「まねとーく」を運営しているgakuです。
1981年生、23歳〜36歳までサラリーマンをやってきて、後半6年で副業をやっていた副業リーマンでした。
2018年、36歳で不労所得で生活できるようになったので会社員を独立、東京から地元札幌にUターン移住しました。ちなみに3児のパパです。
僕がどんな人間なのかということについて、簡単に自己紹介させていただきます。
僕の仕事とライフスタイルについて
一番よく聞かれることで、一番誤解される部分でもあるので、最初にこの話をしておこうと思います。
4つの仕事をするパラレルワーカー
現在僕は、世間一般で言うところの「自営業」にあたりますが、もう少し具体的に言うと「パラレルワーカー」です。「本業・副業」ではなく、どれも本業のように取り組む、「複業家」という仕事の仕方をしています。
最初からこうだったわけではなく、あれこれやってるうちに結果的にこうなりました。どれも好きでやってることなので、今の形はとても気に入っています。
実際何をやっているかというと、
- ビジネスオーナー
- 投資家
- 講師
- ブロガー
主に上記の4つです。
「講師」と「ブロガー」は、サラリーマン時代は時間が足りなくて満足にできなかったことを独立してからやれるようになったという感じのライフワーク。
生活費には直結していませんが、収益が発生しているので一応これも僕の中では「仕事」と位置付けています。
20代前半〜36歳までの gaku の略歴
僕はこれまで、4回の転職で合計5社を転々としてきたジョブホッパーです。
- 札幌の大学を卒業後、就活氷河期の中で内定が出るも辞退。
- 面白そうだからと知人の紹介でビジネスの立ち上げ(起業)に参加
- 驚くほどうまくいかず4ヶ月で撤退、いきなり第二新卒として転職活動
→ エイブル → マイナビ → ITベンチャー → ブラックベンチャー → インフラ系上場企業 → 独立
この間の年収推移は、
- 1社目:290万円(エイブル営業)
- 2社目:500万円(マイナビ営業)
- 3社目:600万円(ITベンチャー人事)
- 4社目:600万円(ブラックベンチャー人事、8ヶ月で転職)
- 5社目:700万円+300万円+α(インフラ系人事+副業+投資)
- 独立時:年収500万円+α(投資利益変動分)
「+α」は主に投資の運用益なので変動する感じです。
年収だけでなく働き方も年々変わっていきました。
サラリーマンのみ
→ サラリーマン+投資
→ サラリーマン+投資+副業
→ 副業が本業へ+投資+ライフワーク
デスクワークが大の苦手でしたが、ブログは10時間書いても平気だったりします。
「デスクに向かう」のが苦手なんじゃなく、「向かわされる」のがダメだったんだなとわかり、今はかなり幸せです。
サラリーマン時代と考えてきたこと
僕は常々、「収入をいかに上げるか」「いかに自由であるか」にこだわってきました。
第二新卒で年収290万からはじまり、4回の転職と副収入とで、当時目標だった年収1000万円を超えました。
この他に様々なものに分散投資し、300万円だった元本が6年余りで約5000万円に到達しています。
第二新卒でエイブルへ、嫁との出会い
第二新卒として初めて入社した会社では、半年で北海道TOP営業マンになれましたが、TOP営業マンとは名ばかりで、年収はご覧の通りの安月給。
最初の転職は、当時お客さんとして来店した看護師(後の最高意思決定機関・嫁)に一目惚れしたものの、年収に倍以上の開きがあったことに一方的に危機感を覚えたのがキッカケです。
嫁に負けたくなくてマイナビへ
夜勤有りの看護師さんは偉大で、当時札幌の平均年収を軽く上回り、年収600万円を超えていました・・・。
そんな経緯で、彼女の年収を超えたいという至って意識の低い動機でマイナビに転職しました。(それでも僕の年収500万円で嫁さんに軍配。)
マイナビでは主に転職サイト「マイナビ転職」の営業や、EXPOと呼ばれる合同企業説明会の企画、運営を担当していました。
年収は上がったものの、当時僕が入社した部署は時代錯誤なパワハラ上司がいて、精神を病みそうになりながら毎日必死に働きました。今思い出してもちょっと吐きそうです。
取引先の社長に引き抜かれITベンチャーの人事にキャリアチェンジ
「こんなことやってたらオラ30歳まで身が持たねーぞ・・・」と考えていた時に声をかけてくれたのが、取引先だったITベンチャーの社長さんでした。
これまでたまたまご縁あって大きな会社でしか働いたことがなかったので、ベンチャーへの転職は不安でしかありませんでした。
が、オファーが「人事」というこれまで自分のお客さんたちがやっていた職種だったこともあり、引き抜かれる形で転職を決めました。
ベンチャーはエイブルやマイナビとは違い、企業の看板の力がほとんどありません。
それに加えて、これまでほぼ専門職のような働き方をしてきたのに対して、ベンチャーでは「何でも屋」よろしく、やったことが無い仕事の無茶振りオンパレードでした。
時には休日返上で夜遅くまで働きましたが、大手よりも活き活きと働く同僚と、目にするものすべてが新しく、大変さよりも新鮮さが勝っていました。
また、これまで全く接触がなかった「社長」のすぐ側で仕事をさせてもらい、事業がどう生まれ、どう育っていくのか、お金はどう稼ぐのかなど、「経営」を肌で感じながらたくさんのことを学ぶことができました。
異動で札幌から東京へ|投資スタート
30歳のころ、元TOP営業マンのキャリアを買われ、東京営業所の支社長として初めての転勤になり、全社員の半分が自分の部下となりました。
結構収入があったので、余剰資金を投資し始めたのもちょうどこの頃。
支社長というと聞こえはいいですが、初めての管理職でいきなり複数階層のマネージャーになったことで、色々と苦い経験もしました。
昨日まで仲が良かった同僚の態度が急に部下のそれになったり、業績不振の部門スタッフを解雇したり、新卒の女の子に泣かれたり・・・(「泣かせた」ではありませんよ!)
価値観の変化
そうこうしているうちに1人目の子どもが産まれ、価値観や優先順位が大きく変わりました。
ここまでは割と順調に出世・昇給してきましたが、一方で今までのように朝から晩まで働き通しだと、将来の子どもたちとの関係がどうなっていくのか、なんとなく嫌な想像が付きました。
この頃、プライベートで初めて「事業家」「オーナー」という肩書の人たちと知り合う機会があり、彼らの働き方や年収に衝撃を受けました。
同時に、順調だと思っていた自分のキャリアが初めて「なんか違う」と確信したのでした。
副業をスタート|時間確保のために3回目の転職
知り合った事業家たちに強く影響を受け、自分でも副業をスタート。
あまりの激務に副業をする時間がなかなか確保できなかったので、今度は「副業に費やせる時間を確保する」という目的で3回目の転職に踏み切りました。
副業に夢中になり過ぎて企業研究を怠った結果、入った会社は朝礼で爆音の音楽と声出しから一日が始まるスーパーブラック企業。
副業がバレて自主退職|ようやく副業に専念できる環境へ
所属していた人事部は平和だったので、構わず本業と副業を掛け持ちしていましたが、社長に思いっきり副業がバレて、入社からわずか8ヶ月で再び転職活動をすることになりました。
最後に入った会社はインフラ系の上場企業。
ぶっちゃけカルチャーが全く合わず、年寄りが経営を仕切る退屈な会社でしたが、残業もほとんどなく副業に専念できる環境でした。
脱社畜、独立
だったので、粛々と独立の準備が整うまで勤め上げて、2018年2月、36歳で悲願だった脱社畜を果たしました。
この時に本名アカウントのFacebookにポストした内容に、このあたりの僕の考え方がよく現れています。
http://mane-talk.com/independence-day/
年収1000万〜独立までにやってきたこと
日々眼の前の仕事に一生懸命でしたが、「結局、今何のためにこの仕事してるんだっけ?」ということを見失わないように気を付けながら、「自分の手で稼ぐ力を付ける」ということを意識して仕事をしてきました。
ただ、サラリーマンでいる以上は理不尽な要求も日常茶飯事だし、あまりにもめんどくさい人間関係も付き物。
さらには終業後の自分の時間までガンガン持ってかれる。「おれ、何やってんだろう?」と思う場面がいくらでもあります。
それでも、結局自分は何を求めているのか、そのために自分には何ができるのか、どうすれば年収を上げられるのか、どうすれば不自由から開放されるのかを、徹底的に考え続けてきました。
このあたりのことは Twitter でもポツポツつぶやいているので、もし興味がございましたらフォローしてみてください。
サラリーマンと自営業の差に気付く
サラリーマンと副業で年収1000万円以上を稼いでいましたが、稼げば稼ぐほど税金に悩み、ラスボスは国だと気付きました。
「個人の力でどこまで稼げるか?」ということと、「たくさん稼いでいる状態でどこまで自由でいられるか?」というテーマで色々チャレンジしていて、2019年は法人化もしています。
実際、副業をやってみると数え切れないほどの学びがありました。サラリーマンで年収700万、副業で年収400万円稼いでみてわかりましたが、求められる能力が全く違うんですよね。
仮にリーマンで年収3000万稼げても副業では全く稼げなかったり、逆に副業で3000万稼げてもサラリーマンだと年収300万の評価しかされない、みたいな感じで。
本業での評価が低いからといって、副業がうまくいくかどうかとはほとんど無関係だということがわかりました。
gakuのキャリア観・経済観について
僕は、「企業に依存せずにどこまで稼げるか」ということを最重要視していて、稼ぎの他に「自由度」を高められる働き方を追求してきました。
というのもこれからの時代、「自分の力で稼ぐ力」が問われるようになるのは間違いありません。
近年では政府機関である金融庁が「自助努力」を要求しているので、この流れは今後変わることはないでしょう。
http://mane-talk.com/kinyuutyou-houkokusyo/
スキルとキャリアは努力に比例する
突然会社からクビを切られても、この力があればどうにかなりますし、サラリーマンでいたとしてもこの力はどの業界に行っても高く評価されるはずです。
サラリーマンの場合、必ずしも努力と収入は比例しませんが、自分のスキルとキャリアは実に正直に比例します。
極端な話、「やろうと思えば誰でもできる仕事の繰り返し」ではキャリアも年収も頭打ちしますし、年齢を重ねた時には転職すらできない「兵隊キャリア」になってしまいます。
大きく環境が変化する近年、「新しいキャリアの積み方」と「新しい稼ぎ方」を考えて行動していく必要があると強く感じています。
節約も年収を上げる行為
また、「年収を上げる」ということは「収入を上げる行為」に違いはないんですが、僕は「無駄な支出を減らす」ということも同義だと考えているので、節約術も「年収を上げる行為」と位置付けています。
こんなことを考えながら、僕も自己研鑽しながらより高みを目指しています。
ブログを書きながら解像度が上がる
この自己紹介を書いてしばらくしてから、改めて「まねとーく」のキャリア観、お金の考え方や価値観を書きました。
こちらも合わせて読んでもらえたら小躍りして喜びます。
http://mane-talk.com/manetalk-mind/
相談・質問はお気軽に
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講演依頼、執筆依頼などのお仕事関係も同様でお願いします。
note でも副業、投資などについてノウハウをまとめているので、よろしければ読んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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