことに興味が移って勉強中断
- 勉強しに行ってもしょっちゅう質問に来て作業中断
- 丸付けの作業、間違った問題の直し作業
- 丸付けをして間違っているとブチ切れて地団駄
上記のようなやり取りが1日の中でかなりの時間を占めており、作業が進まない大きな要因になっていました。
嫁さんと作戦会議してスマイルゼミを導入してみたところ、状況は激変しました。
- 言われなくても起きたら進んで勉強
- 長い時は2時間くらい自主的にやってる
- 丸付けが不要、質問がほぼなくなった
- 点数が低くても気にしてなかったが、満点を目指すようになった
- 専用チャットで勉強の状況が見え、スマホでもコミュニケーションが取れる
賛否両論あるようですが、我が家にとっては救世主でして、今までの不毛なやり取りを考えるともっと早く導入しておくべきだったと思いました。
失敗談:子育てと在宅ワーク(副業)の反省点
僕の失敗経験を踏まえた反省点です。
イライラする要因は徹底的に排除すべき
思い通りに作業が進まなかったり、やることを増やされたりして、子どもたちを怒鳴ってしまうことが何度もありました。
仮に仕事が進まず、収入に影響が出て、生活に支障が出ようが、子どもたちはそんなことまで想像できないし、純粋に遊びたいだけなんですよね。
怒鳴ってしまうのは100%僕ら大人の都合だということがわかっているので、怒鳴った後に自己嫌悪に陥ります。
結論、工夫しつつイライラする要因を根本的に排除するのが賢明かなと思いました。
- 触られたくないものは届かない場所へ
- 子どもをどかすんじゃなく、自分が動く
- 遊びたいなら目一杯遊ばせる
たとえば上記の感じですね。
メリハリを付け、諦めるところは潔く諦める
一番良くなかったのは、漫然と作業をすることでした。
対処らしい対処もせず、焦りながらイライラ作業し、子どもが邪魔に感じたら適当に動画を見せて、思い通りにならなかったら怒鳴る、といった具合。
これは圧倒的に生産性が低くて、長時間仕事と向き合っている割に作業量は少なく、仕事の質も悪かったです。
人は人、自分は自分
周囲の人やTwitterで見かける人たちと比べてやたらと焦っていました。
当然コンディションが悪くなるので、仕事の効率も落ちてなかなか成果も出ません。
比べるべき相手は他人ではなく、自分の目標と現在地を比べるべき。
競争するものではないので、自分が良いコンディションで居られる方法、働きやすさを重視した方がいいです。
徐々に子どもたちもわかってくる
遊ぶ時は一緒に遊び、仕事を頑張るときは頑張るというペースができてくると、子どもたちの様子が変わってきました。
- 長男「(兄弟たちに)パパ今お仕事中だから、こっちで遊ぼ!」
- 長女「パパー!お仕事終わったら絵本読んでー!」
- 次男「あうあうあー!」(コーヒーカップをキッチンに下げてくれる)
「子どもたちが理解してくれている」というのは立場が逆な気がしますが、子どもたちなりに協力してくれるようになりました。
ただただ怒鳴っているだけでは、こんな関係にはならなかったかもなと思います。
最近長男は「大人になったらパパとママと同じ仕事したい!」と言っていて、これは素直に嬉しいです。
結論:最初はマジで無理だったけど、慣れる
究極、慣れます。
- 集中できなくて絶望 → 慣れた
- エンドレス片付けに絶望 → 慣れた
- リビングで仕事は100%無理 → 慣れた
- 子どもたち寝なすぎて絶望 → 慣れた
上記の通り。
「3人育てながら在宅ワークは無理ゲーかもしれん…」と1,000回くらい諦めかけましたが、自分でも驚くほど慣れます。
今は3人がリビングで絶叫しながら走り回っていてもブログ書けます。
重要:「じゃあどうするか?」
ちょっと厳しい意見かもですが、「○○だから無理」「△△はどうにもならない」というのはただの思考停止だと思います。
ビジネスの場面でそんなこと言ってたら仕事になりませんよね。
「○○だからどうすればできるか?」「△△はどうすれば軽減できるか?」ともう一歩踏み込んでみると、アイディアが出てきます。
- 「じゃあどうするか?」と考える
- アイディアが出る
- 実行しても一発ではうまくいかない
- ちょっと修正してみる
- 前よりも状況は良くなる
上記の通り。
育児と在宅ワークにおいても、トライアンドエラーを重ねつつPDCAをぶん回せば、大概のことは余裕でクリアできます。
最初は1,000回くらい絶望しますが、工夫すれば1つずつ解決でき、明らかに自分がレベルアップしたのが実感できます。
子育てと在宅ワーク・副業を両立してわかったメリット
ここまで割と事実を書いてきたので、記事を読んで
マジか…在宅ワークしんど…
と萎えてしまう人がいるかもですね。
ですが、個人的に在宅ワークはメリットだらけだと思います。
メリット①:家族を優先した生活ができる
サラリーマンの頃はどう考えても家族より仕事優先でした。
- 勤務地の都合で住む場所を決める
- 子どもが体調不良でも仕事に行く
- 旅行の計画が急な仕事でキャンセルになる
- 運動会、参観日に行けない
- 長期休みで帰省しても、仕事のため自分だけ先に帰る
- 夕飯は常にバラバラ
他にも無限にありました。
今は全員で食事をし、子どもたちとお風呂に入り、夫婦ともに保育園、学校行事は皆勤賞なので、控えめに言っても「人生変わったな」と思ってます。
メリット②:無駄が少ない
サラリーマンの頃は無駄が多かった気がします。
- 無駄に混む通勤
- 無駄に混むランチ
- メールで済む内容の会議
- 気疲れしか残らない飲み会や接待
- 稟議、承認、押印、手書きの書類
サラリーマンをディスっているわけではなく、「無駄なことに時間を使いたくない」と強く思う効率厨タイプだったので、上記のような時間の使い方が苦痛でした。
今は24時間、365日、必要なことだけに時間を使えるようになりました。
メリット③:頑張り次第で収入が伸ばせる
在宅ワークの種類にもよりますが、基本的に収入は成果報酬です。
「頑張れば頑張った分だけ収入が増える」というほど単純ではないですが、工夫次第で収入を増やしていけるので頑張る価値は大きいかなと思っています。
メリット④:教育に対する意識が大きく変わる
サラリーマン時代は「会社や上司の要望に合わせて成果を上げること」が何よりも大事だと考えていましたし、実際に部長職まで出世もしました。
ですが、「自分の力で稼ぐ」という点では圧倒的に劣等生だったなと。
自分でビジネスをやるようになって、「これからの時代を生きる上で大事なスキルや考え方」を身をもって学ぶことができました。
- 言われたことを問題なくこなせる
- 学歴や資格などの知識がある
上記のようなことはAIの方が圧倒的に優秀なので、元々の僕のような感じだといずれロボットに代替されて失業してたんじゃないですかね。
こんな経験から、子育てにおいて伝えるべきことが全く変わったなと思います。
在宅ワークのデメリットとは
結論、デメリットはほぼ無いと思っています。
正確に言うと、「デメリットはあるけどほとんど解消できる」という感じ。
フリーランスの在宅ワークにおけるデメリットと解消方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
>> 現役フリーランスが「フリーランスのデメリット」を考察した結果
子育てと両立できるおすすめ在宅ワーク・副業
子育てと両立しやすいおすすめの在宅ワークもいくつか書いておきます。
スキル不要でサクッと稼ぐ在宅ワーク・副業
以下の4つです。
- ポイ活
- セルフバック
- クラウドソーシングでWebライター
- 自動化できる投資
サクッと稼ぐ在宅ワーク①:ポイ活
ポイントサイトでポイントを貯めて稼ぐ方法です。
買い物ついでにポイントが貯まったり、資料請求だけでポイントを集められるので、ほとんど手間はかかりません。
ただし一点だけ注意があり、うまくやらないと「やたら時間がかかる割に全然稼げない」という残念な感じになります。やろうと思えばできることは無限にあるので。
以下の記事で、手間を最小限に抑えつつ効率的に稼ぐ方法を解説しているので参考にしてみてください。
>>【在宅副業】Eメールだけで安全に稼ぐ「ポイ活」の3ステップ
サクッと稼ぐ在宅ワーク②:セルフバック
セルフバックとは、Web広告代理店(=ASP)経由で自分で商品を買ったり、サービスに申し込んだりすることで広告収入を受け取れる仕組みのことです。
聞き慣れない単語が多いかもですが、仕組みは至ってシンプルで、月3万円くらいはサクッと稼げます。
>>【秒速】A8などのセルフバックで3万円以上を稼ぐおすすめ案件
サクッと稼ぐ在宅ワーク③:クラウドソーシングでWebライター
Web上で文章を書く単発の仕事です。
Webライターというと専門職みたいなイメージかもしれませんが、実は未経験でも稼ぎやすく、キャリアの幅も広がる良い仕事です。
やることは3つだけです。
- クラウドソーシングで仕事を受注する
- 依頼内容の記事を書く
- 納品する
やり方によっては、これだけでフリーランスとして独立できるくらい稼ぐことも可能なので、あなたが稼ぎたい金額に合わせて取り組み方を調整するといいですよ。
>>【在宅副業】未経験からWebライターで稼ぐ方法|超簡単です
サクッと稼ぐ在宅ワーク④:自動化できる投資
具体的には「ロボアド」や「ソーシャルレンディング」などです。
「お金に働いてもらう」という概念なので、あなたはほとんど時間を使う必要がありません。
投資と聞くと難しく聞こえるかもですが、上記は知識やスキルがあっても無くても投資成績が左右されないのが特徴です。
つまり、素人がやってもプロがやっても同じ結果になるということですね。それぞれ以下の記事で解説しています。
>>【2強比較】ロボアドバイザーとは?メリット・デメリットを解説。
>>【おすすめ】初心者でもベテラン同等の利益!「ソーシャルレンディング投資」とは?
自分で稼げるスキルを身に付け月10万以上稼ぐ在宅ワーク・副業
「サクッと稼ぐ」の方はハードルは低いですが、継続的に稼いだり収入を増やしていくのは難しいという性質の在宅ワークです。
「長期的に稼ぎたい」「努力で収入を増やしていきたい」という方は以下の6つがおすすめ。
- シェアビジネス
- ブログ
- アフィリエイト
- クラウドソーシング
- プログラミング
- Webデザイン
「サクッと稼ぐ」の方とカブっているものがありますが、「取り組み方を変えれば本業にできる」という意味です。
各仕事の詳細や具体的な手順は以下の記事をどうぞ。
>> 副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業2つ
子育てと在宅ワークが両立できると幸福度が上がる
ということで、子育てと在宅ワークの両立は慣れるまで割と大変ですが、自由度が高く収入も増やしやすいので、僕にはとても合っていました。
子どもたちはかわいいですが、子育ては修行かと思うくらい大変なので、「これは無理だ…」と諦めたくなる気持ちもよくわかります。わかりすぎて辛い。
ですが、本記事のコツを使って慣れてくると、こんなに良い働き方はないと思うので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみてください。
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初めまして!
2歳の娘を育てる一児のパパです。
僕も副業に挑戦しようとブログを始めてもうすぐ半年くらいですが、毎日更新はすごいですね!
娘は最近夜中に何度もおもらしをしたり咳き込んだりして、睡眠不足から本業の方もままなりません💦
妻も体が強い方ではないのでほとほと参っています…
けど、「じゃあどうするか?」の問いを常に持つことと、「潔く諦めることも大事」ということですね。
睡眠不足で気分も滅入りがちですが、勇気をもらいました!
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