フリーランスでやりたい仕事だけを受けながら、好きなことをやりながら食えている今が本当に幸せだと感じています。
でも、みんながみんな好きなことやって生きていけるほど、世の中はまだ優しくありません。
多くの人が生活のためにやりたくもない仕事をやらざるを得ない状況にあります。
けれどもその一方で、10年前から比べると好きなことだけやって食ってる人が大幅に増えました。
彼らは一体どのようにして「ワガママに生きる権利」を手に入れたのでしょうか。
実はこれには、ブロガーだろうが、youtuberだろうが、アフィリエイターだろうが、その他スモールビジネスだろうが、「基本的なやり方」というものがあります。
今好きなことだけで生活している人は、知ってか知らずしてか、みんなこれらをしっかり押さえているようにお見受けします。
今回は僕の実体験をベースに、その「やり方」について9のコツをまとめてみました。
最初に:まずは四の五の言わずにやってみよう
四の五の言って結局何もしない。
感覚値ではあるんですが、ここで8割くらいの人が足止めをくっています。
こういう人をたくさん見てきたからこそわかるんですが、その方法論を「理解できない」「信じられない」「自分にできると思えない」このいずれかが足かせとなって結局行動を起こせずにヤキモキしている場合がほとんどです。
「結局、めんどくさい」という人もいますが、こういう人は稼ぎたい動機が弱いか、現状に満足しているという別の問題なので除外します。
ちょっとマインドセット的な話になりますが、
自分がやってこなかったことは、
そもそも自分に理解できるものではない。
ゆえに、自分自身ができるとも思えない。
でも、それを理解してできるようになっていった人が稼いでいる。
という話だと思っているんですよ。
逆に考えればわかるかと思いますが、はじめから理解できて、できると確信できるものなら、とっくにやって少なからず稼げているはずです。
多くの場合、やったことがないことにチャレンジする、ということになります。
やれば必ずしも稼げるようになるとは言えませんが、やってみないことにはできるかどうかもわかりませんし、稼げる可能性は0です。
もうひとつ。
今、できる気がしなくてもいいです。
それは今の自分のままではできる気がしない、というだけ。
今のままではできないことを、できるようになっていけばいい話で、
考えるべきことは「どうすればできるようになるか」
できない理由をいくら並べても、一生できるようにはなりません。
「この人を参考にしよう」と目をつけた人がいたなら、まずはその人のオススメやアドバイスに沿ってやってみましょう。
これだけでその他大勢の上位2割に入ったことになります。
参考:僕の副業経験
最初の2年、年間数万円〜数十万円を出費して、収益0円です。
2年間、収益0円です。
大事なことだから2回言ったよ!
この期間に何をしていたかというと、情報収集です。
本やセミナーにひたすらお金を払って、集めた情報を検討して、狙いを定めたものを更に勉強して・・・
そう、勉強ばかりしていて、お金を生む動作をしていなかったのです。
アホみたいな話ですが、実話です。
3年目に行動を起こして、数千円程度でしたが、数ヶ月で収入が発生しました。
6年が過ぎるころ、資産は8桁に到達し、不労所得も月30万円を超えました。
はじめたばかりの僕に今の結果を見せたら、それこそ信じないかもしれません。
継続は力なりと言いますが、思えば遠くまで来たものです。
極稀の成功例を見ても意味がない
Twitterやブログを見ていると、「○ヶ月で月収△万円を達成しました!」みたいな投稿を結構見かけますが、あれは奇跡です。
こんなことを言うと性格悪いと言われそうですが、その人達のその後を見てみてください。
継続して稼ぎ続けている人はほとんどいません。
ラッキーパンチで収益が出た人は実力が伴っていないので、その後先細るか稼げなくなっていつの間にかWEB上から姿を消しています。
初月からいきなり10万を超える気持ち悪い収益は給料だけだ、ということを覚えておきましょう。
スモールビジネスの特徴ですが、やり始めたことがお金を生むまでには、結構なタイムラグがあります。
死ぬほどやっても半年くらい収益がほとんど出ない、なんてことはザラにあります。
それでいてこれまでの出費に追加で費用もかかるので、収益どころかマイナススタートになります。
無駄を極力排除する
スモールだろうがビッグだろうが、マイビジネスを持つということは、それなりにお金(資金)もかかります。
収入は増えていないのに、追加でお金はかかる。
となると、出ていくお金を削りまくるしかありません。
僕は今でこそ札幌市内に家を買って住んでますが、以前は築30年のそこまで広くない2LDKの賃貸に、家族4人で住んでいました。
ときにはゴキブリやクモと格闘しながら。えぇ。
日当たりの悪い部屋はカビもすごかったなぁ・・・。
ご飯は自炊、スマホは格安SIM、飛行機は全部LCCです。
当時の収入をもっと生活に使っていればもっと豊かな生活もできましたが、僕も嫁さんも将来自由に生きていくためには必要な過程だと思っていました。
首都圏から離れて家賃を削る方法もありましたが、ビジネス的にそこに住むのが最善だと判断したので、車を手放して維持費を家賃に充てました。
交際費もかなり削りましたね。
人と会うときも居酒屋は避けて、もっぱらカフェにしていました。
1回人と会うのに5000円も払っていたらコスパが悪すぎます。
大体、飲みに行って話すことなんて重要でも緊急でもないですしね。
これと合わせて、何にもならない人間関係もかなり削りました。
会社の同僚とか、会うたび飲みに行って中身のない話しかしない知人とか。
交際費を削りつつ、無駄な時間も極力削ってビジネスをする時間を捻出しました。
ストイックという言葉が大嫌いな僕が、今にして思えばよくやったなと思いますが、何をやるにしても初期段階では出費を削って時間を捻出するというのは避けて通れない道なんですよね。
収益を生まない純然たる遊びは極力しない
人が娯楽に興じている時間を、人と同じように過ごしていたら給料以外の収益なんて生み出せません。
とはいっても、遊びがなければストレスばっかり溜まってしまうので、わずかでも収益や人脈に繋がるように遊びを工夫していました。
BBQセットを一式買ったら、買い出しや準備を全部自分たちでやる代わりに、参加費に数百円だけ上乗せして、BBQセットを買ったお金は後々プラスになってましたし、声をかける人も選んでいました。
何かの業界で面白いことをやっている人、シナジーが生み出せそうな人、パートナーシップを組めたら面白そうだなと思う人を中心に。
裏技の存在は否定する
過去の僕は、「稼いでる人は何か秘訣やコツがあるはずだ」と思っていました。
思っていただけでなく、実際に何十人もの人にアポを取ってインタビューして、衝撃の事実に行き着きました。
そんなもんねぇ。
そう、裏技もコツも近道も、存在しなかったのです。
成果を挙げている人は何か特別なことをしているのではなくて、「小さな一歩を、その他大勢ができないくらい積み上げた人」なのです。
その証拠に、この数十人は全員一定以上の成功を収めていましたが、話の90%くらいは成功の秘訣が独自のものでした。
しいて言うなら、「裏技=毎日継続すること」でしょう。
これを信じられない人は聖杯探しに疲れてフェードアウトし、
これを信じた人も、そんなこと自分には無理だとフェードアウトします。
どっちみちフェードアウトするくらいなら、最初からそんな都市伝説は否定しておきましょう。
必須:継続する
そして何よりも、継続すること。
うまくいかないときって、行動量が落ちるんですよね。
なぜならそれをやることが苦痛になってしまうから。
がんばりたい気持ちはあるけど・・・うまくいかないのはきっと知識が足りないからだ、と結論付けて情報収集に逃げてしまう。
でもそれじゃアカンのです。
最大の練習はインプットよりアウトプット。
毎日やる
質よりも圧倒的に量です。
量は質を凌駕します。
野球がうまくなりたいなら、週1でやるよりも週6でやる方が圧倒的に成長は早いのはわかりますよね。
本を読んでバッティングフォームを研究するよりも、毎日100回素振りをした方がずっと上達します。
上手な人にアドバイスをもらいながらやれたら尚いいですね。
恐ろしくシンプルですが、恐ろしいほど効果があります。
できないことを無理にやる必要はありません。
できることをやり、試行錯誤を繰り返す。
こんなことを言うと、「それは成功したから言えるんだ」とネガキャンする人がいますが、それは思いっきり勘違いしています。(そもそも僕は大成功してるわけでもないですしね)
彼らは成功をギャンブルのようなものだと捉えています。
成功している人は才能に恵まれたとか、人脈に恵まれたとか、何かにおいて運がいい人と思ってるフシがありますが、これ全然違います。
成功って、0か100かの世界ではなくて、「積み上げていくもの」なんですよね。
「継続が大事」というのは、「アタリを引くまで続けろ」という話ではなくて、「成功するまで積み上げろ」ということなんです。
これがわかっていないと、やることなすこと中途半端に終わって、いつまで経っても固い収入を作れないんです。
才能や人脈は、無いよりあった方が成功は早いでしょうが、必ずしも必要なものではありません。
やる気はあまり出さない、決意はするだけ無駄
やる気=モチベーションですが、これに依存しない方がいいです。
やる気は上がることもあれば下がることもあるので、これに頼ると行動量にムラが出ます。
無理のないペースでいいので、継続することを第一としましょう。
継続するから慣れてくるし、上達する。継続するから稼げるようになるんです。
熱しすぎず、冷めすぎず、保温モード推奨です。
それと僕は、ストイックという単語と同じくらい、コミットという単語が嫌いです。
営業時代、したくもないこと、できそうにもない目標を「コミット」という名のもとにチームメンバーの前で発表させられるというさらし首のような行事があり、そのときのトラウマでコミットが嫌いですw
好き嫌いは抜きにしても、コミットはするだけ無駄です。
たとえばあなたが、中国語をマスターしたいとする。
1年で絶対話せるようになるぞ!とコミットしたとして、
1年後の今日、中国語ペラペラになっていると思いますか?
多分厳しいですよね。
じゃあ、中国語を話せるようになりたいとすら思っていないあなたが、
仕事の都合で中国転勤したとしたら、1年後はどうでしょう?
多分、中国語ペラペラですよ。
決意=コミットは不要です。
英語を喋れるようになりたかったら留学しろ、とよく言いますが、これは正しいです。
それをやって当たり前という環境に身を置くことが大事であって、決意はスキルの向上には無関係ということです。
最後に:稼ぐことにビジョンや大義名分は必要か
「稼ぐ上ではビジョンが大事だ!」と力説する老害がいまだに多いですが、好きなことで稼げるようになった今、お金を稼ぐことに必ずしもビジョンは必要ではない、と思っています。
僕はゲームが大好きですが、どうせやるなら高得点を狙いたい。
自分の得点を更新することがただただ楽しいから。
この「高得点を取る」ということに対してビジョンなんかなくたって夢中になれます。
夢中になるから、さらに得点は伸びていきます。
「ただ楽しいからやる」という根源的なモチベーションに勝るものはない、ということをあなたも知っているはずです。
また、こんなことを言うと身も蓋もないかもしれませんが、一番のモチベーションは稼げることであるわけで、稼げるようになればモチベーションコントロールなんて不要になります。
稼げてるということはそれだけでもテンション上がるし、それは誰かの役に立った結果として享受しているものなので、やり甲斐も自信も勝手についてきます。
稼ぐという一番の目的から目をそらし、誰かの役に立つためとか、ここまでできたら自分にご褒美をあげよう、なんていうまやかしの理由で無理矢理モチベーションを上げても長続きしません。
もちろん、ビジョンは無いよりあった方がいいです。
でも、「楽しい」ということはビジョンに勝ると僕は思っています。
マイビジネスといってもスモールビジネスですから、仮に失敗したところで再起不能な痛手にはなりません。
うまくいくかは別として、「好き」「楽しい」をベースにチャレンジしてみるのも悪くないと思いますよ。
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