・退職の挨拶ってメールでもいいの?
・退職挨拶のマナーを知りたい
・コピペで使える退職メールのテンプレがほしいな
こんな方に向けた記事です。
筆者の僕は元マイナビ社員、転職経験5回、人事部歴8年ほど。
僕自身5回退職の挨拶をしてきて、退職をする人たちもたくさん見送ってきました。
この記事では「退職挨拶のマナー → 退職メールのテンプレ」の順に解説していきます。
本記事を読むと、相手に合わせた退職挨拶ができ、印象良く最終日を終えることができるようになります。
ということで、早速見ていきましょう。
疑問回答:退職挨拶のマナー
先に退職挨拶によくある疑問に回答しておきます。
メールで挨拶は失礼?
大丈夫です。
ただし、相手によっては失礼にあたることも。
「普段から関わりがあった人で、直接会える距離にいる人」にメールで挨拶するのは微妙です。会える人には直接会って挨拶しましょう。
一斉送信してもいい?
これも大丈夫です。
ただし、Bccで送信先を伏せましょう。
なぜなら、人数が多いと送信先(To:)が渋滞して見た目もあまり良くないから。
また、「あの人には送ってるのに、あの人には送ってないんだ…」みたいなゴシップネタを探す記者みたいな暇人が一定数いるので、変な憶測をされるのを避けるため。
【簡単】送信先を伏せて一斉送信する方法
To:自分のアドレス
Bcc:送りたい相手のアドレス(複数OK)
これだけでメールを受け取った人たちは、自分以外の誰に送信されたかわからなくなります。
退職挨拶メールを送るタイミングは?
社内と社外で使い分けましょう。
- 【社内】最終出勤日の退勤1時間以内くらいに
- 【社外】退職日が確定したらすぐに
社内は、業務の邪魔にならないためになるべく終業間際に。
社外は、引き継ぎやトラブル対応のためにこのタイミングがいいです。
退職挨拶メールの例文テンプレ【相手によって変えましょう】
以下の3パターンのテンプレを用意しました。
- 役職者・役員クラス宛
- 一般の同僚宛
- 社外の関係者宛(取引先など)
コピペしつつ、必要に応じてアレンジして使ってください。
役職者・役員クラス宛
・一斉送信は厳禁、個別で送る
・ネガティブな表現は一切しない
・具体的なエピソードを添えて感謝を伝えられると尚良いです
【本文】
○○事業部△△課 □□様
※メールアドレス
一般の同僚宛
・シンプルに、不満は一切書かない
・退職理由などの細かいことは書かなくてOK
【BCC:】相手のアドレス(複数OK)
【本文】
○○事業部の皆様
※メールアドレス
社外の関係者宛(取引先など)
・自分が抜けても絶対不便はかけないことを伝える
・退職日を明記する
・後任の名前と、後日一緒に引き継ぎの挨拶に行くことを伝える
・自分の退職後の連絡先は書かなくてOK
【本文】
△△株式会社 □□様
「立つ鳥跡を濁さず」最後に感謝を伝えよう
ということで、本記事のテンプレを使うと相手に合わせた退職挨拶ができ、印象良く最後を締めくくることができます。
新天地で気持ちよくスタートを切るためにも、最後の1日まで丁寧に立ち回りましょう。
円満退社の手順
なお、退社するときはメール以外にもやることがたくさんあります。
他にすべきことや手順は『【円満退社の手順】仕事を辞める時の理由・伝え方・タイミングを解説』という記事をどうぞ。
https://mane-talk.com/leaving-the-company/
失敗しない転職活動のロードマップ
転職活動がまだ終わっていない場合は、『失敗しない転職活動のロードマップ|転職活動の全知識』という記事をどうぞ。
ツールをうまく使ってコツを押さえておけば、手間を最小限に効率よく転職活動を終えることができます。
https://mane-talk.com/tensyoku-roadmap/
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