・ブログ記事のリライトってなに?
・リライトってどうやるの?
・リライトすべき記事ってどう選べばいいの?
こんな人に向けた記事です。
本記事では「リライトの基本」から「アクセスと収益アップに繋がるリライト」について解説していきます。
実際に僕は、これから解説する方法で1位を量産できています。
【SEO】Web系初心者出身ですが、ブログ記事のGoogle検索で1位を量産できました😌#添付画像を参照
ノウハウは全部無料で公開したので、ぜひ参考にしてみてください。
今でも専門用語に疎いので、誰が読んでも理解できる内容だと思います。笑https://t.co/uISPfQCstJ pic.twitter.com/8TDGjxbkN1— gaku@複業家 (@GAKU_gflat) April 15, 2020
ぜひじっくり読んで、リライトのスキルを身に付けてください。
着実に検索順位が上がっていき、アクセスアップと収益アップが実現できるはずですよ。
ブログ記事の「リライト」とは?
簡単に言うと「過去に書いた記事をより良い内容に加筆修正する」ことです。
ただし、「手直しすること」それ自体がリライトの目的ではない点に注意です。
ありがちなリライトの誤解
「リライトするとSEO的に効果がある」と言われています。
そのためか、過去記事を読み返してなんとなく手直ししている人をよく見かけますが、残念ながらこれはほぼ無意味です。
なぜなら、「どの記事を、どう改善したくて、どうリライトするのか」という根拠が無いと、効果的なリライトにはならないからです。
効果的なリライトをするには?
下記の5点が定まっていることが重要です。
- どの記事の
- どの箇所を
- どういった根拠で
- どう改善して
- どんな状態になることが目標なのか
とはいえ、この5つを感覚で選んでいたら「なんとなくリライト」になってしまうので、ツールを使って改善すべき記事を特定します。
具体的な方法は次項で解説しますね。
リライトの目的は?
ズバリ、検索順位の向上です。
具体的には下記の2点が改善されると、検索順位が上がりやすくなります。
- 検索結果での記事タイトルのクリック率(CRT)
- 訪問者の滞在時間
これら2つはリライトする箇所もやり方も異なるので、それぞれ解説します。
ブログ記事のリライト①:クリック率(CTR)改善
クリック率を改善するメリット
クリック率を改善できると、単純に記事を読む人が増えるのでPVが増えます。
さらに、クリック率はサイト全体の評価にも加点されるので、検索順位が上がってさらにPVが増えます。
クリック率を改善する手順4つ
- 目標を決める
- 改善すべき記事を特定する
- タイトルをリライトする
- メタディスクリプションを編集する
順に解説します。
① 目標を決める
「クリック率の目標を決める」とは言っても、基準がよくわかりませんね。
ちょっとデータが古いですが、僕は2017年の平均クリック率を参考にしています。
※参照元:SEOラボ
※調査機関:Internet Marketing Ninjas
あくまで平均値ですが、自分の記事の順位と照らし合わせて「10位以内の記事のクリック率がこれ以下だったらリライト対象」という基準にはなるかと。
10位以降の記事はどこまでリライトする?
まずは20位以内の記事を、最終的には30位以内の記事までをリライトすればOKです。この辺りは10位以内に食い込める可能性があるので。
30位以下の記事は、もっと根本的な見直しが必要かもです。
キーワード選定や記事構成をもう一度見直してみましょう。
なお、記事構成については『初心者でも文章苦手でもOK!ブログの記事構成を3ステップで解説』という記事をどうぞ。
https://mane-talk.com/how-to-write-blog/
② 改善すべき記事を特定する
Googleサーチコンソールを使うと簡単に特定できます。
Googleサーチコンソールの使い方
サーチコンソールにログインして、メニューバーから「検索結果」をクリックすると、以下のような画面になります。
緑の「平均CTR」とオレンジの「平均掲載順位」をクリックすると該当データに切り替わります。
この画面を下にスクロールすると、記事ごとのデータが表示されています。
リライト対象記事の見つけ方
上記の結果を例にして、実際に目標値に照らし合わせてみるとこうなります。
キーワード | 掲載順位 | CTR | 目標値 | 判定 |
副業 おすすめしない | 1.1 | 56.0% | 21.12% | OK |
会社休む理由 | 2.6 | 19.8% | 10.65% | OK |
仕事行きたくない | 7.9 | 3.5% | 2.69% | OK |
仕事休む理由 | 2.7 | 17.2% | 10.65% | OK |
上から4つを抜き出してみましたが、どれも目標値を上回っているので「リライト不要」と判断できました。
こんな感じで目標値を下回っている記事を見つけたら、それがリライト対象の記事です。
③ タイトルをリライトする
リライトすべき記事が特定できたら、その記事のタイトルをリライトしましょう。
なお、タイトルの付け方は『ブログはタイトルが鍵|思わずクリックしたくなるタイトルの作り方』をどうぞ。
https://mane-talk.com/blog-title/
④ メタディスクリプションを編集する
メタディスクリプションとはこれのことです。
タイトルと一緒に検索結果に表示される文章で、ここの内容で記事を読むかを判断する人も少なくありません。
なお、メタディスクリプションの編集方法は下記にまとめています。
ブログ記事のリライト②:滞在時間
次は滞在時間の改善です。
滞在時間を改善するメリット
検索順位が上がりやすくなります。
Googleは「時間をかけてページを見ているということは、検索ユーザーの求める答えが書かれている可能性が高い」と判断しているっぽいです。
評価基準は公表されていないので断言はできませんが、順位には影響していると思われます。
滞在時間を改善する手順4つ
- 目標を決める
- 滞在時間の短い記事を特定する
- 導入文をリライトする
- 本文をリライトする
こちらも順に見ていきましょう。
① 目標を決める
感覚値になりますが、アクセスがあるにも関わらず滞在時間が30秒以下であれば、無条件でリライト対象でいいと思います。
なぜなら、「30秒」は明らかに最後まで読まれていないと考えられるからです。
もう少し詳しく言うと、途中で「この記事には知りたかった情報が無さそうだな」と判断されている可能性が非常に高いということです。
滞在時間が短くなる原因3パターン
- 導入文の内容が微妙で本文を読もうと思えなかった
- タイトルと記事の内容に悪い意味でギャップがあった
- 記事内容が読者の検索意図とズレていた
ほとんどの場合がこの3パターンのどれかだと思います。
なので、ここでは「導入文」と「本文」をリライトします。
② 滞在時間の短い記事を特定する
滞在時間は「Googleアナリティクス」から確認できます。
アナリティクスにログインして、メニューバーから「行動 → サイトコンテンツ → すべてのページ」と進みましょう。
青枠がそのページの平均滞在時間です。
ここで見るのは「記事のページ」だけでOKです。
カテゴリページやブログ内検索の結果画面、TOPページなど、アクセスがあるページは全て表示されますが、記事のページ以外はスルーでいいです。
やたらと長いURLはほぼ記事以外のページです。リライトすべきページかどうか見分けがつかない時は、赤枠のボタンで該当ページを開いて確認しましょう。
③ 導入文をリライトする
リライトすべき記事が特定できたら、導入文をリライトしましょう。
具体的な書き方は『【テンプレあり】ブログの魅力的な記事の書き方をパート別に解説』という記事をどうぞ。タイトルの通り、魅力的な導入文が書けるテンプレートも公開しています。
https://mane-talk.com/blog-template/
④ 本文をリライトする
「30秒以上ではあるけど短いなー」と感じる記事は、本文をリライトしましょう。
魅力的な本文の書き方も『【テンプレあり】ブログの魅力的な記事の書き方をパート別に解説』という記事にテンプレートと併せてまとめてあります。
https://mane-talk.com/blog-template/
本文リライトのコツ
内部リンクを充実させることで、滞在時間を延ばせる場合があります。
内部リンクというのは、この記事でも何度も書いている「こちらをどうぞ」という別の記事へのリンクです。
無意味な内部リンクは逆効果ですが、読者がより理解しやすいように貼る有益な内部リンクであれば、そちらも読まれて滞在時間が延びやすいです。
リライトの効果測定をする際のポイント3つ
リライト後は必ず効果測定をしましょう。
というのも、元々の目的を達成してこそリライトした意味があるからです。
効果測定のポイントは以下の3つです。
- リライトは1つずつ実行する
- リライト後は1ヶ月は経過観察する
- 更新日を表示しておく
① リライトは1つずつ実行する
理由は簡単で、「順位変動がどのリライトによるものかを特定するため」です。
一気にタイトル・導入文・本文をリライトして、もし順位が下がってしまったらどこを戻せばいいのかわからなくなるだけでなく、全部を元に戻すとなるとリライトにかけた時間が全て無駄になってしまうので。
② リライト後は1ヶ月は経過観察する
リライトした直後に順位に反映されるわけではありません。
「あれ?全然効果が出ないぞ?」とすぐにまたいじってしまうと、これもどのリライトが順位に影響したのかがわからなくなってしまいます。焦らずじっくり行きましょう。
なお、「なんですぐ反映されないの?」と気になった方は、下記記事で検索エンジンの仕組みを理解しておきましょう。
>> 検索エンジンとは?仕組み・種類・最適化の方法を1から解説
③ 更新日を表示しておく
これは上位表示とは関係ないんですが、間接的にクリック率が上がる可能性があります。
あなたが読者側だとしたら、同じ検索キーワードで下記2つの記事がヒットした場合、どちらを読みたいですか?
- 公開日 2016/07/01
- 公開日 2016/07/01 更新日 2020/03/31
恐らく情報が新しい後者を選びますよね。
更新日はお使いのテーマの設定で表示できる場合もあるし、プラグインを入れて表示させる場合もあるので、確認してみてください。
注意点:リライト後は順位が下がりやすい
理由はわからないんですが、リライト後は一旦順位が下がる場合が多いということを覚えておいてください。
下がったのを見て「ヤベ!逆効果だった!!」と焦って戻さないように。
リライトのコツは「じっくりコツコツ」です。
リライトをマスターして上位表示を実現しよう
ということで、本記事のやり方と手順でリライトすれば、検索順位が上がってアクセスアップや売上アップに繋がります。
最後にもう一度要点をまとめます。
- リライトの目的は上位表示、改善すべき点は2つ
① タイトルのクリック率(CTR)
② 訪問者の滞在時間 - ① クリック率を改善するためのリライト箇所
→ 記事のタイトル(具体的なやり方はこちら)
→ メタディスクリプション(具体的なやり方はこちら) - ② 滞在時間を改善するためのリライト箇所
→ 記事の導入文(具体的なやり方はこちら)
→ 記事の本文(具体的なやり方はこちら)
リライトのコツを掴むと、既存記事の検索順位を一段引き上げることができる上、記事の書き方も変わってきます。
これができればアクセスアップや売上アップは目前なので、ぜひこの記事を何度も読み返して実践してみてください。
初心者から副業ブログを作るロードマップ
なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。
>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」
上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、「方向性に迷ったときに読んでほしい|ブログ運営の道標」に進みましょう!
https://mane-talk.com/blog-renovation/
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