・フリーランスの失敗談を知りたい
・フリーランスとして失敗したら生活が詰むんじゃないかと心配
・フリーランスはどんなことに失敗しやすく、どう対処すればいいのかな
こんな人に向けた記事です。
筆者の僕は5回の転職を経て、2018年にサラリーマンを辞めてフリーランスになりました。
実は新卒の時に知人と起業も経験しており、この時は普通に失敗してわずか4ヶ月で事業を撤退しています。
どちらも経験してみて思うのは、フリーランスと起業は「自分で商売を始める」という点でほぼ同じ意味かなと思っています。
こんな背景の僕が、フリーランスの失敗事情についてまとめました。
ぶっちゃけ今でも失敗しまくりの僕ですが、記事をお読みいただくと「フリーランスにとっての失敗とはどういったものか」や「失敗との付き合い方」がよくわかると思います。
フリーランス最大の失敗は「金銭的に詰むこと」
「フリーランスの失敗」として真っ先に連想するのは、「仕事がなくなり収入もなくなってしまう」という場面かなと思います。
生活がキツイというのは当たり前ですが、実は「お金が原因で自ら選んだ道が閉ざされてしまう」という方が精神的にキツイはず。
先に結論から言うと、「金銭的に詰む」という最悪の結末は、対策すればほぼ防ぐことができるので、あまりビクビクしなくて大丈夫です。
【経験談】失敗しても金銭的に詰まない方法2つ
以下2つの方法で、金銭的に詰むリスクは最小限に抑えられます。
- 副業でテストして、稼ぎが安定してから専業フリーランスになる
- 複業で収入を分散しておく
上記の通り。
①の状態から専業になって仕事が0になるとかって、余程のことがない限り起きません。
補足:「余程のこと」とは?
たとえばこんな感じでしょうか。
- 収入が1つの大きな契約に頼っている→契約解除で0になる
- ビジネスモデルが破綻する→商材が製造中止になるなど
- 取り返しがつかないくらい信用を無くす→ある意味自業自得
起こる可能性が低いとはいえ、絶対に起きない保証はどこにもないですね。
なので②の「複業で収入を分散する」というセーフティーネットを作っておきましょう、という話です。
収入を分散しておくと金銭的なリスクヘッジになる
たとえば以下の感じで、合計収入は30万円とします。
- 副業収入①:10万円
- 副業収入②:10万円
- 副業収入③:5万円
- 副業収入④:5万円
上記のようなポートフォリオを作ると、仮に収入①が0になっても20万の収入が残り、収入③が0になっても25万円の収入が残りますよね。
つまり、「収入の数が増えるほど詰むリスクは下がる」ということです。
これは僕が実際にやっていることですが、現実的に「突然どれかの収入が0になった」ということは一度もありません。
ここで詳細まで話すと長くなってしまうので、具体的な手順などは以下の記事をどうぞ。忙しい人でも再現できるはず。
>>【体験談】会社員を辞めてフリーランスになるには?|複業のススメ
繰り返しになりますが、「最悪の結末」は上記でほぼ回避できるので、そこまで心配しなくてOKです。
なのでここからは「詰むほどではない失敗」について話を続けます。
【悲報】フリーランスの失敗は避けられません|失敗をどう処理するかが大事
残念なお知らせですが、失敗はしまくりますし、絶対に避けられません。
なので、失敗する前提で「失敗の意味と付き合い方」を理解しておくべき。
フリーランスが失敗を避けられない理由は1つだけ
理由は簡単で、何が起きるかを100%予測して対処することは不可能だからです。
ネット検索すればその分野でよくある失敗は垣間見れますが、全く同じことが自分に起きるなんてことはまずありません。
未経験の領域に足を踏み入れるときは基本的に想定外の繰り返しでして、小さな失敗は日常茶飯事です。
圧倒的事実:「失敗=ヒント」です
「失敗する」ということは、その手前で必ず「チャレンジ」もしているはずで、チャレンジするといろんなことがわかります。
「チャレンジ=達成しなきゃならないもの」と考えてたら、怖くてやりたくない。
実際はこんな感じ。
✅チャレンジすると、
・自分の力量がわかる
・改善点がわかる
・次に何すればいいかがわかるチャレンジは次のステップに進むヒント集めだから、怖がらなくて大丈夫。
意味付けを変えよう。— ガク@複業ブロガー (@GAKU_gflat) June 30, 2020
上記ツイートの通り。
失敗はヒントなので、失敗から学び、修正し、もう一度チャレンジすればOKです。
注意:失敗したときに一番やっちゃダメなこと
それは、凹むことです。
心の傷みたいなものは時間が経てば癒えますが、そこからヒントを見つけ出さないとまた同じことで失敗し、凹みます。
学校のテストを思い出してみましょう。
テストで間違える→凹む→立ち直る→同じ問題でまた間違える
これはぶっちゃけ時間の無駄ですよね。(小学生の息子が上記の感じで割とビビります笑)
「失敗は成功の元」と言われるように、チャレンジすることよりも「振り返りつつ修正すること」の方が大事です。
避けるべき失敗は1つだけ
ズバリ、信頼を失うことです。
サラリーマンなら会社が盾になってくれますが、フリーランスはあなた自身が盾なので、ダメージは全部自分で受け止めることになります。
信頼を失う行為とは?
- レスが遅い、しない
- 約束を破る
- 期日を守らない
- 成果物の品質が粗悪
上記のような行為は漏れなく信頼を失いますが、特別難しい要求でもないはず…なんですが、これができない人が意外と多いのも事実です。
なので、当たり前のことを当たり前にやるだけで信頼関係を築けたりします。
ぜひとも、手を抜かずにちゃんとやりましょう。笑
信頼は売上と共にストックされる
「信頼が大事」というのはなんとなくわかると思いますが、実際にどんな違いが出るか具体例を書いておきます。
- 信頼されていないフリーランス
仕事はほとんど単発で終了、常に新規の仕事探しに追われ、自転車操業的な不安定な状態が延々続く - 信頼されているフリーランス
継続的に仕事の依頼をもらえる上、紹介でクライアントが増えていき、売上がどんどん積み上がっていく
上記の通り。信頼は「信じて頼る」と書きますよね。
フリーランスにとって「信頼=顧客数=売上」です。
フリーランスが失敗とうまく付き合うコツ
抽象的な表現になりますが、本当にこんな感じです。
とにかくはじめの一歩を踏み出す
よく見かけるのが、「考えてばかりで足が前に出ない人」です。
- 副業をやりたいけど、今の自分に何ができるだろう…
- ブログで稼ぎたいけど、文章書くの苦手だし…
- フリーランスになりたいけど、まずは下積みが必要かなぁ…
こんな感じの人が本当に多いように思います。
身も蓋もない言い方で申し訳ないですが…未経験のことをいくら想像したり心配しても、ぶっちゃけ時間の無駄です。
仮に100歩先まで予想したとしても、2歩目くらいでその予想は崩れます。情けない気持ちになりますが、未経験の想像力なんて所詮そんなもんです。
次にすべきこと、改善すべきことは「失敗」が教えてくれるので、それを見つけるつもりでまずは試しに動くべき。
小さなチャレンジを繰り返す
一歩が踏み出せたら、あとは反省と改善の繰り返し。
- 小さなチャレンジなら、失敗も小さい
- 反省と改善をしつつ、また次のチャレンジをする
- するとまた失敗する箇所が出てくるので、反省と改善をしつつ次へ
こんなことを繰り返していると、最初の失敗が超絶些細なことになってきます。
1つ1つクリアしていくとちょっとずつスケールアップしていき、やがて大きな成功に繋がっていくという感じです。
アホみたいな話ですが、アホほどこれを繰り返していたら、大概のトラブルはトラブルと思わなくなり、徐々に収入が増え、自由な時間も増えました。
思えば随分遠くまで来たものです。
フリーランスの失敗は「味方」です|怖がらなくて大丈夫
最後にもう一度要点をまとめます。
- 「金銭的に詰む」という最悪の失敗は回避できます
→ 【体験談】会社員を辞めてフリーランスになるには?|複業のススメ - 失敗は避けるべきものじゃなく「学ぶもの」
- 避けるべき失敗はただ1つ「信用を失うこと」
- 小さく始めて、反省と改善を繰り返そう
ということで、「フリーランスにとっての失敗とはどういったものか」と「失敗との付き合い方」が伝わったかなと思います。
究極の話、失敗はそのうち慣れます。
慣れるくらい失敗しつつ改善を繰り返していけば、成功しない方が難しい無双モードに突入します。
実は最大の失敗は「何もチャレンジしないこと」だったりしますので、この記事を糧にしつつ動き続けましょう。
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