本記事では「楽天ポイント投資」についてまとめました。
先にネタバレすると、現金の代わりに楽天ポイントで投資ができるので、0円から資産形成しつつ、さらにそれを増やしていくことができます。
現代版錬金術のような話なので、ぜひ読んでみてください。
初心者におすすめ:楽天ポイント投資の特徴4つ
控えめに言ってもメリットだらけで、デメリットはほぼありません。
- 元手0円、リスクゼロ
- 100ポイントから株式と投資信託を買える
- 積立投資ができる
- NISA・つみたてNISA対象
特徴①:元手0円、リスクゼロ
現金の代わりに楽天ポイントで投資商品を買うので手出しは0円、ということは金銭的なリスクは実質ゼロということですね。
投資に対する「投じたお金が減ったりなくなったりするのは勘弁です…」という不安は全くないし、少額から始められるので、もはややらない理由がないです。
「0円から資産を増やす」とかリアル錬金術ですよね。
特徴②:100ポイントから投資できる
1ポイント1円なので、100円から投資できるということですね。
超少額投資なので、ぶっちゃけ学生のうちから投資を始めることも可能です。
- 100円消費=1ポイント付与される
- 100ポイント=約1万円消費
単純計算すると上記なんですが、倍率アップやポイントプレゼントのキャンペーンをガンガン打つので、実際は1万円も使わずに100ポイントは貯まります。
楽天ポイントを効率的に貯める方法は、記事の後半で掘り下げます。
特徴③:積立投資ができる
事前に設定をしておけば、定期的にポイントを積立に回してくれます。
ポイント投資に限らず、安定的に利益を出す投資の基本は「長期・積立・分散」なので、コンスタントにポイントが貯まるなら積立はやっておくべき。
具体例:楽天ポイント積立投資のモデルケース
積立設定と実際の運用は以下の通り。
- 積立ポイントと積立てる上限ポイントを設定
- 設定した上限を超えない範囲で自動積立
- ポイントが足りない場合は現金で補填
仮に、「毎月3,000円を積立設定、上限は500ポイント」と設定した場合は以下のような感じになります。
足りない分を現金で補填するように設定しておけば、積立金額がバラついたり端数が出ることはありません。
特徴④:NISA・つみたてNISA対象
楽天ポイント投資はNISA・積立NISAが適用できます。
これをやっておくと、本来利益に対して約20%かかる税金が非課税になるので、使わない手はないです。
「NISAってよく聞くけどなんだっけ?」という方は以下の記事をどうぞ。
>> 投資と節約を両立!「NISA」のメリット・デメリット・おすすめのはじめ方
楽天ポイント投資でできることとは
結論、現金を投資する時と全く同じように株式や投資信託を買えます。
もちろん利益は現金化できるので、通常の投資と変わりません。
補足:投資信託とは
簡単に言うと、あなたの代わりにプロのファンドマネージャーが色々な投資商品を組み合わせて資産運用(=分散投資)してくれる仕組みのことです。
なので、投資の知識や経験が無くても問題ないですし、運用中も特にやることはありません。
とはいえ、いくらプロでも運用成績がプラスになることを保証するものではないので、その点は理解しておきましょう。
楽天ポイント投資の始め方
楽天証券の口座を開設することで、楽天ポイント投資ができるようになります。
具体的には以下の3ステップです。
- 楽天証券の口座を開設
- ポイントコースを変更する
- 楽天証券の「ポイント投資」から株式か投資信託を選択する
上記の通り、簡単ですね。
口座開設は5分程度、手続きの中でNISAの申込なども終わります。
申込から1週間くらいで口座登録完了の書面が郵送で届きます。
必要書類を準備しておこう
口座開設申込のときに本人確認書類の提出(アップロード)を求められます。
スムーズに登録できるように、前もって準備しておくといいです。
本人確認に使用できる書類
下記のうち1つでOKです。
- 運転免許書
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 各種保険証
- パスポート
- マイナンバーカードなど
楽天ポイント投資の効率的なやり方
どうせやるなら賢く効率的にやりましょう。
コツは以下の3つです。
- 楽天市場などを使うときは「期間限定ポイント」を使う
- 500円以上の自動積立をする
- 余ったポイント・通常ポイントを投資に回す
ちょっと補足しますね。
買い物などは「期間限定ポイント」を使う
理由は単純で、期間限定ポイントはポイント投資対象外だから。
なるべく手元に通常ポイントが残るように使い、運用に回しましょう。
500円以上の自動積立をする
なぜなら、スーパーポイントアッププログラム(通称SPU)の対象になるから。
条件を満たすとポイントが+1倍となります。
上記の通り。
楽天証券ポイント投資が+1倍になる条件
改めて抜き出すと、以下の3つです。
- 1ポイント以上利用する
- 1回500円分以上購入する
- 楽天スーパーポイントコースに設定する
ちなみに、「500円分以上購入」は全部ポイントである必要はなく、そのうち1ポイントでも含まれていればOKということです。
ということで、上記3つのコツを意識しておくと無駄なく効率的にポイント投資ができるはず。
楽天スーパーポイントをゴリゴリ貯める方法
ポイント投資の元手となるポイントの貯め方を紹介しておきます。
楽天ポイントを貯める方法12個
いわゆる「楽天経済圏」でお金を使うようにすると、割とゴリゴリ貯まります。
- 楽天市場で買い物をする
- 楽天カードで決済する
- 公共料金の支払を楽天カード決済にする
- 楽天ポイントカード(対象店舗などによる)
- 楽天Edy(200円利用で1ポイント)
- 「Rakoo」アプリを使って外食、楽天カードで決済
- 「楽天チェック」アプリを使って、店舗に行くだけ
- 「楽天デリバリー」で出前を頼む
- 「楽天BEAUTY」を使う
- 「楽天レシピ」に投稿する
- 「楽天エナジー」の「まちでんき」を使う
- 「楽天モバイル」を使う
上記の通り。
近年はあっちこっちでバラバラお金を使うより、プラットフォームや経済圏の存在を意識しながらお金を使うようにするだけで、かなり得になりますよね。
マネーブリッジを使う
マネーブリッジとは、楽天銀行と楽天証券を連携させることで使えるようになる機能の総称です。
この機能の1つに、「銀行利息のように楽天ポイントが付与される」というものがありまして、具体的には以下の通り。
- 楽天銀行残高10万円ごとに4ポイント付与
- つまり、10万円に対して4円の利息が付く
- 年利換算で0.048%
大手メガバンクの利息が0.001%とかなので、金利48倍相当ですね。
楽天銀行と楽天証券両方の口座を開設している必要がありますが、新規で口座開設してもいいくらいの価値があるかなと思います。
おすすめ:楽天カードで投資信託を買う
投資信託を楽天カードで買うと、購入金額の1%分のポイント付与されます。
上限は月額50,000円なので、満額だと年間で6,000円分のポイントが付きます。
もちろんここで付与されたポイントでさらに投資信託が買えると…楽天経済圏マジで恩恵がすごいです。
ちょっとややこしいかもですが、この辺りをちゃんと押さえておくと最大効率でポイント運用でき、ガンガン資産を積み上げていけますよ。
楽天ポイント投資でよくある疑問
疑問①:手数料はかかるの?
結論、「購入手数料」と「信託報酬」の2種類かかります。
信託報酬とはようするに「資産運用を代行することに対して払う手数料」みたいなもので、近年の相場は0.1%程度です。
購入手数料は「手数料無料(ノーロード)」の案件を買えば無料になります。
投資では手数料をいかに少なくするかがかなり重要です。
なぜなら、手数料を払った分だけ利益が目減りしてしまうから。
とはいえ、手数料をケチった結果運用結果が微妙になるのは本末転倒なので、何でもかんでも手数料無料を買えばいいという話でもありません。
疑問②:自動積立はやった方がいい?
繰り返しになりますが結論、やるべきです。
積立投資は投資の基本的なリスクヘッジの1つですので。
疑問③:税金はかかるの?
所得が20万円を超えたら課税されます。
- 所得=利益−経費
- この所得は他の副業なども含みます
- 副業所得10万+ポイント投資による所得10万 ←この場合課税対象です
詳しくは以下の記事でも解説しています。
>>【副業の税金】確定申告はいくらから?一瞬で手続できる方法も解説
楽天ポイントの用途を「消費」から「投資」に変えよう
貯まったポイントをその経済圏内で使うのも悪くないですが、それはただの消費ですよね。
株式や投資信託に回すと、その消費が投資に変わります。
これから先は「貯めて、使う」より「貯めて、増やす」の方がより賢い選択かなと思います。
0円から資産形成をしつつ、さらにそれが増えていくというのは新しい投資の概念ですし、最初は微々たるものでもチリツモで無視できない金額になってきます。
口座開設は無料で5分程度で終わるので、ぜひやってみてください。
なお、他にも運用できるポイントがあるので、以下の記事も参考にしてみてください。
>>【0円投資】ポイント資産運用3選|楽天・LINE・Tポイント
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