不労所得の記事やnoteでも詳しく書いていますが、仕事には「掛け捨ての仕事」と「積み立ての仕事」があります。
僕はそれに気付いてから、ひたすら積み立ての仕事をやり続けて、1年中夏休みのような生活ができるようになりました。
何度も書いてきたことですが、今やるべきは「積み立ての仕事」、つまり「資産を作る仕事」です。
「資産」というとこれまでは有形無形の金融資産を指していましたが、近年はこの概念が変わってきています。
「何を積み立てることができるのか?」を意識して、いち早く取り組むべき重要なテーマです。
色々な角度から具体例を挙げて解説するので、読んでみてください。
「掛け捨ての仕事」「資産にならない仕事」とは?
具体例とその理由を挙げます。
●単純作業アルバイト
●公務員
●少し練習すれば誰でもできる仕事全般
理由は共通で、「辞めた瞬間収入は0になること」そして「今後お金を生み出す有益な知識や経験が残らないこと」です。
これは周囲を見渡してみても、割と事実です。これに加齢が加わると、次の仕事を見つけることすら困難になってきます。
公務員が今でも根強い人気ですが、転職市場ではほとんど市場価値がありません。就労環境やルールが特殊、応用の利かないスキルである場合が大半だからです。
僕が人事の頃、元公務員の方を何度も採用したことがありますが、あまりに違う環境に適応できなくてほとんどが3年以内に退職していたという事実があります。
「積み立ての仕事」「資産になる仕事」とは?
冒頭で「資産の概念が変わってきた」と書きましたが、資産の具体的な種類は以下の4つ。
●金融資産=そのものが金銭的価値を持っている
●知的資産=転職しやすい、独立できる知識やスキル
●人的資産=先々で金銭的価値を生み出す人脈やネットワーク
●デジタル資産=継続的に金銭を生み出すデジタルコンテンツ
イメージしやすいように、この3つを具体的な仕事に当てはめると以下の通り。
●資産運用=有形無形の「金融資産」
●営業マン=営業力・交渉力という「知的資産」
●デザイン=デザインスキルという「知的資産」
●オンラインサロン=会員という「人的資産」
●ブログ =サイトという「デジタル資産」
●YouTube=チャンネルという「デジタル資産」
もちろんこれだけではありませんが、どんな仕事が「掛け捨て」「積み立て」なのかはイメージできると思います。
ライティングスキルもここでいう「知的資産」に当たるので、どこかの組織に属して記事を量産しているようなライターはもったいないなぁと思います。
その知的資産をブログに投下していくことで「積み立て」に変えることができるからです。
「積み立ての仕事」は長く続けるほど人生が豊かになる
その名の通り、「積み立ての仕事」は試行錯誤しながら続けるほど豊かになっていきます。先ほどの例に書き足してみましょう。
●資産運用=運用益を再投資することで、働くことなく収入が増えていく
●営業マン=営業力が付いていき、収入が上がっていく
●デザイン=デザインスキルが付いていき、独立やフリーランスなどの選択肢が増える
●オンラインサロン=会員が増えることで収入が増えていく
●ブログ =記事が増えていくことで収入が増えていく
●YouTube=投稿動画が増えていくことで収入が増えていく
ここまで読んでお気付きかもしれませんが、「積み立ての仕事」には2種類あることがわかります。
2種類の「積み立ての仕事」
① 働くなかで徐々に収入が上がっていく
② 働くことなく収入が入る=不労所得
あえて「仕事」と書いたのは、労働を要するものと要しないものがあるからです。資産運用などは労働にあたることはしませんよね。
つまり、人生を楽にするマネーハックの最適解は、②をいかに作っていくかということに集約されますが、先に結論を言っておくと「これらを同時並行すること」が重要です。
結論①:積み立ての労働で知的資産を蓄えよう
掛け捨ての仕事は本当におすすめしません。理由はシンプルで、文字通り「人生に何も残らないから」です。
「何も」というと反論があるかもしれないのでもう少し詳しく言うと、「将来お金を生み出すような何か」が残らないという意味です。
じゃあ先ほど例に挙げたような種類の「積み立ての仕事」をすればいいのかというと、これには例外があります。それは、
●上司や会社の指示通りに動く仕事
●発展性の無いルーティンワーク
こういった内容の仕事の場合、たとえ「積み立ての仕事」とされているものであっても危険です。
なぜなら、転職や独立の際に市場価値として評価されないスキルしか身に付かないから、ですね。
大体の場合、長年続けてもほとんど給料も上がりません。
公務員や大手企業の平社員にこの傾向が強いですが、「その組織の特定の部署でしか通用しないスキル」というのは転職でさえも苦戦を強いられます。
なので重要なことは、「他の会社や環境でも通用する知的資産を蓄えられる仕事」をしよう、ということです。
結論②:「積み立ての労働」をしつつ、金融資産やデジタル資産を作ろう
2種類の「積み立ての仕事」
① 働くなかで徐々に収入が上がっていく
② 働くことなく収入が入る=不労所得
これらを同時並行でやろうという理由は、不労所得を本当にゼロから作っていこうとすると、数年単位の時間がかかるからで、その間は生活を維持するためにもどのみち働かなければなりません。
ただ、その労働も知的資産が残る「積み立ての労働」を選ぼう、という話でした。
今の仕事がこれに当てはまっていればそのまま②に取り組めばOKですが、「会社での仕事は主にルーティンワーク」という方は①から変えていくのがおすすめ。
人生設計を見越した転職はおおいにアリ
たとえば僕はこの①と②を両立するためだけに何度か転職しています。転職の目的は「積み立てになる業務内容」と「勤務外の自由時間を極力増やす」という2点。
職種は良かったんですが、業務内容が微妙だったこと、残業が多く②に使える時間が短かったという環境を変えたかったのです。
つまり僕は①から見直し、知的資産が残って徐々に収入が上がる仕事を選んで、退社後は②をやっていくという環境づくりから始めたのでした。
実際、①でやってきたことは独立した今でも大いに役立って、お金を生み出しています。
退社後にやる積み立ての仕事
自由時間を最大化できたら、退社後にこんなことをやります。
●ブログを始める
●資産運用を始める
●YouTubeを始める
●デザインやスキルを販売する
●電子書籍を販売する
など、これはあくまで一例ですが、「不労所得になるもの」を選ぶことです。
わざわざこんなことを書くのにも理由があって、「好き嫌い」や「できそうか、できなそうか」で選ぶ人が本当に多いからです。
「不労所得になる」ことが重要なのであって、好き嫌いは関係ありませんし、できそうなら結果が少し早く出て、できなそうならできるようにスキルを付けましょう、ということです。
この例の中に僕が実際にやったこともあって、今は自動的に収入が入ってきています。
具体的な始め方は以下の通りです。
●資産運用を始める方法 :ゼロから始める投資の教科書
●スキルを販売する方法 :副業のはじめ方
●電子書籍を販売する方法:有料noteの実例
繰り返しになりますが、これらの仕事は時給労働ではないので、始めたその月から収入が発生することはほとんどありません。
時間をかけて仕組みを作り、お金の流れを作っていくという作業で、どんなに早くても数ヶ月はかかります。
おまけに、最初のうちは数ヶ月経っても月収数百円とか数千円とかザラです。
「こんなこと続けてて本当に収入増えていくの・・・?」と不安になるかもしれませんが、これくらい労力と収入が見合わないのはビジネスでは普通のことです。
それどころか、最初の数ヶ月赤字が続くビジネスだってたくさんありますしね。
たとえばこのブログはそこそこ時間を費やして、1年後に月収7万円ちょっととかなので、楽して簡単に稼げるという類のものではありません。
収入が増えたら、増えた分を運用する
収入が増えたら、ついつい欲しかったものを余分に買ったり、食事にお金をかけたりしたくなりますが、そんなことをやるくらいなら再投資をした方がずっと賢いです。
というのも、ただの買い物は買って使ったらそれで終わりですが、再投資はさらなる収入増に直結します。これを繰り返していくことで確実に豊かになっていくはずです。
使いたいものにお金を使うのは、それからでも決して遅くはありませんし、何よりそうした方が使えるお金が多くなります。それも、毎月です。
不労所得が作れてくると徐々に実感が湧くと思いますが、この額が大きくなればなるほど人生はイージーモードになっていきます。
体に鞭打って、無理な要求に応えて、神経をすり減らし、睡眠時間を削って働かなくても、十分人並み以上の生活ができるようになるからです。
これらのことをガッチリやっていくと、「世の中ガッチリ努力している人は驚くほど少ない」ということにも気付いてきます。
賢く生きよう
シンプルですが、これが結論です。少ない収入で世の中のマネーゲームに踊らされるのは、決して賢い生き方とは言えないと思っています。ここで言うマネーゲームはあらゆる「浪費」を指しています。
何故なら、「お金と仕事の性質を理解して積み立て続ければ人生はイージーモードになる」というライフハックに気付ければ、誰でもすり減るような毎日から脱することができるからです。
それだけでなく、時間が経てば経つほど豊かになる、現代版の年功序列が自分で作れるのは間違いないんですから。
ちょっと長くなってしまったので、この辺にしておきますが・・・こういう話は本当に教わる機会がありません。
気付けば毎日が大きく変わるような重要事項であるにも関わらず、学校でも、会社でも教わる機会は無くて、親すらもこれに気付かず一生を送る場合が大半です。
実は経営者の多くはこのライフハックに気付いています。気付いて経営を始めたか、経営していく内に気付くものだからです。
でもこんな話をしてしまうとどんどん社員が自立して辞めていってしまうので、まずしません。僕は経営者ではないので包み隠さず話しちゃいますが。
身近に実際こういうことをやっている人がいないと、「コイツなんか怪しいな」と思うかもしれませんが、全て事実ですよ。
僕は普通のサラリーマンをやってきて、途中でこれに気付いて、積み立ててきて今があるので。
この記事の内容が理解できたら、行動を起こしてみてください。徐々にですが、イージーモードになっていくのが肌でわかりますよ。
この記事が参考になったら
\Follow me!/
Follow @GAKU_gflat