・Googleアドセンスの申請をしたいんだけど、結構難しいんでしょ?
・申請を出す前にチェックできるリストがほしいな
・申請に落ちた時はどう対処すればいいの?
こんな疑問を解決する記事です。
ググればアドセンスの審査に関する記事はたくさん出てきますが、体感的に公開日が1年以上前の記事はほぼアテにならないと思った方がいいかなと。
なぜなら、審査基準は日々変わっていて年々厳しくなっているからです。
ただ1つ言えるのは、通過率を高めるコツは確かに存在するし、すべきことは普遍的で明確だということです。
ということでこの記事では、「審査通過するためのコツ」「審査前のチェックリスト」「落ちた時の対処法」をまとめました。
この記事の内容を実践すれば、必ず通過に近付くはずです。
なお、Googleアドセンスの仕組みや審査申請方法は、『【ブログで稼ぐ】Googleアドセンスとは?仕組みや登録方法解説』という記事をどうぞ。
https://mane-talk.com/google-adsense/
Googleアドセンスの申請とは?
Googleアドセンスの審査は、「あなたのサイトが広告を掲載するのに相応しいサイトかどうか」を判断するものです。
「広告主にとって広告を掲載するに値するサイトかどうか」「記事を閲覧するユーザーにとって有益なサイトであるかどうか」が問われます。
結論:僕らサイト運営者がやるべきことは1つだけ
「ユーザーの検索動機となる疑問を解決できる、有益なブログを作る」
この1点に尽きます。
なぜなら、こういったサイトが検索結果に並ぶことがGoogleの目指す形だからです。
アドセンス広告を提供するGoogleと、広告を掲載する僕らサイト運営者は「ビジネスパートナー」の関係です。
なので、パートナーが望む形を作れば審査は難なく通ります。
とはいえ、これだけだとさすがに抽象的すぎるので、この記事はもう少し続きます。笑
審査にかかる期間
早ければ24時間以内、最長で数週間〜数ヶ月かかる場合もあります。
この違いは、Googleが審査の優先順位を付けているからです。
サイトの内容が充実していれば優先的に審査、内容が薄い、規約違反の疑いがあるサイトは後回しにされます。
不合格だった場合は再審査できますが、2週間くらい空けて申請しないと無条件で落としてるっぽいです。
なので、十分準備してから申請しましょう。
Googleアドセンス申請前の準備
自己所有のブログ(サイト)が必要
アドセンスに申請する時に、自己所有サイトのURLの入力を求められます。
この「自己所有」というところがミソで、結論から言うと「無料ブログ」は自己所有ではないので申請自体できません。
無料ブログとは、「アメーバブログ」「ライブドアブログ」「はてなブログ」など、運営会社からブログシステムを借りるタイプのもの。
申請できるのは「独自ドメインのサイト」
2019年から「サブドメインのサイト」はそもそも申請ができなくなりました。
【NG】http://www.○○○.mane-talk.com ←サブドメイン
【OK】http://www.mane-talk.com ←独自ドメイン
無料ブログが申請できない理由は、ほぼサブドメインだからです。
自分のブログがサブドメインだった場合の対処法2つ
この場合の対処法は以下の2つです。
- 独自ドメインを買ってリダイレクト(転送)設定する
- WordPressブログを用意する
①は技術的に難しい上に、無料ブログ運営会社の規約の関係で収益化も難しいです。
なので、ブログの収益化を考えているなら圧倒的に②がおすすめ。
WordPressブログは自己所有で、独自ドメインでの運用になります。
最短距離でWordPressブログを立ち上げる方法
無料ブログの収益化が難しい理由や、WordPressブログの立ち上げ方は『【初心者向け】WordPressブログの始め方|簡単6ステップ』という記事をどうぞ。
https://mane-talk.com/how-to-start-wordpress-blog/
審査を通過しやすいブログ・落ちやすいブログ
審査を通過しやすいブログ
冒頭でほとんど答えを言ってしまっていますが、もう一度引用します。
「ユーザーの検索動機となる疑問を解決できる、有益なサイト」
これが審査を通過しやすいブログです。
検索エンジンを使う時って「何かを調べたい時」や「何かに悩んでいる時」ですよね。つまり、「解決策を探している時」です。
「Googleはその解決策を提示するサイトを表示すること」を使命としているので、誰かの問題を解決する内容のブログが通過しやすいです。
独自性・ユーザービリティも重要
「他のサイトと類似率が20%を超えるもの」は、仮にコピペ無しで書いたものでも「コピーコンテンツ」とみなされ評価が下がります。なかなか厳しいですね。
加えて、「デザインの見やすさ」「記事の読みやすさ」「適切なリンク配置」など、サイトとしての使い方も良いに越したことはないです。
こういう要素を総合して「有益なサイトかどうか」です。
審査に落ちやすいブログ
- 中身が薄いブログ
- 内容がGoogleの規約に違反しているブログ
日常あったことを綴る日記・雑記など、読者の問題を解決することに繋がらない情報が多いブログは「ユーザーから見て価値が低いサイト」と判断されます。
ブログで稼ぐなら「有益な情報」を発信してたくさんの人に読んでもらうことが不可欠でして、これはアドセンスに限った話ではありません。
規約についてはボリュームがあるので次項でまとめます。
Googleアドセンスの規約でNGなコンテンツ
Googleアドセンスの規約で制限されている内容を引用します。ちょっと項目が多いですが、これでも長文はかなり端折ってます。
- 違法なコンテンツ
・違法行為を助長する内容、他者の法的権利を侵害する内容 - 知的財産を侵害するコンテンツ
・著作権を侵害する内容、偽造品の販売やそれを助長する内容 - 絶滅危惧種
・絶滅危惧種から作られた製品の販売や、それを助長する内容 - 危険または中傷的なコンテンツ
・特定の個人や団体を誹謗中傷、差別する内容、それを助長する内容
・自傷行為を助長する内容
・健康を害する主張や行為を助長する内容
・脅迫、搾取、他者への攻撃を呼びかける内容
・他者への暴力を助長、称賛、容認している内容 - 不正行為を助長するような製品やサービス
・ユーザーの誤解を招く内容
・ハッキング、クラッキング、不正アクセスなどの手順やそれを助長する内容 - 不適切な表示
・虚偽表示、適切な内容を故意に隠す内容
・虚偽表示、不明瞭な表現でコンテンツに誘導する内容
・実在しない提携関係、他者から支持を受けていると偽る内容 - 悪質なソフトフェア
・機器への侵害や不正アクセスを引き起こす恐れがあるソフトやコンテンツ
・Googleの望ましくないソフトウェアポリシーに違反するコンテンツ - 露骨な性的描写を含むコンテンツ
・性的なテキスト、画像、音声、動画、ゲーム
・援交などを助長する内容 - 国際結婚の斡旋
・外国人との結婚を促進する内容 - ユーザーに強いショックや不快感を与えるコンテンツ
・陰鬱、生々しい、不快感を与える描写 - 爆発物に関するコンテンツ
・爆発物の販売、作り方、入手方法 - 銃火器などの武器や兵器に関するコンテンツ
・本物、本物と見分けが付かないもの、パーツなど - タバコに関するコンテンツ
・タバコ関連商品の販売、購入を促進する内容 - 危険ドラッグに関するコンテンツ
・危険物質、使用を補助する道具の宣伝
・危険ドラッグの製造、購入、使用方法に関する説明 - アルコールの販売や乱用に関するコンテンツ
・アルコール飲料のオンライン販売促進や、過度な飲酒を助長する内容 - オンラインギャンブルに関するコンテンツ
・現実のお金と交換できるもの、現金賭博に参加できるゲームなど - 処方薬に関するコンテンツ
・処方薬のオンライン販売を宣伝する内容 - 未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
- Google Playから削除されたアプリ
上記に違反していると、Googleアドセンスの審査は通りません。
Googleアドセンス申請前のチェックリスト12個
以下はテクニック的な話になりますが、「これを網羅していれば申請前に弾かれることはなく、通過の可能性が高まる」という目安です。
大事なことなので何度も言いますが、あくまで記事の内容が有益であることが前提です。
- URLは独自ドメインになっている
- 10記事以上公開している
- 1記事当たりの文字数は2,000文字以上になっている
- コピペ、または他サイトと酷似した記事はない
- 著作権がある画像は使用していない
- 内容は雑記や日記ではなく、訪問者の疑問を解決するものになっている
- 各記事のジャンルにある程度の統一感がある
- プライバシーポリシーを表記している
- お問い合わせフォームを設置している
- 運営者情報を記載している
- 他の広告リンク(アフィリエイトリンクなど)を貼っていない
- 前項の「Googleの規約」に違反していない
とはいえ、内容が充実していて「記事数1桁でも合格した」という情報もありますし、「2,000文字以下でも合格した」という情報もあります。
申請した時期によっても割と合否の基準に差があるようです。
Googleアドセンスの審査申請をしよう
チェックが終わったら、早速申請してみましょう。
申請手順は『【ブログで稼ぐ】Googleアドセンスとは?仕組みや登録方法解説』という記事にまとめてあるのでどうぞ。
https://mane-talk.com/google-adsense/#i-7
審査に通らなかった時の対処法3個
上記のチェックリストをクリアしていればまず通ると思いますが、それでもダメだった場合は以下のことを試してみてください。
繰り返しになりますが、再申請する場合は2週間以上空けた方がいいです。
継続的に記事数・文字数を増やす
コンテンツが不足している、継続更新していないことが原因として考えられます。
目安の20記事以上あってもダメな場合は、内容が薄い可能性が高いです。
また、継続的にコンテンツが追加されているかどうかも評価しているようです。
記事が他人にとっても有益かどうか見直す
日記や雑記が必ずしもダメというわけではなく、「有益性があるかどうか」が問題です。
悪い例:
「子どもが壁に落書きをして消すのが大変だった」という日常起きたことをただ書いた記事
良い例:
「子どもが壁に落書きをしたけど、こうやったら綺麗に落ちた」という解決策を書いている記事
上記の通り。
後者なら「同じように子どもに落書きされた人」の役に立ちそうですよね。
記事の内容は同じでも、ちょっとした工夫で「有益性がある記事」になります。
記事ジャンルを絞ってみる
それぞれの記事内容に統一感があった方が通過しやすいと言われています。
いわゆる「特化型ブログ」というものですね。
「資格試験の勉強法」の記事を読んだ次の記事が「家を建てる時の注意点」とかだと読者は混乱してしまうし、他の記事を読もうとは思えませんよね。
Googleアドセンス審査を攻略して、ブログを収益化しよう
最後にもう一度要点をまとめますね。
Googleアドセンス審査について
- 申請できるのは自己所有・独自ドメインのサイト
- 内容が薄いと審査期間が長くなり、再申請にも時間がかかる
→十分準備してから申請した方がタイムロスを防げる - WordPressブログが有利(始め方はこちら)
Googleアドセンス審査申請前のチェックリスト
- URLは独自ドメインになっている
- 10記事以上公開している
- 1記事当たりの文字数は2,000文字以上になっている
- コピペ、または他サイトと酷似した記事はない
- 著作権がある画像は使用していない
- 内容は雑記や日記ではなく、訪問者の疑問を解決するものになっている
- 各記事のジャンルにある程度の統一感がある
- プライバシーポリシーを表記している
- お問い合わせフォームを設置している
- 運営者情報を記載している
- 他の広告リンク(アフィリエイトリンクなど)を貼っていない
- 前項の「Googleの規約」に違反していない
審査に通らなかった時の対処法3つ
- 継続的に記事数・文字数を増やす
- 記事が他人にとっても有益かどうか見直す
- 特化ブログにしてみる
上記の「Googleアドセンス審査通過のコツ」と「通らなかった時の対処法」を実践すれば、審査通過の可能性を高めることができるはずです。
最重要なことは「一般ユーザーの悩みや疑問を解決する有益なサイト」を作ることです。
これらを意識して良質なサイト作りに励みましょう!
初心者から副業ブログを作るロードマップ
なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。
>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」
上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、『【審査通過】Googleアドセンス広告7種類と設置方法を解説』に進みましょう!
https://mane-talk.com/how-to-use-google-adsense/
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