表面的な条件で仕事を選んできて、シンドい経験をしたgakuです。
シンドかった理由は、「仕事のために生きる毎日になってしまった」ということ。
納得行く仕事を見つけ食べていけるようになるまで、6年もかかりました。
「これがわかっていれば仕事選びに迷わなかったな」と思う、経験から学んだ「仕事の本質」をまとめました。
【就職・転職】仕事選びで一番大事なこと
今の僕なら、「辞めた後に何が残るか」で選ぶと思います。
辞めた後に、何が残るか
「今の会社、定年まで勤め上げる予定?」と聞くと、ほとんどの人は「まさかw」とか「わからない」と答えると思います。
いつかはわからないけど、いずれ辞める。
とするなら、いずれアピールできる「何か」が必要になりますよね。
どんなに良い企業に務めても、「上司に言われたことをこなしていただけ」では何も残りませんし、その状態では転職もままならないと思います。
その「何か」は「スキル」だと思っており、大切なことは「市場価値」です。
市場価値が上がり、収入が増える
スキルが身に付いたら、給料が上がりやすくなります。
仮に給料が上がらなくても「市場価値」が上がり、転職すれば給料が上がります。
実際、過去の僕がこんな感じでした。
- 新卒(ノースキル):年収290万円
- スキルを磨いて成績トップに:年収変わらず、290万円
- 転職活動でたくさん内定が出て、自分から会社を選べる状態に
- 転職しただけで、年収500万円にアップ
スキルを磨いた理由は単純で、「他の人に負けたくなかったから」。
ただの負けず嫌い。
会社の規定では給料アップしませんでしたが、市場価値は上がっていました。
でもその一方で、サラリーマンという働き方を窮屈に感じていました。
昔の僕は、目先しか見ていなかった
現在の僕は、以下のような生活です。
- サラリーマンを辞め、自営業に
- いつ仕事をするか、どのくらい休むかは自由
- 年収は1,000万円くらい
上記の感じ。
先を見据えつつビジネスを継続しているので、年々収入は増えています。
でも昔は、「働き方を選べない人生」でした。
「会社勤めがどうしても合わない」とわかりつつも、辞められなかった。
その理由は、「短絡思考」だったから。
会社規模、ネームバリュー、待遇とかで仕事を選んで、「負けたくなかった」という理由だけでスキルを磨いた結果、「会社の中でしか稼げないスキル」しか身に付かなかった。
働く目的を改めて考えたことで、変わりました。
働く目的は、なにか
生きるために、仕事をする。
自分が望む生活を実現するために、仕事をする。
仕事は手段にすぎない。
「どう生きたいか」が先で、「そうなれる仕事を選ぶ」
または、「そうなれるスキルが身に付く仕事をする」
これが本質だと思っています。
目的が曖昧だと、人生が迷子になる
僕がそうでしたが、目的が曖昧なことで「仕事のために生きる」みたいになってました。
- 仕事を理由にプライベートの大事なイベントを断る
- 仕事に通いやすい場所に住む
- 会社でのポジションを守るために、自分に嘘をつきながら働く
これはもはや、「生きるために仕事をする」んじゃなく、「仕事のために生きている」と言ってもいい状態。
表面的な条件で仕事を選んだ結果、「どう生きたかったかを見失う」ということになっていたんだと思います。
「意識高い系の精神論」みたいな話で申し訳ないですが、ガムシャラに働き続けてきた結果、こういった本質に辿り着きました。
目的が定まれば、仕事選びは迷わない
「目的」で仕事を選ぶと、人生は少しだけ楽しくなってきます。
なぜ仕事がツマラナイのか
多くの人は、「仕事がツマラナイ」と言い、惰性で仕事をしています。
若いときは未経験のことが新鮮で楽しめたりするんですけど、年齢を重ねていくうちにそういう新鮮さはなくなっていくんですよね。
新鮮さがなくなり「ツマラナイ」と感じる理由は、働く目的が曖昧だからだと思います。
目的があると仕事は少し楽しくなる
イソップ童話に「3人のレンガ職人」という話があります。
有名な話なのでご存知かもしれませんが。
話の要点は以下の通り。
ある町で、汗を流しながらレンガを積む3人の職人がいた。
通りかかった旅人が3人に、「何をしてるんですか?」と聞いたところ、違う返事が返ってきた。
- 1人目:見ればわかるだろ、上司の指示でレンガを積んでるんだよ
- 2人目:壁を作ってるんだ。シンドいけど給料がいいんだよね
- 3人目:大聖堂を建ててるんだ。こんな仕事に携われて光栄だよ
仕事内容が同じでも、目的の違いで仕事の感じ方が全く違うという話です。
あなたはどんな「目的」で仕事をしてますか?
もしかすると多くの人は、「働かなきゃならないから、上司の指示には従わなければならないから」という理由で仕事をしているかもです。
そうではなくて、「自分はこんな生活を送りたいから、それを実現するために今の仕事を選んでいるんだ」という強い目的があれば、少し楽くなると思うんですよね。
仕事の選び方→目的が叶う仕事を選ぶ
よくある理由に「給料を増やしたい」というのがあると思いますが、これは目的じゃなく手段です。
- 目的:こういう生活を送りたい
- 手段:そのためには○万円くらいの月収が必要
- 手段:その月収が得られる仕事を選ぶ
目的と手段の関係は上記の通り。
なんとなく伝わりますかね。
僕の場合はこうでした。
- 目的:会社の事情に振り回されず、自分の意思で自由に暮らしたい
- 手段:会社に依存しない収入が必要
- 手段:フリーランスで稼げるスキルを身に付ける
暗中模索だったのでいろんなことを副業で試し、色々失敗しながら今の仕事に行き着き、生活できるレベルになるまでにトータル6年かかった、という感じです。
参考:【失敗ばかり】月5万稼ぐまでに僕がやってきた副業|凡人の戦略
目的が増え、また目的に合わせて仕事を選んだ
小さな子どもが3人おり、あとから「子育て中心で収入を増やしたい」という目的が加わったので、6年間の経験を発信して稼ぐ「ブログ」も仕事に選びました。
その結果、在宅で収入を増やしつつ、子育てと両立できています。
目的から仕事を選ぶと、ちゃんと思い描いた通りになることを実感してます。
ノウハウなんて結果論です
世の中はノウハウで溢れています。
僕もノウハウを発信していますが、それ以上に「本質」や「目的」を重視しています。
なぜなら、ノウハウとかって、同じ状況じゃないと効果が出なかったりするんですよね。
たとえば最近なら、「YouTubeの伸ばし方」みたいなノウハウが溢れてますが、そのノウハウを使う時期が「2017年か、2020年か」によってまったく成果が変わってしまう。
ノウハウも確かに重要ですが、それ以上に「本質」と「目的」が大切。
ノウハウに振り回されると、やっぱり人生は迷子になりますので。
目的ある仕事は毎日が楽しくなる
「どう生きたいか」というのは、人によっては難しいテーマかもです。
でも、それをなんとなくでも決めないと、人生が難しくなる気がします。
正解がないことを考えるのは苦手な人が多いですが、目的を決めると現在地がわかるようになり、仕事が目的地に近付くものだと紐付いていれば、仕事が楽しくなってきます。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ目的を設定してみて、目的に合った仕事を選んでみてください。
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