・危険は冒したくないから、安全な副業を知りたい
・副業詐欺が流行ってると聞いた。安全な副業の見分け方を知りたい
・勤務先が副業禁止…安全にできる副業はなんだろう?
こんな人に向けた記事です。
実はチェックすべきポイントと判断基準を理解していれば、安全な副業を見分けるのは簡単です。
筆者の僕は副業サラリーマン6年で会社勤めを辞めており、独立までに10種類以上の副業を試してきてヤバい状況に陥ったことは一度もありません。(逆にあったらヤバいですが)
本記事では「安心・安全な副業の条件→見分け方→選ぶべき副業」の順に解説します。
読み終えると見分け方と選ぶ基準が明確にわかり、安心して副業に取り組むことができるようになるので、じっくり読んでみてください。
【初心者向け】安心・安全な副業の始め方
先に結論から。
「安心・安全を兼ね備えた副業」の条件は以下の3つです。
- リスクが低い(安全)
- 赤字にならず利益が出やすい(安全)
- 収入が継続する(安心)
なのでまずは「安全を脅かすもの=リスク」を明確にしておきましょう。
安全じゃない副業とは?
以下の3つかなと思います。
- 副業詐欺
- 金銭的なダメージがある
- 会社にバレる可能性がある
もう少し詳しく見ていきましょう。
安全じゃない副業①:副業詐欺
一番わかりやすいのがこれですね。
流行の裏にはそれに乗っかった詐欺が必ず流行りますので。
- 成果条件を満たしているのに換金できない
- 換金率が異常に低い、換金最低額が異常に高い
- 報酬が支払われない
- 返金サポートを謳っているのに結局返金されない
- 買った情報の中身に価値がない(情報商材)
上記のような状況になって初めて「あ…やられた…!」と気付いたりします。
とはいえ、こういった詐欺は本記事で解説する知識があれば簡単に見破れます。具体的な方法は事項で掘り下げますね。
安全じゃない副業②:金銭的なダメージがある
稼げないだけなら実質的なダメージはないですが、お金が減るのは勘弁ですよね。稼ぎたくて副業をやるのに、手元のお金がマイナスになったら本末転倒です。
誤解の無いように言っておくと、ビジネスをやるなら「初期投資がかかり、売上で回収していく」というのはごく普通のアプローチです。
それがダメージに感じるなら、多分その初期投資は「身の丈に合ってない」ということです。
「初期投資を回収できるメドが立たない」という場合は①の詐欺に当たると思うので。
安全じゃない副業③:会社にバレる可能性がある
副業禁止の職場であれば、これも安全・危険の判断基準になりますよね。
副業禁止の中で安全に副業をやる方法、具体的な副業内容は以下2つの記事にまとめたので、合わせて読んでいただくと解決できるはず。
>> サラリーマンの副業禁止はガン無視すべき|トラブル回避の全知識
>>【完封】副業がバレる理由とバレない方法|元人事部が解説する
安心・安全な副業の見分け方4つ
先に結論から。
- 射幸心を煽る文言
- 歴史が浅い
- 運営者が不明確・実在しない
- 高額な初期費用
上記をチェックすれば詐欺や悪質な副業を回避でき、金銭的ダメージも受けずに済みます。
見分け方①:射幸心を煽る文言
「楽して稼ぎたい」という気持ちは捨てましょう。
当たり前かもですが、「楽して大きなリターンを得られる」というのは詐欺の常套手段でして、稼ぎたいと思ったら相応の努力と時間の投資は不可欠です。
【具体例】よくある詐欺文言
- 誰でも簡単
- 短期間で稼げる
- 絶対稼げる
- スマホで一日○分作業するだけ
- このツイートをRTするだけで
- △△するだけで□円
Twitter、LINEのタイムラインなど、手を変え場所を変えこんな感じで射幸心を煽ってきます。
冷静に考えればわかることですが、これが本当ならTwitterやワイドショーはその話題で持ちきりです。
見分け方②:歴史が浅い
「人を騙してお金を稼ぐ」というモデルは基本的に長続きしません。ネタバレが広まったら即撤退なので。
ちゃんとした新規事業なら先行者優位な場合もありますけど、その後どうなるかは時間が経ってみないことにはわかりませんし、本物を引き当てるには「上級者の目」が必要です。
なので、安全性を重視するなら歴史が浅いものは除外するべき。
見極めのボーダーラインは?
- 3年継続しているもの:ほぼ安全
- 5年継続しているもの:限りなく安全
肌感覚ですが、上記の基準でいいと思います。
たまに「法整備が追いついていないから継続できてるだけで、実際はグレー」なんてものもあるので、5年以上続いていても絶対的に安全とは言い切れません。
なので、他の見分け方も併用しましょう。
見分け方③:運営者が不明確・実在しない
これもかなり精度が高い見分け方です。
Web上などでは何とでも書けるので、下記2点をチェックすればOKです。
- そもそも運営者が実在するかどうか
- 過去に行政指導や処分を受けたことがないか
調べ方は簡単です。
簡単:会社が実在するかどうかを調べる方法
法人であれば国税庁法人番号公表サイトで会社名を検索すれば、実在するかどうかはすぐにわかります。
ただし、「運営会社が実在する=安全」とはならないので要注意です。
その会社が行政指導を受けていないかを調べる方法
過去に問題を起こしてそれが公になっていれば、消費者安全法の観点から行政指導を受けている場合があります。
過去に行政指導を受けた会社は消費者庁の公式サイトで業者名が公表されているので、こちらもチェックしてみるといいです。
見分け方④:高額な初期費用
繰り返しになりますが、ビジネスをやる時は初期費用がかかるのも、売上で初期費用を回収して黒字化するのも普通のことです。
これは「あなたにとって高額だと感じる」「仮に1円も戻ってこなかったらダメージが大きい」と思う金額だったら辞めておく、という感じでOK。
モノやサービスの値段ってかなり曖昧なので、「○円以上はダメ」といった線引きはできません。
コンビニのフランチャイズをやろうと思ったら初期費用で3,000万とか必要ですが、フランチャイズビジネスは詐欺じゃありませんよね。
【具体例あり】安心・安全な副業の選び方
これまでの話を踏まえて、安全な副業を選ぶ基準は以下4点です。
- 初期費用が痛手にならない
- 在庫を持つ必要がない
- 3年以上の歴史がある
- 運営者が実在し、実績がある
これらの基準をクリアできていれば、「騙された…」とか「借金背負ってどん底…」とかは起こりえません。
初心者は大手企業が運営しているものを選ぼう
初心者のうちは「運営者が大手企業」のものを選んでおけば安全です。副業界隈に慣れてくると見分ける目も養えてきますので。
具体例を挙げておきます。
ポイントサイトでポイ活する場合
colleee(コリー) | ・運営会社:ファンコミュニケーションズ(ASP最大手) ・会員数800万人 |
ECナビ | ・運営会社:VOYAGE MARKETING ・会員数600万人 |
げん玉 | ・運営会社:リアルワールド100%子会社 ・会員数:1.000万人 |
モッピー | ・運営会社:セレス ・会員数:600万人 |
※会員数はいずれも2020年6月時点
なお、ポイ活の効率的なやり方は下記の記事にまとめました。
>>【在宅副業】Eメールだけで安全に稼ぐ「ポイ活」の3ステップ
シェアビジネスをする場合
coconala(ココナラ) | ・登録者数130万人以上 ・日本最大のシェアビジネスプラットフォーム |
クラウドワークス | ・登録者数300万人 ・仕事発注数300万件超 |
ランサーズ | ・登録者数250万人 ・利用企業数35万社超 |
タイムチケット | ・利用者数20万人 ・僕も初期から使ってます→参考:gakuのチケット |
※会員数はいずれも2020年6月時点
シェアビジネスはサポートが手厚くキャリアの幅も広がるので、初心者にもおすすめできる副業です。詳細は下記の記事をどうぞ。
>>【副業】シェアリングエコノミーとは?わかりやすく解説【新常識】
安心=稼げる状態が長く続くことです
冒頭の結論にも書きましたが、安全な副業を選ぶとともに「ちゃんと稼げる」「その状態が継続する」というのも副業選びで重視すべき。
なぜなら、「収入>支出」という状態が長く続くことが安心だと感じる根本だからです。
利益を最大化する「ホリエモンの4原則」
これは有名な話ですが僕も指標にしてきたことなので、ホリエモンこと堀江貴文氏が過去に言っていたことを引用します。
ビジネスの4原則
- 初期費用がかからない(安い)
- 在庫を持たない
- 利益率が高い
- 定期収入になる
つまり、「リスクが低く黒字化も早いビジネスの条件=安全性が高いビジネス」と置き換えることができますよね。
そして、④が安心に繋がります。収入の増減が激しかったり、ある日突然0になるのは不安そのものですので。
安心・安全をクリアした選ぶべき副業とは?
具体的には以下の6つです。
- シェアビジネス
- ブログ
- アフィリエイト
- クラウドソーシング
- プログラミング
- Webデザイン
ここでそれぞれの解説をすると長くなってしまうので、以下の記事を合わせてどうぞ。
>> 副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業
まずは安心・安全な副業から始めよう
最後にもう一度要点をまとめます。
- 「安心・安全を兼ね備えた副業」の条件3つ
① リスクが低い(安全)
② 赤字にならず利益が出やすい(安全)
③ 収入が継続する(安心) - 安心・安全な副業を選ぶ基準4つ
① 初期費用が痛手にならない
② 在庫を持つ必要がない
③ 3年以上の歴史がある
④ 運営者が実在し、実績がある - 選ぶべき副業とは?
参考: 副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業
まずはリスクを最小にして、ミニマムサイズの副業から始めましょう。規模を小さくすれば危険なことはほとんど起こりませんので。
小さく始めて慣れたら範囲を広げる、売上が大きくなったら独立や法人化を検討する、みたいな感じで良いと思います。
副業はちゃんと選べば危険でも怖いものではありませんので、まずは小さく始めてみましょう。
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