・SEOキーワードってなに?
・キーワードってどうやって探すの?
・キーワードってどうやって選定するの?
こんな人のための記事です。
ブログのアクセスは「キーワード選定」でほぼ決まります。
キーワードを意識しないで記事を書き続けても、アクセスはほとんど増えません。
なぜなら、検索されるキーワードが含まれていないと、検索ユーザーはあなたのページを見つけることすらできないからです。
本記事では「ブログのSEOキーワードの重要性」「キーワードの探し方」「選び方」を解説します。
読み終えると、上位表示される記事作りの基本が身に付き、記事のネタ探しもかなり楽になります。
実際に僕は、この記事で解説している方法で1位を量産できています。
【SEO】Web系初心者出身ですが、ブログ記事のGoogle検索で1位を量産できました😌#添付画像を参照
ノウハウは全部無料で公開したので、ぜひ参考にしてみてください。
今でも専門用語に疎いので、誰が読んでも理解できる内容だと思います。笑https://t.co/uISPfQCstJ pic.twitter.com/8TDGjxbkN1— gaku@複業家 (@GAKU_gflat) April 15, 2020
ブログのSEOキーワードの基礎知識
記事を書く前から失敗しているパターン
- 検索キーワードを意識していない
- 読者のニーズを考慮していない
断言しますが、この状態で記事を量産してもまず読者は来ません。
理由は下記の2つです。
- 読者の9割は検索エンジンからあなたの記事を見つけるから
- 読者は何らかの疑問や悩みを解決したくて検索しているから
なので、検索にヒットするキーワードが含まれていないと、検索ユーザーはあなたの記事を見つけることすらできないのです。
記事作りは逆算|キーワード選定から始める
- 検索ニーズのあるキーワードを探す
- そのキーワードで検索する人が解決したい疑問や悩みを想像する(=検索意図)
- 疑問や悩みを解決できる記事を書く
この順番で記事を作成すれば、検索エンジンから読者が訪問できるようになってアクセスが増え始めます。
さらに、あなたのページで疑問や悩みを120%解決できれば、シェアされてさらにアクセスが増える、という構図です。
なので、記事作りはキーワード選定から始めるべきです。
ブログのSEOキーワードの選定方法5ステップ
※「ビッグ・ミドル・ロングテールキーワードってなに?」という方は先に「こちら」をチラ見してから読み進めましょう。
キーワードの選定は下記の5ステップです。
- ビッグキーワードを決める
- ミドルキーワード候補を探す
- 検索ボリュームをチェックする
- ミドルワードを選ぶ
- ロングテールキーワードを探して選ぶ
今読んでいただいているこの記事だと、狙っているキーワードは、「ブログ キーワード 選定方法」でして、キーワードの種別で言うとこんな感じです。
記事の内容は「ブログのキーワード選定方法を知りたい人」に向けて書いています。
これを踏まえて3ステップで解説していきますね。
ステップ①:ビッグキーワードを決める
ビッグキーワードとは「検索ボリュームが多いキーワード」と定義されています。
検索ボリュームとは、そのキーワードの月間検索回数のことです。
後述しますが、ツールを使って調べることができます。
これだと抽象的すぎるので、「今から書く記事は何の話題について述べるか」というテーマのようなものだと思ってください。
なので、「ビッグキーワードを決める=テーマを決める」ということでいいかなと。
ビッグキーワードを決めるポイント
自分が経験したことがある・見識がある分野がおすすめです。
PVや収益を稼げそうだからと未経験の分野を選んでも、
- すぐにネタ切れを起こす
- 検索ユーザーの検索意図が想像できない
- 記事の内容が薄くなる
こんな状態になるのが関の山で、結果的に他のサイトに勝てずPVも収益も稼げませんので。
ステップ②:ミドルキーワード候補を探す
ここからはツールを使っていきますが、機能面の説明は割愛して「キーワード選定をする際の使い方」だけをレクチャーしていきます。
なお、使用するツールは以下の3つで、機能が制限されても良ければすべて無料で使用できます。
ビッグキーワード(その記事のテーマ)を決めたら、無料の「関連キーワード取得ツール」を使ってミドルワードの候補を探します。
関連キーワード取得ツールでミドルワード候補を探す
めちゃくちゃ簡単です。
関連キーワード取得ツールを開いて、赤枠で囲ったボックスにキーワードを入力するだけ。
「転職」というテーマ(ビッグキーワード)で記事を書きたいと仮定して、「転職」と検索してみましょう。
検索結果がズラッと表示されます。
左上の青枠で囲った「Googleサジェスト」は検索回数が多い順番に並んでいます。
ここではオレンジ枠で囲った「全キーワードリスト(重複除去)」を全部コピーしましょう。
ステップ③:検索ボリュームをチェックする
②で抽出したキーワードが、実際にどのくらい検索されているのかを調べます。
Google広告の「キーワードプランナー」を使うと、先ほどコピーしたキーワードの検索ボリュームを一気に調べることができて便利です。
ログインしたら以下の順にクリックです。
- ツールと設定
- プランニング
- キーワードプランナー
次の画面では「検索ボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
次の画面で入力ボックスが出てくるので、先ほど「関連キーワード取得ツール」でコピーした「全キーワードリスト」を貼り付けます。
終わったら画面右下の「開始する」をクリック。
次で出てくる画面は「未来予測」のデータなので、「過去の指標」というタブをクリックします。
検索ボリュームが少ない順に並んでいるので、「月間平均検索ボリューム」をクリックして検索ボリュームが多い順に並び替えます。
これでミドルワードの候補と、検索ボリュームが可視化できました。
検索ボリュームの確認は有料プラン推奨
上記のキーワードプランナーの結果を見ていただくと、検索ボリュームが「10万〜100万」とかなり曖昧で、実際のボリュームが10万なのか99万なのかでアクセスなどは全然変わってきます。
これは有料プランを使うことで、ハッキリした数字で表示されるようになります。
無料で検索ボリュームを調べるなら「Ubersuggest」を使うのもあり
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、キーワードプランナーのように複数のキーワードの検索ボリュームを一気に調べることはできませんが、キーワードがある程度絞れてから使うなら十分ありです。
先ほどのキーワードプランナーの結果で、そこそこボリュームがありそうな「転職 面接」を調べてみましょう。
- 「転職 面接」と入力
- 「Japanese/Japan」を選択
- 「SEARCH」をクリック
次のページで検索結果が出ますが、「VIEW ALL KEYWORD IDEAS」をクリックして全部表示しましょう。
これでキーワードの候補と検索ボリュームが表示されます。
赤枠の「VOL」が検索ボリューム、青枠の「SD」は「SEO Difficulty」の頭文字で、上位表示させる際の難易度で、数字が大きくなるほど難しいことを意味しています。
ここまでで「検索ニーズのあるキーワード」と「検索ボリューム」がわかりました。
解説を見ると手順やツールが多くて難しそうに見えるかもしれませんが、慣れるとここまで5分くらいでできますよ。
Ubersuggestも課金推奨
ここまで全て無料で使えますが、検索ボリュームは上位10個くらいまでしか表示されず、それ以降はモザイクがかかります。
初心者の頃は無料で十分ですが、慣れてきたらより詳細なボリュームを調べたり、キーワード候補を整理するためにキーワード候補を全部DLする…なんてことも必要になってきます。
すべての機能を使うには、月額2,999円の課金が必要です。(ちなみに僕は課金して使っています)
ステップ④:ミドルキーワードを選ぶ
ここまで来たら、実際に記事にするキーワードを選びます。
キーワードを選ぶポイントはズバリ以下の3点です。
- 検索ボリュームがそこそこ多い
- 競合性がそこまで高くない
- 過去に経験があって詳しく書けそう
「そこそこ」とか「そこまで」とか抽象的な表現でスイマセン。
というのも、この辺は選んだキーワードによって多い少ないの基準がかなり変わってくるので、あえてぼかした表現をしています。
重要:「過去の自分」を救うべし
特に重要なのは③です。
なぜなら、経験があることなら「ユーザーの疑問や悩み(=検索意図)」が想像しやすく、過去の自分を救うつもりで記事が書けるからです。
こういう記事なら書くのは比較的簡単で、検索ユーザーの疑問や悩みを解決できる良い記事になる可能性が高いので、結果的に上位表示もされやすくなります。
補足:「競合性」とは?
Ubersuggestで言う「SD(SEO Difficulty)」のことです。
競合性が高いというのは、他のサイトもしのぎを削って上位表示を狙っているキーワードなので、このキーワードで上位表示を狙うのはかなり難しいということです。
ステップ⑤:ロングテールキーワードを探して選ぶ
手順はミドルキーワードの時と全く一緒です。
「転職 面接」まで決めたら、この2つのキーワードを並べてツール検索にかけることで、3つ目のキーワードとボリュームが出てきます。
上記で言うと、
- 「転職 面接 質問」
→ 検索ボリューム8,100|SD25
→ 月間8,100回くらい検索されていて、競合性は低い - 「転職 面接 自己紹介」
→ 検索ボリューム4,400|SD18
→ 月間4,400回くらい検索されていて、競合性は低い
この辺りを記事にすれば、上位表示とアクセスが望めそうですね。
ちなみに僕の場合は「元人事部で面接官」「転職活動5回」という経験をしているので、上記のキーワードなら他では書けないような具体的な記事が書けそうだな、となります。
ロングテール記事から書いていこう
基本的にはここまでやって、ロングテールキーワードの記事から書いていきましょう。
理由とその後の展開は『ロングテールSEOとは?意味・効果・メリットを1から解説』という記事をご覧になっていただくと全体像が掴めます。
https://mane-talk.com/long-tail-seo/
ブログのアクセスの半分はキーワードで決まる
ということで、この記事で解説した方法を実践すると、アクセスアップを狙えるキーワードがわかり、記事のネタ探しもかなり楽になります。
最後にもう一度要点をまとめますね。
- ブログのSEOキーワード選定方法5ステップ
① ビッグキーワードを決める
② ミドルキーワード候補を探す
③ 検索ボリュームをチェックする
④ ミドルワードを選ぶ
⑤ ロングテールキーワードを探して選ぶ - 記事はロングテールキーワードから書いていく
「記事書く以前にここまでやるの…?」と思ったかもしれませんね。
ぶっちゃけ僕も、慣れるまではかなり面倒くさかったです。
ですが、キーワードの重要性を理解せずに闇雲に記事を書きまくって「全然読まれない…」と凹んで挫折する人、この記事の手順を面倒臭がって挫折する人が大半です。
なので、これを身に付けるだけで大きな差を付けることができます。
結局は回数をこなせばいいだけでして、慣れればスピードも上がって苦じゃなくなるので、ぜひ今のうちから慣れておきましょう。
初心者から副業ブログを作るロードマップ
なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。
>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」
上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、「【ネタに困らない】SEOキーワード選定後のまとめ方と階層設計」に進みましょう!
https://mane-talk.com/keyword-organization/
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